黒蜥蜴(2024)
こちらは船越英一郎氏が明智役、緑川夫人こと黒蜥蜴が黒木瞳さん。海辺の高級ホテルで商談中の宝石商岩瀬。彼のところには黒蜥蜴から脅迫状が送られてきているので、明智や警察もいる。最初から黒蜥蜴が黒木瞳さんだというのはばらされているので、そっちの方の楽しみはない。時代がいつなのかは不明だが、ケータイが出てこないから現代じゃないのは確か。車の好きな人は黒蜥蜴達の乗用車見ればいつ頃のものとわかるのかな。早苗のニセモノは出てこない。黒蜥蜴が早苗に変装する。雨宮の役割も中途半端だ。映画では三島由紀夫氏がやっていた肉体美を保ったまま剥製にされた男性は出てくるが、原作に出てくるとらわれの美青年は省略されてる。映画ではどやどやと手下がいっぱいいたが、こちらでは数人。強調されるのは、黒蜥蜴が抱える暗い闇。明智が惹かれるのもその部分。彼の生きがいは人間の闇を暴くこと。なぜかと言えば彼自身も闇の部分を持っているから。と言うか、人間なら誰でも持っていると思うが。それにしても・・船越氏の明智はあまり適役とは思えないんだけど。動きは別にいいんだけど、年齢が顔にもろに出ちゃってる。調べてみたら船越氏と黒木さんは同じ1960年生まれなのよ。黒木さん、60代半ばに見えます?何であんなに若くいられるんだろう!まあうつる度に八代亜紀さんに似てるなあと思ったりしましたが。船越氏の作品ってそう言えばほとんど見てないんだよな。2時間ドラマそのものが最近になって見始めたもんで。で、何が言いたいかというと、同じ探偵でも船越氏にはもっと足で稼ぐ泥臭いタイプが似合ってるんじゃないかと。黒木さんはドレスによってはやせすぎてるのが目立ったけど、着物だとそんなこともなくちょうどよくなる。こういうのではよくある、着物メーカーとのタイアップみたいな設定がアレだったけど。早苗役は白本彩奈さん。古風な顔立ちが、こういう内容に合ってる。雨宮役は古屋呂敏氏。早苗、あるいは早苗のニセモノとのロマンスはなし。だから何のために出てきたんだとなるんだけどさ。あと、映画と違い松吉は殺されずにすみましたな。ところで、探偵物にはつきもののタバコ吸うシーン出てきたっけ?