学生時代を
充実させるために
~地域でできることを探す編~


学校の施設同様、学生時代

気付いていないものとして、

自分の地元、学校の近くの

地域の施設だと思います。



学校と異なり、そういった施設は、

実は魅力あるものだったり、

価値あるものだったりします。



そういったものを活用せずに、

自分の地元が、学校の周りの地域が、

つまらないものとしている限り、

本当に魅力や価値あるものを

見出せない人になってしまいます。



学生時代は、むしろ、そういった施設や場所にこそ、

学生、子供の目から見て、魅力や価値を見出し、

活用し、地元を、地域を盛り上げてみましょう。



地域の人も、学生の素直な意見に対しては、

無下にはできないものです。



学校や地域の人々も巻き込んだ

一大イベントなどを開催するなどは、

むしろ大歓迎だったりすることもあります。



学生時代に、学校という狭い範囲での

人付き合いだけでなく、そうやって

地域の人々も巻き込んだ交流を

起こしてみるのも楽しいでしょう。



しかし、ここでも、やはり下準備が必要となります。



学校と異なり、申請などはかなり複雑で、

面倒なものだったりしますので、

これは必ず、学校の先生や親御さん、

地域の人達と相談の上で行いましょう。



学生だけで行えば、逆に地域住民の方に

迷惑をかけてしまったり、悪評判が

立つことになります。



それだけは絶対に避けないと、

“悪い意味”での、学生時代の充実、

昔悪ガキだったと自慢話する“だけ”の

学生時代の思い出となってしまいます。



そんな、思い出が学生時代を充実させる、

そんな思い出だけしかない学生時代で、

充実したといえるのかどうか、よく考えて下さい。



さて、そうして、大人達の協力を得るとなりますと、

皆さんは『お客さん』ではありません、

むしろ協力してくれる大人達が、『お客さん』です。



何が言いたいかというと、

大人達の協力=『与えてくれる』存在として、

頼るのは止めましょうということです。



学生時代は、(大人達に)『与えられる』ことが

当たり前と思い、自分たちで何かやろうという時でも、

心のどこかで、どこかの誰かが、都合の良いものを、

都合の良い時に、用意・準備してくれるものだろうと

思いがちです。



一から、ゼロからやることにおいて、

この心を持ったまま、やるのでは、

必ずどこかで『飽き』がきて、というよりも、

『誰も助けてくれない、与えてくれない』ことに

“拗ねて”、“嫌になって”、止めてしまうことに

なります。



そんなことになるくらいなら、最初から

『与えられる』ことに頼らない、

期待しないようにして下さい。



ですから、皆さんが『やろうとする』ことに関しては、

逆に皆さんが、『大人達』に与える側になるつもりで

やるようにしましょう。



忙しい大人達は、皆さんが『思いつき』で

思いついたようなことに、“振り回されたく”ありません。



ましてやそのことで、迷惑をかけられたりや

苦労するなんて、『やらない方が良い』と

思わせてしまうだけです。



そうなったら、大人達の、学校・先生の、

親御さんの、地域の人々の、『協力』は

絶対に得られません。



基本的に、自分たちできちんと考えて、

準備・用意をして、申請などの面倒な作業も

自分たちで行って、どんなことをやるのか、

きちんと説明して、さらにそれを宣伝してと、

“普段”であれば、学校の先生や親御さんや

PTAの方々がやるようなことを、

全部自分たちでやるようにして下さい。



そうでなければ、そのやることは必ず破綻してしまい、

結局『自分たち』“だけ”では何も行わなかった、

行えなかったということになります。



もしかしたら、やっている最中に

大人達のうるさい横槍が入るかもしれませんが、

そういったことも、要望・意見として

取り入れるのかどうか、その検討も、

自分たちで行い、取り入れるにしても、

取り入れないにしても、関係する全ての人達に

説明を行って、初めて自分たちで行ったといえます。



大人達の言う事を、単に鵜呑みにして、

聞き入れるだけでは、もう、“自分たち”の

『やること』では無くなってしまいます。



大人達はあくまでも『お客さん』であり、

意見や要望、ひどい場合はクレームを

言ってくるかもしれませんが、

そういったものを全て、『自分たち』で、

対応するという確固たる意志を持って、

行うようにして下さい。



当然ですが、そのためには

一体どんなことが必要でしょうか。



大人達に、様々な質問された時、

その『やること』の意味を、意図を、意義を

きちんと説明出来ますか。



『学校でできることを探す編』でも書きましたが、

学校の施設を使うのだって、『ただなんとなく』や

『おもしろそうだから』、『やってみたいから』だけでは、

『申請』は通りません。



学校の施設同様、地元や地域の施設一つ借りる、

イベント一つやるにしても、『申請』すること・ものは

たくさんあるわけですから、その一つ一つを、

自分が、自分たちが、行わなければなりません。



実は地元のお祭一つ取ってみても、

多くのことを申請し、許可・認可をもらって、

多くの人が楽しんでいるのですが、

そのことを知っていますか?



大人になって町内会などの会合に参加して、

初めて知ることかもしれませんが、

そういったことを、学生時代に知っておく、

学んでおくのもいいでしょう。



複数形で書かせて頂きましたが、

基本的にこれを思い立ち、やると決めるのは

『言いだしっぺ』の自分一人だと思って下さい。



もちろん、地域単位ということになりますと、

多くの人に協力してもらうことになると思いますが、

先ほども書いたように、その方々ですら『お客さん』です。



与えてもらうよりも、“与えられる”ように、

皆さんは、あなたは、様々なことを知って

おかなければなりません。



何をするにしても、どんな申請が必要か、

どんな施設や備品を使えるか、

自分だけでその全てを知るのが

難しいというなら、どこの誰に聞けば、

相談すれば、教えてもらえるかなど、

『自分たち』『自分』が知って

いなければなりません。



そうでなければ、『学校でできることを探す編』同様、

(自分が)何かをやるのに、やりたいことをやるのに、

環境が状況が悪い、揃っていない、何もないと

嘆くだけとなります。



学校、そして地域に目を向けてみれば、

実に多くの、魅力ある、価値ある、

施設や備品に溢れているはずです。



いやいや、うちの学校には、地域には、

“何もない”というのであれば、

その『何もない』ということに

魅力を、価値を見出して、

何かをやってみればいいでしょう。



じゃあ、何をやれというんだ!、

と言われるかもしれませんが、

冒頭の話に戻りますが、『それ』を

“与えられなければ”やらないのであれば、

『それ』は強制、あるいは、大人達が

用意・準備したものとして、大人達が

“主体”となって行われるものになります。



その瞬間、学生時代、『ソレ』をやって、

充実したと言えないと思いますがいかがでしょうか。



『学校でできることを探す編』同様ではありますが、

地域や地域の施設を使って、“何”をやるのかは、

皆さんの自由です。それを考えるところから

やるのが本当の自由です。



そして、どうせやるなら、盛大にやって、

やり切れるように、とことんやってみることを

オススメします。



具体的な勉強の続きは・・・


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