数学・英語は積み重ね


数学と英語の教科に関しては、

学年末テストにおいて、

1年間の積み重ねが、

いままでの積み重ねが

問われることとなります。



実際には、毎学期の毎テストごとに

問われているのですが、

学年末テストの場合、テスト問題に、

1学期・2学期の範囲の問題が、

さらっと2~30点分出ることがあります。



1学期・2学期と、難なく点数を

取ってきた方は、一応おさえておく、

確認しておく程度で構わない

かもしれませんが、1学期・2学期と

点数を落としてきた方は、

この2~30点分が

大きな足かせとなりかねません。



3学期に爆発的に勉強し始めたのなら、

残りの3学期の範囲70点分の

8~9割取れるかもしれません。



しかしながら、3学期は

“ちょっと”頑張った程度の

勉強しかしていない方は、

良くて7割、6割、普通だと5割、

今までとそう変わりなければ、

4~3割となりかねません。



そうして計算すると、

三学期の範囲70点分、

良くて40~50点、

今までどおりだと、

20~30点しか

取れないという状況になります。



そこで、この1学期・2学期の範囲

30点分が関わってきます。



これが取れれば、悪くても50点、

良ければ70点~80点を取ることができ、

今までよりちょっと、または大幅に点数を

上げることができます。



3学期から頑張る方は、

3学期(の範囲)“から”

頑張ろうとする傾向がありますが、

3学期(の範囲)だけ頑張った

からといって、1学期・2学期分の

ツケを帳消しできるわけでは

ないことを肝に銘じてください。



特に数学と英語に関しては、

その傾向が強く出ますので、

気をつけてください。



3学期の授業はよくわかった、

自分なりに頑張った、

自分なりにテスト勉強したと

3学期の範囲“だけ”わかった気になって、

自分は勉強したと過信すると、

テストで痛い目に合います。



今ならまだ時間もありますので、

ざっとでも、さらっとでも構いません、

1学期・2学期の範囲も確認し、

各定期テストを見直し、再度解き直して、

理解を深める、わからないところを

無くしておくことを、オススメします。



2学期の時にも書きましたが、

今度受けるテストの範囲が、

テスト2週間前、1週間前に

ならないとわからない、

わからないからやらない、

3学期になって習った範囲“だけ”やる、

当然その範囲が少なく、かつ3学期は

やる気になって、得意になって、

わかったわかった、OK理解したと

タカをくくって、勉強時間も

少なくなりがちです。



皆さんは確かに今年変わりましたが、

しかしイコール、今までの過去のことは

全て帳消し、無かったことに、

というわけにいかないのが、

勉強です、テストです、学校です。



ツケや借金は返さなければ、

いつまでも他の方と肩を並べる

資格はありません。



3学期頑張っているという方ほど、

そのやる気を頑張りを無駄にしないためにも、

1学期・2学期の範囲も念のため確認し、

学年末テストに備えて下さい。