無自覚であることを自覚する


4月1日をもって、学生の皆さんは、

“もう”新学年になっておりますが、

自覚しておりますでしょうか?



いやいや、そんなの学校が勝手に付けた称号で、

自分的には、中学生、高校生、2年生、3年生に

なったつもりも、気分にもならないよ、

もう少し経ったら、そう思えるよ。



と思われるかもしれません。



ですが、残念なお知らせとなりますが、

皆さんの事情や都合は関係なしに、

中学生として、高校生として、

2年生として、3年生として、

扱わせて頂きます。



というのが、学校の、先生のスタンスです。



これは社会に出てもです。



あなたの気持ちも気分も関係ありません。



4月から始まった“これから”は

新学年になることが、なったことが

“わかっているよね”“わかっていたよね”の

連続となります。



当塾では、もう3月から、そういった話が、

授業の合間合間に出てきます。



来月、来週には新学年になるけど・・・

もう1年生、2年生は終わるけど、

戻れないけど・・・来年度も同じでいいの?



私も含め、講師の方も、この時期に頻繁にいうのには、

意識付けのためです。



散々、こう書いてきて、以下のように書くのは、

言ってることが違うじゃないかと言われるかもしれませんが、

実際のところ、皆さんの言うとおり、新学年になろうが、

あまり変わりばえしません。



4月1日をもって、その日を境に、

身体的に成長するわけでも、

知能が上がるわけでも、

何かできるようになるわけでも、

逆に何かできないようになるわけでも、

LV(レベル)が上がるわけでも、

ありません。



一年365日のうちの1日が

過ぎただけに過ぎません。



この事実が、現実がもとになって、皆さんのいう、

「新学年になっても(自分は)何も変わらない」だと、

思います。



ですが、これではダメなんです。



変わらなければ、ダメなんです。



その理由に関しても、散々書いてきました。



勝手ながら、学校は、先生は、周りの大人達は、

皆さんのことを「新学年に変わった」

皆さんとして見ています。



変わったと見ているわけです。



今後もそうですが、一番わかりやすいのが、

「●●才にもなって・・・」と小言を言われる、

小言なら良いですが、怒声や罵声で

「小学生・中学生じゃないんだぞ!」と

言われることとなります。



嫌でも、面倒でも、あなたがそう思おうが、

思わなかろうが、4月1日をもって

新学年になっております。



強制的に新学年になるということは、

周囲から「変われ」と言われている

ことでもあります。



残念ながら、学生である限りは、

これが事実であり現実ですので、

新学年の自覚を持って、

ぜひ自分を変えていって下さい。