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記録された成績で進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校では、
良い意味でも、悪い意味でも、
この二学期中間テストで、
進級・進学が決定することが
あります。
残り二回、ないしは三回のテストにおいて、
極端に言えば、全教科０点でも、
今学年の成績は全て合格して、
進級・進学できるだけの
『貯金』を残した人と、
その逆に、もう残りのテスト
全て満点でも、不合格が
決定してしまい、進級・進学
できないことが決まる人もいます。
圧倒的大多数で、
そのどちらでもない
というのが、今までの
私立校・中高一貫校生の
傾向ではありましたが、
昨今は、そういった方々も、
半数を切ってきているように
思えます。
教育、学習格差が拡がっているのか
わかりませんが、今は典型的な
『平均的』な方が少なくなって
きています。
また、点数や成績が乱高下する方も
減ってきました。
悪い方はそのまま悪くなっていく、
良くなった方はそのまま良くなっていくか、
それを維持し続けることが多いです。
皮肉な安定感があるようですが、
昔から共通するのは、
私立校・中高一貫校においては、
生徒の『自主性』を重要視する、
と言えば聞こえがいいですが、
『勉強ができない・やれない・わからない』と
嘆くだけで、『やらない』方に対しては、
冷たい対応となります。
普段の授業、学校生活においては、
『特別扱い』はしない分、
出来なかった、やれなかった、
結果を出せなかったことに関しては、
『特別扱い』で、学校から出ていって
もらうことになっています。
それが私立校・中高一貫校における、
進級・進学要綱の『縛り』となります。
１点２点、それこそ
０．１点０．２点でも、
『足りなければ』、
さようならということになります。
事務的かもしれませんが、
先生は必ず何度か忠告、
あるいは通告しているはずです。
それは昨今のパワハラ、
アカハラ問題から、
“強く”『警告』できなかったから
かもしれませんので、
きちんと真意をつかまないと、
ある日突然呼び出され・・・
ということもありますので、
気をつけて下さい。
いずれにしても、この時期、必ず、
良い意味でも悪い意味でも、
進級・進学が決まる方が出てきます。
その方々をよく見て、
自分がどちら側になっていたいか、
よく考えて、残り二回の機会を
うまく活かすようにして下さい。
無限にあった可能性も、
残り機会が二回となった今、
厳しい現実をきちんと見つめないと、
ギリギリになっての悲劇となります。
二学期も佳境の忙しさを迎える
と思いますが、危機感を持って
過ごすことをオススメします。
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