プラチナデータ
設定は遠くない未来。後で監視カメラに2017とあった。もうとっくに過ぎちゃったぞ。DNA捜査システムによって殺人事件もあっという間に解決。難点はDNAのサンプルがないと機能しないこと。例えば前科があるとか。そのため国民総サンプル化が密かに進められている。警部補浅間(豊川悦司氏)には、事件が解決するのはありがたいことだが、システムの開発者神楽(二宮和也氏)のやり方には釈然としない。違法捜査じゃないのか?でも一年後にはDNA法案が国会を通過する予定だ。そうなればますます・・。開発チームのメンバー、蓼科兄妹が殺される。他にも同じ手口の事件が三件起きている。妹の方の早樹(水原希子さん)から採取された皮膚を解析すれば犯人が・・ありゃりゃボクが犯人?何で?実は神楽は二重人格。自分には覚えはないけど交代人格のリュウが殺したのかも。それがわかるまでつかまるわけにはいかないのよと逃げ回る。原作はまだ読んでない。でも映画見ているとどうしても「マイノリティ・リポート」を連想してしまう。追う側だったのが追われる立場に。途中でわりと重要なキャラがあっさり退場するのも同じ。あっちはコリン・ファレル、こっちは杏さん。杏さん脚長いね~。でもあの髪型はいただけない。デリケートなものを扱う仕事なのにあんな髪ヒラヒラはありえないでしょ。二宮氏は豊川氏と並ぶとちっちゃ~い!調べたら168センチと186センチ。豊川氏って長身なのね。神楽はメガネかけているけど途中ではずし、ラストまでそのまんま。全然不便そうじゃない。何のためのメガネ?逃げ回るシーンが何度も出てきて、ジェイソン・ボーンシリーズみたいだけど、こんなに何度もしかも長くはいりません。2時間以上あるのはそのせいじゃないの?所長の志賀がいかにも怪しく描かれるが、真犯人は意外にも・・。ここはちょっとびっくりしました。でも動機とか今いち説得力に欠けていたな。それに犯人に白鳥(杏さん)殺しはできる?その頃浅間と会っていたんだし、第一白鳥の行動をどうやって把握できたんだ?志賀が協力してたってのなら話は別だが。まあ二宮氏はかわいいし、豊川氏の浅間はわりと普通の人だったし二人ともよかった。