平常点の取り方
~理科・社会編~


各学校、各学年、各クラスにおいて、

理科・社会の平常点、特に授業中の

言動・態度・姿勢は最悪だと思われます。



昨今、国語の次に授業崩壊している

可能性が高いのが、この理科・社会科目でしょう。



そもそも授業の意味すら疑っている方も

いるかもしれません。



なぜなら、『暗記』の教科だから。



テスト前に『暗記』すればいいんでしょう、

それで点数を取ればいいんでしょう。



そういう意識を持っている方にとって、

この理科・社会は、『暗記ゲーム』であり、

テストは、『暗記』能力を測るためのもの

ぐらいに考えているように思えます。



理系・文系のその道に進まない方にとっては、

その意識でいることを止めることはできないでしょう。



数学同様、大人になったら、社会に出たら、

『役に立たない』と思っているから。



なんとも寂しい、悲しいことではありますが、

『そう思う』『思い込んでいる』方に、

無理やり好きになりましょう、

やったほうがいいですよと『強制』することは、

今ではパワハラ、虐待となるようですから、

学校の先生も『お願い』や『忠告』までで、

留めることなのでしょう。



そうして、授業崩壊が助長されていくことに

なっていると思います。



また、今は、理科・社会科目の授業で、

『先生が板書しない』ことが増えてきました。



その分、テスト前『暗記』がしやすいように、

教科書の重要なことがまとめられた、

大量の『プリント』が配布されることが

多くなってきているように思えます。



学校、先生、生徒、それぞれにとって、

実に『効率化』されているように思えますが、

この傾向が進む限り、授業崩壊は

進んでいくことでしょう。



そうなると、授業中の平常点は、

ごくごく一部の人にのみ与えられるものとなり、

ほとんど、テストの点数のみで、それも

相対評価のような形で、成績をつけられる

ようになっていると思います。



皆さんが通っている私立校・中高一貫校で、

理科・社会科目で、この傾向がある場合、

授業態度うんぬんなどの話は

念仏になってしまうかもしれませんが、

その言動・態度・姿勢で、自分の人生、進路を

大きく狭めてしまっていることに

気付くことをオススメします。



理科・社会科目で、上記のような授業崩壊の中、

他の人と同じような言動・態度・姿勢を取れば、

まず、理系・文系のその道に進むことが

出来なくなります。



さらにその先、いわゆる専門職のような職種、

お医者さんや弁護士さん、技術者や研究者といった

道への進路も難しいでしょう。



学生の皆さんには無限の可能性がありますが、

その可能性の『土台』となる中高時代に、

専門知識となりうる理科・社会科目の知識が

ごっそり抜けている状態では、可能性を

自らドブに捨てたことを意味します。



とここまでのことを意識しなければ、

まず授業崩壊した理科・社会科目での授業を、

平常点を取るということは難しいでしょう。



仮にこの意識をあなた一人が持ったとしても、

果たして、そんなあなたを、友達が放って

おいてくれるかどうか、それも怪しいです。



そういう意味では、全般編には書きませんでしたが、

この授業崩壊の対策として、教室でも前の方に座る、

できれば教壇の前に座るくらいでないと、

理科・社会での授業は受けられないかもしれません。



変った前提条件とはなりますが、

この理科・社会科目では、

『授業崩壊していない』あるいは、

『授業崩壊していても教室の前列に

 座っているので授業を聞ける』ことが、

平常点を取る大前提となります。



そうでなければ、まず平常点は取れないでしょう。



一部の提出物で、『最低点』は取ることは

できるかもしれませんが、最高点、それも

成績上位を取るために点数をとなると、

前提条件をクリアしなければ、難しいでしょう。



最も、そんな状態・状況だからこそ、

きちんと『テスト』で実力を示せば、

“相対評価”で、成績上位を取れる

ことになるかもしれませんが。



しかしながら、そればかりは

どうなるか分かりませんので、

仮に2回の定期テストで両方満点を取っても、

『平常点』分がマイナスなので、成績は

上位にできませんという先生もいるかもしれません。



そうなった時は、授業崩壊している中、

友達と一緒になって、騒いでいたのでは、

何も言えなくなりますので、気をつけて下さい。



さて、すでに前提条件がおかしな話ではありますが、

これは今や私立校・中高一貫校でも、いえ、

この理科・社会科目に関してはむしろ、

私立校・中高一貫校のほうが、

授業崩壊しているかもしれません。



何も言えない、何も言わない分、そして、

絶対評価、実力主義的な面で、テストで

点数さえクリアすればと思われている分、

もう特に学校の先生も、相手にしない

ということになってきているように思えます。



もっとも、逆に言えば、この理科・社会科目に関して、

『テスト』で点数が取れない場合、授業にもならない、

平常点も取れないとなると、進級・進学時に

もっとも足を引っ張ることになるかもしれません。

そのことだけは覚悟しておいて下さい。



そんな理科・社会科目の平常点の

取りかたではありますが、

『授業崩壊していない』あるいは、

『授業崩壊していても教室の前列に

 座っているので授業を聞ける』大前提があって、

かつ、全般編の授業中寝ないなどの

『当たり前』のことをやることを

前提とさせて頂きます。



もっとも、その大前提と前提をクリアすれば、

今は平常点で最高点をもらえるかもしれませんが。



具体的な勉強の続きは・・・


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