期末テストで何点挽回する?


中間テストを終えたら、

改めて考えて下さい。



“中間テストの点数を踏まえて、

期末テストで何点挽回しますか?”



中間テストで思い描いた

理想の点数を取れた方には

愚問かもしれませんが、

ほとんどの方が中間テストで

思い描いていた点数とは

ほど遠かったと思います。



一学期中間テストは生徒にとっても、

先生にとっても“お試し”のテストです。



生徒にとっても、先生にとっても、

思ってもみなかった結果、点数、平均点です。



それを踏まえての期末テストとなりますので、

生徒側からにすれば、“期末はがんばらなきゃ”

“中間で要領を得た”“まぁ期末も同じか”という

思惑があると思いますが、当然、

学校・先生側からの思惑もあります。



学校・先生側からすれば、

一学期中間テストで

格段と平均点を下げれば、

テスト・授業内容に問題はなかったか、

今学年の生徒に合ったテストであったか

どうかなど考えるものです、



そういった思惑がある中での

“期末テスト”となりますので、

生徒側からすれば、挽回チャンスの

あるテストとなりやすくなります。



挽回チャンスがあるのですから、

ここで挽回しておかなければ、

二学期・学年末と借金生活の

始まりとなります。



特に中高一貫校生の方々は、

経験上“どうせ上に上がれる、

進級できる”とタカをくくる、

安心しきっている方が多いですが、

その気持ちのままで“進級”し、

“進学”できない方が

増えてきています。



作ってしまった借金は、

必ずその学期で挽回するよう

心掛けないと、最終的に

痛い目に合うことを

予言しておきます。



そこで、この“期末テストで

何点挽回する”かを

考えることが活きてきます。



10~30点代の方は、

少なくとも80点以上を

目指すように頑張らなければ、

今学期の成績を落とします。



中学生であれば、

成績を落とすことに

別に恐怖を感じない

かもしれませんが、

高校生にもなると、

成績を落とす=進級できない、

落第するという恐怖が

つきまとうことになるわけですから、

本気で考えて頑張ってみて下さい。



中学生で、“義務教育だから”

落第する・進級できないことはないと、

タカをくくっている方も、

“進級できても、進学できない”

という現実が1年後、2年後に

待っていることを、よく考えて下さい。



私立中学においても、

義務教育だから進級できても、

高校進学は許されないことが、

多々あります。



また、仮にギリギリで

進学できることがあっても、

その考えのままでは、高校からは

進級できないことが多々あります。



中高一貫校生ならではありますが、

こういった定期テストの1回1回が、

恐怖の対象・根源となることを

忘れないで下さい。



遠まわしの説教に

感じるかもしれませんが、

“中間テストで落とした分”を

“期末テストで挽回する”、

この感覚を持てないと、

中高一貫校ではうまく

やっていけません。



受験生のように受験一発勝負と

同じような緊張感を持って、

期末テストで何点挽回すべきかを

よく考えるようにしてください。