テスト前に、宿題・課題、その他の“作業”は終わっている?


毎テスト前に書いておりますが、

テスト前のテスト勉強において、

“宿題・課題”をやる、

“提出用のノート”を模写するなど、

本来テスト前の勉強の“前”に

終わらせておくべき“作業”は

終わっておりますでしょうか。



二学期以降も、次の学年においても、

“それら”が『テスト勉強』になって

しまっていないかという苦言を、

毎年、毎学期、毎テストごと、

小言・苦言・説教しております。



宿題・課題をやる、

提出用のノートを模写するのが、

成績が進級・進学に関わってくる

私立校・中高一貫校生にとって、

大事なことであることは

よくわかっています。



ですが、何度も書いてきておりますが、

“それら”をやることは、

『テスト勉強』ではありません。



この勘違いを無くすために、

何度も書いてきているのですが、

その“作業”によって、

テストで点数が取れている、

成績が取れている方には、

念仏となってしまっているのが

現状です。



そのやり方で、うまくいけるのは、

せいぜい中学生までです。



高校に入って、尚、その方法で

やっていくのは難しいです。



しかし、中学時代、その方法で

うまくいっていた方は、

高校になっても、“その方法”で

なんとかなるだろうと

タカをくくります。



義務教育を終えた高校で、

その方法がうまくいくことは稀です。



もちろん、地力・実力・能力・才能が

ある方は、それでうまくいく

かもしれませんが、ほとんどの方が、

そうやって過信して、徐々に

テストの点数を、成績を

落としていきます。



高校生ですと、最終的に、受験先を、進路を

ワンランク下げなければならない、

その前に進級・進学を、ほぼほぼ

諦めなければならないという

状況・状態にまでなって、

初めて気付くという悲劇に

なることがあります。



上記の方法でうまくいっている

ということに関して、

“たまたま”自分の通っている

“学校”では、習っている教科の

“先生”では、うまくいっている

ということに気付いて下さい。



いつ、そのどんでん返しがあるか、

不安に思うくらいで丁度良いです。



その考えのもとで、

今回のタイトルに書きました、

「宿題・課題、その他の“作業”は

 終わっている?」です。



いやいや、あなたが思っている以上に、

宿題・課題、普段の授業のノートも、

量が半端ないんだよ、だからテスト前でも

仕方なしにやるんだよ

と言われるかもしれません。



失礼ながら、“そんなこと、関係ありません”と、

私が言っているのではなく、学校が、

学校の先生が、各教科の先生が、

言っている、あるいは言わずとも、

態度でそう示しているはずです。



宿題・課題、ノート提出などは、

“普段の勉強”ができている、

“努力”している方に合わせて、

「設定」されています。



テスト前に、打算的に、これだけ

やっておけばいいんだろ的な

感覚の方に合わせて、

“出して”いるわけではありません。



要するに、学校の先生方は、

宿題・課題、提出用のノート作りなど、

“テスト前”までに、いえ、

“普段の勉強”において、

やってくるのが当たり前だと

思っているということです。



イコールそれは、テストは

それ以上のもの(難解)

となるということをさします。



だから、今日、テスト前の

このタイミングで、あえて聞きました。



「宿題・課題、その他の

 “作業”は終わっている?」



終わっていない方は、

今日明日と早めに終わらせて、

真の“テスト勉強”に入れるように

しておくことをオススメします。