他校の友達とのテスト日程のズレ


ここ最近出てきた問題の一つとして、

よく取り上げておりますが、今では携帯、

スマホ一つで簡単に連絡が取れるため、

私立校、中高一貫校と、公立校とで

小学校・中学校卒業で分かれた友達と、

気軽に会えるようになったと思います。



そうなると、当然ですが、自分の都合、

相手の都合、お構いなしに、遊びのお誘いが

かかってくる、あるいはかけることが

あると思います。



特に勉強がはかどらず、ちょっと気分転換、

リフレッシュしたいと思った時、

同じ学校の友達を誘うのは、

気が引ける、相手の親御さんが

良い顔しないとなると、

『テスト日程が異なる、他校の友達』に、

白羽の矢が立つと思います。



テスト日程が異なるわけですから、

相手は気軽に、自分も気分転換、

リフレッシュ、あるいは『相談』

『勉強を教えてもらう』という名目で、

遊びに出かける。



そういったことをする方が、

増えてきているように

思えますがいかがでしょうか。



昔は幸か不幸か、他校に分かれた

友達と会うのには、連絡する手段が

なかなかありませんでした。



しかし今はそれが簡単にできます。



「できる」のであれば、

「やらない方が、使わない方が損だ」と

考えるのは、人間の性だと思いますが、

その考えで、自分にとって都合の良い

やり方をしている限り、世間は社会は、

なかなか認めてくれません。



わかりやすい例が、携帯・スマホですが、

昨今の携帯・スマホは、電話をかける以上のこと、

メール「できる」、アプリを使って、

ゲームも「できる」、写真や動画を

とることも「できる」のですから、

これらの機能を、

「やらない、使わない方が損、

 もったいない」とそれらをやる、

使うことにのめりこんでいく。



結果、それに費やす「時間」を

損することになるのですが、

“そんなこと”、お構いなしに、

それこそ、本当に“時間”を

忘れてしまうことが

多くなっていませんか。



“そのこと”と勉強そのものに、

直接的な因果関係はないかもしれませんが、

少なくとも、“物理的な”時間が

減っているのは事実であり、

そのために、「忙しくなって」、

勉強する“時間”がない

なんてことになっていませんか。



冒頭の他校の友達と遊ぶことも同じように、

他校の友達と遊ぶ、ただこの行為そのものが、

勉強に、学校のテストに、成績に

直接関係するものではありません。



ですから、皆さんの理屈においては、

他校の友達と遊ぶこと自体は、

勉強に関係ないことじゃん、

なんでうるさく言ってくるんだと

思うかもしれません。



しかし、その“時間”は

大いに関係してくることに

早く気付いて下さい。



今は、学校の勉強・テスト・成績“ごとき”の

ことで済みますが、将来・未来になってくると、

夢や趣味、進級・進学の進路や就職などに

関わってくることになります。



この二学期中間テストで言えば、

テスト勉強の“時間”が減ります。



減ってきて、追い込まれてくると、

「まぁいいや、まだ“次”

 “期末テスト”があるし」と

なってくる。



その積み重ねが、今の状況・状態を

作ってきたにも関わらず、

同じ状況・状態を作り出すことを

“また”やってしまう。



“また”“次”と書くと永遠に続くと

勘違いされてしまうのかもしれませんが、

中学時代は3年間、高校時代は普通に

過ごせば3年間、定期テストは

15~18回、中高合わせて、

30~36回で「終了」です、

「次」はありません。



それで、大学に行くか行かないか、

いえ、行けるか、行けないか、

就職するのか、浪人するのか、

短大・専門学校に行くのか、と、

選択を迫られることになります。



先々のことをうるさく説教しておりますが、

そういった、大きな流れの中の、たった一度の、

一回の、今学年二学期中間テストなのだと

意識しないと、自分が選択できる

数あるチャンス・選択肢の中の、

“たかだか”一回のテスト“程度”に

感じるのではないでしょうか。



“壮大”な話のように感じるかもしれませんが、

皆さんの“壮大”な人生の、一つとして、

この二学期中間テストがあることに

気付いてみて下さい。



他校の友達も“巻き込んで”、

自分勝手な“思い込み”で、

この二学期中間テストを、

適当に、なんとか、やり過ごそうと

考えることのないように、気をつける、

気付くことを、オススメします。