気分で勉強をやる・やらないの代償を知っておく


少しきついことを書きますが、

そうならないことを祈って、

あえて強い口調で言わして

もらいたいと思います。



勉強しない・したくないという

学生の方で、口癖のように、

「今日は気分がのらないから

 勉強したくない」と、

言い訳めいたことをいいますが、

これを続けていれば、

必ず因果応報がやってきます。



その時になってから、文句を言う方、

後悔する方がおりますが、

その姿を周りの皆に見られた時、

これほど恥ずかしい姿はないと思います。



大多数の方が、その姿を見て、

自分はああはなりたくないと、

哀れみの目で見ています。



なってしまってから取り戻すことは、

大人でも難しいことです。



おそらく、そうなることを

想像できないのでしょうが、

今を楽しんで、気分で生きていると、

未来、その先に楽しむことが

できないことが確実に近づいてきます。



脅しのような説教と

思われるかもしれませんが、

塾40年間の営業の中で

多くの方を見てきました。



失礼ながら、特に一貫校生は

ひどい醜態を見せる方がおります。



学校の先生に啖呵をきって、

タカをくくって、自由な振る舞いをして、

いざ、進学・進級できないとなった時に、

怒り狂って文句を言いにいきます。



その時に、学校の先生は黙って、

成績表と授業態度の評価を見せます。



そこに、進学・進級できない

理由・証拠があるからです。



そこで、それでも笑っていられる

くらいの大物なら、たとえ学校を

辞めることになっても、

大丈夫だと思いますが、

ほとんどの方がそれを見て、

うつむきかげんで、後悔の念に

かられている顔をします。



まるでその場を見てきたように

書いておりますが、学校の面談後に、

塾に来て報告を受けたことが

何度もありますので、その際の

意気消沈した生徒を見ておりますので、

おそらく同じ状況だったと思います。



学校を辞める・変えると、

もう一つ、失うものがあります。



それは友人です。



特に一緒になってバカをやって

楽しんでいた友人ほど、

ねたましくなって、

やがて離れることになります。



どんなに親しい友人でも

必ず憐れの目を感じるようになります。



これはたとえ、友達が

そう思っていなくとも、

自分自身がそう思い込むように

なってしまいます。



一緒になってバカをやって

楽しんでいた友人は、

それでもしっかり

進学・進級できるだけの

成績をとって、ちゃっかり、

進学・進級するものです。



私が見てきた中では、それを笑って

許せる方をおりませんでした。



大抵の方が、なんであいつは・・・

という言葉を言います。



人間ですので、気分の良い日もあれば、

悪い日もあるかと思いますが、気分の良い日が

テスト直前の日になっては、手遅れです。



気分の悪い日でもできる勉強は

あるはずです。



面倒だな、何もかも嫌だなと思う日でも、

手は、口は動かせるはずです。



できる問題だけでも、

漢字・単語・ノートまとめだけでも、

どんな時でもやることをオススメします。