新年明けたら、次学年を見据えた言動・態度・姿勢を示す


この時期ならでは説教話となりますが、

学生の皆さんは、この時期、ぜひ“来年”の

自分の学年を考えて下さい。



何を言っているんだ、

そんなの知っているよ。



と思われるかもしれませんが、

“来年”の自分の学年をと言っております。



1年生は、“来年”3年生になります。



?と思ったかもしれませんが、

1年生は“今年”2年生になります。



正確には、約4ヵ月後に

次学年になるということです。



学生生活は長いように見えて、

実に短いです。



去年1年生として入ってきた方は、

“来年”には、進学・受験を考える

3年生を迎えるわけです。



2年生の方は、“今年”、進学・受験を

迎えるという自覚を持って下さい。



こちらも正確に言えば、約12ヵ月後、

今年末には、「自分の進路」が

決まっている、決まるということです。



3年生は、3ヵ月後には

卒業を迎えることとなり、

社会に巣立つ方もいれば、

別学校に進学する方もいます。



特に中高一貫校の方は、進路が決まって、

のほほんとする時期ではありますが、

受験生を横目に怠惰な生活を送っていると、

あっという間に、三ヶ月という貴重な

「期間」「時間」を過ごしてしまいます。



そのため、中学から高校に上がる

中高一貫校生は、この時期を境に

劇的に今後の進路が、人生が

変わることがあります。



高校進学までゆっくり自分のペースで、

準備できる期間、時間を、

せっかく学校側が

用意してくれたにも関わらず、

中学時代の知識を復習もせず、

また高校に向けての予習も

せずにいると、あっという間に、

高校2年生になって、

困ることになります。



今、進学が決まって、

のほほんとしている方は、

“来年”高校2年生となることを

自覚して下さい。



進学校であれば、受験勉強を考える

学年となります。



また、ギリギリ進学・進級した方は

特に気をつけて下さい。



中高一貫校において、

高校進学をするということは、

義務教育課程の一定の「勉強」を、

「知識」を持ったものとして、

認定した、されたわけです。



高校に上がってから、

中学課程の勉強や知識を、

高校の先生が授業で

やってくれることはありません。



そして、高校の先生は、

各個人個人が、どこどこの

知識・勉強を知らない、

やらない・できないなんてことは

知ったことではありません。



高校では高校課程の、

その学校でのレベルに

合わせた授業を、勉強を

するだけです。



生徒はそれについてくるのが

当たり前だと思っています。



それが「義務」教育ではない

ということを指しています。



厳しいようではありますが、

そのようになっている以上、

これからの3ヶ月間で、

高校生としての言動・態度・姿勢を

身につけるようにしておくことを

オススメします。



4ヵ月後には強制的に

学年が上がることになります。



高校以降は“上がれない”という

選択肢も増えてきます。



中学・高校各学年で、

今はまだのほほんと

構えているかもしれませんが、

そろそろ、次学年を見据えた

言動・態度・姿勢を

養っておきましょう。