中学1年生の
勉強の仕方
~理科編~

中学生になって、興味が分れるのがこの理科だと思います。



「暗記」科目と思われがちな社会や理科でも、

特にこの理科に関しては、科目として、もしくは授業の単元によって、

大きく好き嫌いが分れるところだと思います。



ここでどうしても、“小学生”感覚が出てしまいます。



好き嫌い=興味のあるなし。



「全般編」でも書きましたが、

中学生以降、定期テスト、成績が「記録されるもの」としての認識が、

あるかないか、よくわかるのが、この理科だと思います。



この単元の話は、つまらないから、嫌いだから、

でも理科は“暗記”科目だから、授業中聞いていなくても、

テスト前にプリント・ノートを暗記すればいい。



というような、ギャンブルのような考えを持つ方が多いと思います。



中学以降の「理科」、そしてその先の高校の「物理・生物・化学」は、

好き嫌い、興味のあるなし、関係なく、テストがあり、成績がつきます。



よく生徒から、自分は「文系」だから、「理系」科目はどうでもいいと

いうようなことを聞きます。



学校の勉強が社会に出て役に立たないという方ほど、

そういうことを言っているように思われます。



これからの社会、世界において、その「理系」科目が、

最も役立つ“勉強”だと私は思います。



これからも科学技術が発展していくとなると、むしろ「文系」科目“だけ”の知識は、

社会に役立たないものとなりかねません。



小学校時代から、“理科”に対する苦手意識を持っている、

嫌い、興味がないという方は、“中学”に入る時をチャンスにして、

意識を変えてみて下さい。



また、これも大きな問題になってきますので、書かせて頂きます。



小学校から「理科」が好き、あるいは得意、興味がある方、

実はこういう傾向の強い方ほど、中学校以降の「理科」に、

嫌気をさす、興味を無くす、点数が取れないということに陥ります。



突き抜けて好きで、“素直”な方なら、それほど困らないのですが、

「理科」好き、得意、興味を持っている方に多いのが、

自己流の“理論・理屈”好きで、何でも“批判的な疑問”を持つことです。



学校で習うことの多くは、過去の多くの科学者が、それらの法則や現象を、

発見し、提唱し、そして理論立てたものです。



“それら”を“自己流”で勝手に理論立てたり、屁理屈をこねたり、

その“法則、現象”が、本当にそうなるのかと批判的な疑問を持つことを、

“理科”の勉強とかん違いしてしまうことが、最も問題になってきます。



批判的な疑問を持ったり、自分主体に実験をしたがったりということは、

大学に入ってからして下さい。

(入る前には、それが如何に難しいことか、気付けます)



それまでは、多くの先人が発見し、理論立てた“こと”を、“知識”を、

身に付けることを意識して行わなければ、学年を重ねるごとに、

「理科」が嫌いになってしまいます。



具体的な勉強の続きは・・・


【私立校・中高一貫校生 中学1年生の勉強の仕方】


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