ラスト・ウィッチ・ハンター
冒頭は「デビルクエスト」みたいな感じ。中世、魔女、黒死病。”斧と十字架団”というのがあって、魔女の女王を退治に来る。で、成功するが、そのうちの一人コールダー(ヴィン・ディーゼル)は不死の呪いをかけられる。800年後、彼は今日も魔女を狩っている。彼に協力し、見守ってくれるのがドーラン神父(マイケル・ケイン)。こっちは普通の人間だから、彼で36代目。その彼が引退して、37代目となるのが・・あら?イライジャ・ウッドだぞ。36代目が引退したその日に死んだと聞かされたコールダーは不審に思い、調べ始める。まあマイケル・ケインじゃいつ死んだっておかしくないけど・・って違うか。よく調べると36代目はまだ生きてる。でもぐずぐずしていると手遅れになる。で、記憶の薬を買いにクロエ(ローズ・レスリー)の店へ。まああれこれあるのだが、何が何だかさっぱりわからない。ストーリーは既視感のあるものばかり。コールダーは妻子のことで何か悲しい過去があるらしいが、はっきりしたことは不明。意外だったのは、てっきりコールダーと37代目がコンビを組んで・・と思っていたのに、37代目があまり出てこないこと。途中からクロエの存在が大きくなってくる。せっかくイライジャが出ているのになあ・・。やっと出てきたと思ったらコールダーを裏切り、魔女の女王の方につこうとする。しかも価値がないとあっさり殺されてしまう。あちゃ~。コールダーが不死身でなくなりそうになるのもお約束だ。800年前のあの時、魔女の女王の心臓にとどめを刺そうとしたドーラン(初代?)は、それをするとコールダーが死んでしまうので、仲間にはとどめを刺したとウソをつき、心臓を隠す。その隠し場所は代々のドーランに伝えられたが、36代目は引退を機に心臓を破壊しようと思っていたらしい。コールダーを不死という枷からはずしてやろうと思って・・。破壊されると魔女の女王は復活できなくなる。それで事態が動き始めたのかな?コールダーが36代目を”若造”と呼ぶのがおかしい。ディーゼルのアクションは・・見えたような見えなかったような。例によってピカピカ光ったりブツブツ切れたりチャカチャカ揺れたり毎度おなじみの三点セット。ハエか何かがブワーッと大量にのハムナプトラ的CG。出てくる小物の意味もわからん。