テストにつながる情報を収集する


期末テスト1ヶ月前を切ったら、

テスト範囲はもちろんのこと、

テスト前に出される宿題や課題、

教科書の大事な部分、期末テストで

何点ぐらい取らなければならないかなど、

期末テスト、成績につながる情報を

とにかく集めましょう。



基本的に先生は特定の生徒だけに

教えてくれることはありません。



ですが、“だから”、“イコール”

「聞く意味がない」、

「聞いても仕方ない」

「聞かない」となるのは早計です。



“基本的”に教えてくれないのであって、

部活の顧問の先生で可愛がってもらっている、

授業をよく聞いていて、よく質問などをしている、

委員会などでお世話になったなど、何気なく聞いて、

何気なく答えてくれる・教えてくれる状況は

いくらでもあります。



こういったことはズルイ、

卑怯と思うかもしれませんが、

チャンスは誰にでもあるわけですし、

やろうと思えば、誰でもできることでは

ありますので、できるのであれば、

やれるのであれば、やって損はありません。



そういったこと・つながりがない方は、

こういう時こそ、普段の友達との交流を

利用してください。



こういうことをするのは友情に反する

という考えを持つ方もいるかもしれませんが、

こういうことこそが、普段皆さんが言う

「助け合い」なのではないでしょうか?



友達が「頑張れ」といったら、

テストの点数が上がり、成績が上がり、

一緒に進級・進学できるのであれば、

非常に簡単なことですが、ほとんどの場合が、

“頑張れと言われただけ”では、上がりません。



何の教科の先生が

「どこどこが大事だと言っていた」、

「ノートはきちんと覚えとけと言っていた」、

「参考書をやっておけと言っていた」

といった具体的な情報のほうが、

上がることでしょう。



もちろん、こういった、友達からの

裏情報だけでなく、授業中の先生の

発言に耳を傾けるのが前提になりますが、

情報を収集する際には、できるだけ

そういった噂レベルの情報を集めて、

その真偽を確認できるようにしておくことを

オススメします。



ただし、一つだけ忠告しておきますが、

“情報”を集めること“だけ”に集中しすぎて、

肝心の勉強が進まないということだけには

注意して下さい。



毎年、間違った情報を妄信して、

「テスト前日にこれだけ

 やっておけば大丈夫」なんて、

言う方がおりますので、断言しておきますが、

定期テストにおいて“これだけ”をやって

うまくいくことはありません。



1点でも多く点数を取ろうとして、

初めて赤点回避、そして徐々に

60~70点、80~90点と

取れていくものです。



テスト2週間前ぐらいになったら、

情報収集するのをやめて、

情報をもとにして“勉強”を進めて下さい。