次学年の目標は?


季節の変わり目、節目、

そして区切りがはっきりしている時は、

目標を思い出す、計画を立てるのに

ちょうど良いと思います。



季節が変わる、学年が変わる、

その変わり目に合わせて、

“自分”も変わることができる、

ような気になれるからです。



ような気分でも構いません、

変わろうと思った、思えたのであれば、

成長・成功のチャンスだと思います。



さて、タイトル通りの次学年での目標ですが、

これは今年の目標とは異なり、学年末テスト、

そして学年での成績を渡されて、考える目標と

なりますので、今年の目標と同じにする、

ましてや今学年での目標を継続させることの

ないようにして下さい。



今年の目標と、次学年の目標とでは全く異なりますし、

今学年で達成できなかった、やりきれなかった目標を、

次学年に持ち越し持ち越しと、やってきて失敗した

ことが多いと思います。



もちろん良いことは、目標を継続して下さい、

例えば無遅刻無欠席、早寝早起き、毎日勉強を

●時間行うなど、それらは継続してきたのであれば、

継続していって下さい。



ただ少しケチをつけるとすると、

それらはできるようになったのだから、

わざわざ次学年の“目標”にする必要は

ないと思います。



せっかくですから、より自分を高める

目標を立ててみて下さい。



今学年の目標を達成できなかった、

継続できなかった方は、改めて、

目標の再設定です。



できなかった、やれなかったことを

悔やんでも仕方ありませんので、

なぜできなかったか? やれなかったか?

その原因は? よく考えて、その上で、

じゃあその原因を取り除くことから始めて、

どこまでのことを達成するのか現実的に

考えてみて下さい。



少し、厳しいことを言いますが、

今学年で全教科赤点ギリギリだった方が、

次の学年で全教科満点を目指す、

ということはあまりにも現実的ではありません。



まずは全体的に各教科+10点、

好きな教科、得意な教科、

これならもう少し高めに設定しても

いいかなと思える教科は+30点を目指そう。



こういった現実的な目標を決めて、

その上で、じゃあ、そのために

どういう行動をするかまで

決めることが目標を立てるということとなります。



目標はお願い事ではありません、

達成するために何をどうするか、

そこまで決めて行動することが

“目標を立てる”となります。



途中途中の節目

(中間・期末テストごと、

 学期ごと)で、修正をしても

構いませんが、修正しなければ

“ならない”状況に追い込まれる

ことのないように、して下さい。



進学するために、進級するために、

次のテストで●●点以上取らないと・・・、

なんていう状況にならないように

目標を立てて下さい。



進学要綱、進級要綱をきちんと確認し、

自分が次の学年でどう過ごすべきか、

よく考えて、目標を立てるようにして下さい。