忙しさの問題点


忙しいの最大の問題点は、

忙しくて肉体的に疲れるとか、

忙しくて精神的に大変で追い込まれて

「うつ」病になるとか、

具体的な問題もそうですが、

一番はいろいろなことを

忘れていくことだと思います。



忙しくてゆっくりも寝ることもできない

テレビさえも見れない。



新聞や本をゆっくりと

余裕をもって読むことさえできない。



家族や友人とゆっくり話すこともできなければ、

食事やお風呂などでも落ち着かない。



気づけば一日、一週間、一ヶ月、一年、

過ぎてしまっている。



これでは多くのことを流れ作業的に行うため、

多くのことを覚えては忘れ、忘れては覚えの連続で、

計画も立てられない。



ここで皆さんに考えていただきたいことがあります。



昨日の朝、昼、夜、何を食べましたか?

昨日トイレに何回行きましたか?

昨日お風呂には何時に入りましたか?



昨日のことだから覚えているでしょうが、

もし昨日の日常的なことを覚えてなければ、

またはよく考えないと思い出せない

というのであれば、危険だと思います。



同じように、一週間前のことを覚えていますか?

一ヶ月前のことは? 一年前のことは?



意外なことほど人は忘れてしまうものです。



ゆっくりと考え、日常生活を観察・点検して、

日記をつけると、自分がやってきたことや、

できることが見えてくると思います。