8番出口
8番出口
8番出口
困ったなこういうの。ゲームの実写なんでしょ?でも私ゲームって一度もやったことないのよ。感想書きにくいけど、まあよく考えられているとは思う。ユニークな設定で、展開が予測つかない。男(二宮和也氏)は満員の地下鉄に乗っている。泣いている赤ん坊、どなりつける男客。まわりの者は知らん顔。駅に着いて下りて女からの電話受ける。男はハケンの仕事。うだつが上がらないタイプ。別れてから妊娠が判明してどうするか迷って電話をかけてきた女。どうすればいいのかわからないのは男も一緒。そのうち彼は気づく。いつまでたっても出口に着かない。悪夢の始まりだ。メビウスの輪だ。産道かもしれない。産むのか産まないのか迷っているうちは男は出口にたどり着けない。一番最後、出口の表示は上になっているのに、男は下に下りる。もっと下に下りてそれでやっと通常の世界へ戻れる。電車内では先ほどと同じく泣く赤ん坊と母親にどなりつける男客。男のアップがうつるところは「PERFECT DAYS」のラストを連想させる。さて、迷い込んでいるのは男だけじゃないようで、カバンを持ったおじさんが出てくる。何度もすれ違う。小さな男の子が出てきて、父親かなと思ったが違うようだ。ネットで調べるとおじさんのパートは男が迷い込むより前の出来事なのだそうな。でも説明があるわけでもないので、見ている時は???だった。このおじさんは子供に会える日なのに・・とか言ってあせっている。8番出口を見つけると少年が止めるのも聞かず上へ。その後どうなったのか不明だが、結局出ることはできず永遠にとらわれの身に・・ってことなのか。おじさんは女子高生にも出会うが、彼女も永遠にとらわれの身のクチか。と言うか女子高生には見えないんだけど。スカートを短くすればいいってもんでもないと思うが。少年はずっとしゃべらないけど、途中からしゃべるようになる。たぶん彼は男(二宮氏の方)の未来の子供なんだろうと予想つく。同じようなことが何度もくり返されるが、別に飽きることもなく見ていられる。地下鉄の駅の通路というのがシンプルでいい。停電になってバケモノが出てきたり、「シャイニング」みたいに水がドバーッと押し寄せてきたりするのは、変化をつけるためだろう。成功しているかどうかはビミョーだが。それにしても二宮クン、よく歩いたね。おじさん役河内大和氏は「黒牢城」に出ていたな。少年役浅沼成君もよかった。女子高生役が花瀬琴音さん。女役小松菜奈さんは菅田将暉氏の奧さんらしい。エンドクレジットはなかなかしゃれている。「ボレロ」が使われていたけど、そう言えばあれってくり返しだよね。永遠に続くのかってくらいくり返されてピタッと終わる。