中高一貫校生の
受験勉強
~全般編~


初めに。



これから書く内容は中高一貫校に

『入る』ための受験勉強ではなく、

中高一貫校に『通っている』方がする

受験勉強についてであることを

お断りしておきます。



有名中高一貫校に『入る』ための受験勉強は、

多くの参考書・名著がありますので、

それらを参考にされることをオススメします。



中高一貫校生の受験勉強~全般編~の冒頭として、

まずは、中高一貫校という学校、そして

精神的なことを書かせて頂きます。



中高一貫校は、中学・高校6年間を通して、

学び成長していくところとなります。



当たり前のことを言っているように

感じるかもしれませんが、

この『中学・高校6年間を通して』

という意識、精神が、学校と生徒の間で、

若干のズレを生じていると、少し悲劇を生むので

改めて書かせて頂きました。



あくまでも一教育関係者の勝手な意見ではありますが、

基本的に、大学まで付属の学校、受験進学の学校、

どの中高一貫校も、授業内容、カリキュラム、

そして学校の校風ともに、素晴らしいものと

なっていると思います。



中学・高校6年間という『時間』を、

生徒の成長に合わせて、じっくりゆっくり、

丁寧に、質・量ともに多い勉強ができるように

なっています。



少し失礼なことを書かせて頂くと、

中高一貫校で最低限学んだ方は、

仮に一般の学校に行くことになっても、

学校の勉強で「困る」ことはありません。



その理由は基礎知識、そして勉強の仕方を、

姿勢を、総じて『教養』を、中高一貫校で、

叩き込まれているからです。



中高一貫校生は、そういった“教育”を

受けていると意識して下さい。



このこと、この事実が、中高一貫校生の

受験勉強に大きく関わってきます。



先ほども書いたように、「中高一貫校」の

“授業内容、カリキュラム”は、

素晴らしいものです。



その授業内容、カリキュラムを

『中学・高校6年間を通して』、

きちんと、確実に、やっていれば、

「受験」の際に、多くの選択肢、

つまり、国公立、有名私立大学の、

どこの大学を、学部を受験するという

『選択肢』を“選択”することができます。



一見すると、『選択』すること自体は、

誰でもできるように思えますが、

“選択肢”に関しては、「誰でも」と

いうわけにはいかないことを、知って下さい。



“選択肢”が取れる取れないの『選択』で、

一番わかりやすいのが、「推薦受験」だと思います。



これは一定の学力、つまり成績を

「取っている」方に“しか”、

取れない“選択肢”となります。



成績を取っていない方は、その“選択肢”を

『選択できない』ということになります。



そうしてみれば、国公立、有名私立大学を

『選択』するという「選択肢」が、

“本当に”自分にあるのかどうか、

考えればわかると思います



嫌味な言い方をさせて頂きますが、

『受ける』のは自由ですが、

『受かる』のは、平等に公平に

審査された上で、上位の方から、

順番に「受かっていく」ことになります。



国公立、有名私立大学の場合、

定員の順番に当てはまっていても、

一定の基準を満たしていない方は、

受かりません。



当然、定員数が満たない“から”といって、

大学が、一定の基準を満たしていない方の

『入学を許す』ということもありえません。



まずはこの事実を知って下さい。



なぜ、こんな「当たり前」、おそらく

知っている・わかっているであろうことを、

わざわざ書いたのかというと、

中高一貫校生の場合、『与えられる』こと、

『用意されている』ことに、

意識が麻痺していることが多いからです。



中高一貫ということで、高校受験がない

ということで、『進学』できるのが当たり前、

その『進学』という道が与えられる、

用意されているのが当たり前、

そして、最終的に大学、将来、未来への

多くの「選択肢」があるのが、与えられるのが、

用意されているのが、挑戦できるのが、

当たり前だと勘違いされてしまう。



具体的な勉強の続きは・・・


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