部活で変わる生活


中学入学、高校入学をした方は、

部活動をどうするか考えている

ところだと思います。



勉強だけが学校生活ではありませんので、

青春を謳歌する意味でも部活動に入ることは

オススメします。



ですが一つだけ忠告しておきます。



部活動を行うことは、文科系、体育会系問わず、

今の生活が良い意味でも、悪い意味でも一変します。



良い面でいえば、規則正しい生活になったり、

新しい知識を得たり、幅広い友人関係ができたり、

楽しいことうれしいことの経験など

学校生活を彩る素晴らしいことができます。



悪い面では、上記の“良い面”のみを大事にして、

本業である勉強をおろそかにすることです。



もちろん中には、一芸に秀でて、

それが進学に有利になって、

進学できることもあります。



ですが、最初からそれのみ、

それを狙っての部活動では、

先が思いやられます。



二兎追うものは一兎も得ずと言いますが、

部活動に関しては、勉強も追う、つまり

二兎追う形で頑張って下さい。



そのために、どうしても

切り捨てなければならない

ことがあるはずです。



物理的な時間の制限がある中で、

部活動も勉強も遊びも趣味も

何もかもやろうと欲張ると、

どうしてもどれかにひずみが

出てしまいます。



中には、睡眠時間を削ってという方法を

取る方もいますが、それは身体に

影響が出てきます。



それでも欲張りたいという方は、

やはり学校生活においての効率化が

必要になってきます。



家での勉強が困難になってきたのであれば、

学校にいる間の、ちょっとした時間、

休み時間、授業中の先生の雑談時間、

テスト前の部活動休止の期間など

これらの時間を駆使して効率よく勉強し、

テストで点数を取る必要があります。



難しく書いていますが、そこまでしなくとも、

授業中きちんと先生の授業を聞き、ノートを取り、

わからないことがあれば聞いて、その日習ったことを

その授業中に、その日の内に、身につけてしまえば、

なんら問題ありません。



部活動で忙しくなるとこれをサボリがちになる

(授業中が寝る時間になる)ので、

書かせて頂きました。



勉強も部活も両立することは必ずできます。



両立できないのは、“できない”のではなく、

“しない”“やらない”“やりたくない”の言い訳で、

行動しないからです。



部活動が始まると、生活が変わりますが、

その変化に対応できるように、

きちんと自分で考えて下さい。



この変化は、各学校、各教科、各先生、

各生徒、個々人で千差万別ですので、

“これでバッチリ、部活も勉強も

両立可能!”などという勉強法は

ありません。



必ず自分に合った勉強法を自分で考えて、

自分で行うようにして下さい。