デイ・アフター・トゥモロー・ウォー
題名から天災、それも氷関係の内容予想しちゃうけど、全然関係なし。何しろグアテマラ製らしいし。設定は冒頭ずらずらっと説明されるけど、よくわからない。ジ・アイってのが社会を監視・管理しているらしい。それがどういうものなのかは出てこないのでわからないが、たぶんAIだろう。権力の頂点にいるのがグレイトレディと呼ばれる白髪の太ったおばあさんで、まわりには数人の若い女性を侍らせている。高い壁が作られ、貧しい者や病気の者は壁の中に閉じ込められているらしい。私最初は出てくる連中が壁の中へ入ろうとしているのか、外へ出ようとしてるのかよくわからなかった。壁に守られ、特権的な生活送る連中がいるという方が想像しやすい。でもそのうちここが壁の中なんだとわかったけど。壁の外がどうなっているのかは全然わからない。描写されないのだ。ヒロインはたぶんアルバという女性。彼女はアブドルという男性と恋仲だが、彼の母親ルクレは彼のこと裏切り者だと思っている。二人は時々劇場で逢引きをする。アブドルは許可証を手に入れてアルバや家族を壁の外へ脱出させたい。ルクレはルクレで別のルートでアルバを脱出させたい。でもアルバはアブドルを信じているので断る。ジ・アイのデータが入った腕輪があって、アブドルはアルバに渡すが、詳しいことは話さない。まあだいたいこんな流れなのだが、画面が暗いのにはまいった。誰が誰なのかさっぱりわからない。次々に名前が出てくるが誰が誰やら。人間関係もよくわからない。何をしているのか全然わからない。何がどうなったのかちっともわからない。AIらしきものが存在し、そのデータがどうのこうのというのなら、普通の映画なら機器に囲まれたオタクっぽいハッカーが出てきて、システムに侵入とか混乱させるとかそういう流れになる。でもこっちはそうならない。レジスタンス活動にしても誰がリーダーなのか。結局ほとんど何も解決されないまま、説明されないまま映画は終わってしまう。この続きは続編でどうぞってことなのか。アルバは壁の外へ出るが、そこはまだ中間地帯。連れて行かれた先でアダルトビデオの撮影。そうか、裏ルートで脱出するとこういう罠が待っているのか。特に若い女性には。そこへなぜかアブドルが駆けつけてくるのは都合よすぎ。アルバは逃げたけどアブドルは結局どうなったのかな?真面目に作ってはあるんだけど、こういう映画は困るね。何が何だかわからなくて暗くて何も見えない映画は見終わっても満足感は得られず、疲労感ばかりがつのる。