CSI:NY5の1 生還
水の中にいるマック。水没した車の中からやっと逃げ出したのか・・と思ったら、車は半没。いかにも全没のように見えたが・・。ここは自由の女神も遠くに見える川。マックがやっとのことで這い上がったのはニューヨークの対岸、ニュージャージーか。通りがかった車を止めてケータイを貸してもらい、ステラに連絡。もう一つ死体が見つかるが、デリックという男で、ジョーの仲間。サザフォードとその妻を殺したのは彼。殺されたのは仲間割れのせいか。マックも撃たれていたが、幸運が重なって傷はなし。銀行から盗まれたのは200万ドル。前話見た時はあんなに札束並んでるのに、何で一部だけ?と思ったが、あれ以上は重くて運べないのだろう。ただ、残った札束が整然と乱れず置かれているのは不自然な気もする。バッグに詰め込む時札束の山が乱れるはずだし、どうせ持っていくなら血のついてないのを選ぶのでは?引き上げられた車は水のせいでほとんど証拠なし。ただ、バレッタが見つかったから、ジョーには娘がいるのかも。その後ジョーの乗った車が、ドンの妹サマンサのものとわかる。サマンサが言うにはクラブの常連ローレンに貸したとか。その車のトランクにはローレンの死体が。しかも!彼女はあの時マックにケータイを貸してくれた命の恩人で、しかも・・銀行員だった!!つまり彼女は強盗の手引きをしたのだ。あの時通りがかったのは偶然じゃないのだ。いちおうこの展開には驚くが、見ていて気になるのはサマンサのこと。警官一家で、彼女だけがはみ出し者のようで。クラブで酔客の相手、現に今も見るからにろくでなしっぽい男に声をかけられていた。さてと・・ジョーは金の隠し場所につながるキーを手に入れたものの、それがどこのキーなのかわからない。ローレンから聞き出そうとしたけど、ローレンは死んじゃった。彼には妻と娘がいて、どうやら三人でカナダへ向かうらしい。金を奪ったのは娘が難病とか?などと思ったが、そういうこともなし。妻と娘の前で逮捕するなど非情な展開だが、マックを怒らせると怖いぞってことなんでしょうな。それにしても・・ケータイ取り戻すのにあんなに大騒ぎ引き起こす必要あったのかね。ローレンは休みなんか取らなきゃよかったのよ。そうすりゃサザフォード発見するフリしてケータイ回収できたのに。ジョー役はイライアス・コーティーズ。相変わらず濃いですな。コーティーズと言うよりコッテリーズ。
CSI:NY5の2 死者の書
冒頭マルーン5とかいうグループの無料コンサートをわりとたっぷり見せてくれる。いい曲だから普通にうつして欲しいのだが・・まあせわしないこと。なぜか殴り合いが始まり、警官が発砲。オヨヨ、ソフト弾とは言え発砲するのね向こうでは。騒ぎの最中ライザという若い女性が突然倒れて死ぬ。喉に何か当たったせい?警官のせい?ところがシドが遺体を洗浄していたらメイクの下の頬には赤いブツブツ、髪をとかしていたら抜けて・・こりゃまずい・・となる。放射能だ!シドは昏倒。彼も遺体も専用の施設へ運ばれる。放射線にもいろいろあるのだそうで、それがわからないと治療法も。そのうちタリウム中毒とわかる。まず疑われたのは、ライザにペイントをほどこしたケネス。しかし彼にもスタジオにも痕跡はなし。今度はダンテという映画監督が同じタリウム中毒で死亡。ズボンの折り返しからは小さなタグのような金属。水に浸かった痕跡のある古い紙。マックがぴんときたのがニューヨーク公共図書館。以前地下が水に浸かったらしい。普通そんなこと思いつかないけどさすがはマック。蔵書を調べるとチベットの「死者の書」が汚染源とわかる。あの金属は盗難防止用タグだった。ライザとダンテは二人ともこの本を閲覧。あの紙はダンテがメモ用に破り取ったもの。そこに記された住所には原子力施設損壊の前科があるティモシーが。ところが彼は今ではお坊さんになっていて、今回の件には関係なさそう。その頃ポールソンという弁護士が訴訟を起こそうとしていて。彼によれば二ヶ月前に亡くなった妻モリーもこのタリウム中毒の被害者に違いないと。遺体を掘り出して調べてみると確かにタリウムが。次に疑われたのはローレンスという男。モリーは公共図書館の司書で、担当はあの「死者の書」のある部門。ローレンスは彼女の助手。でも見ている者は、どうせポールソンが犯人でしょ・・と思っている。彼は仕事と病気の妻の介護の毎日がいやになったのだ。以前手がけた仕事で手に入れたタリウムを妻に飲ませて殺害し、保険金50万ドルをゲット。誰にも疑われていないんだからそこでやめときゃよかったのよ。欲を出して縁もゆかりもない二人を殺し、シドを巻き込み、とうとう殺人がばれちゃった。
CSI:NY5の3 乱気流
証言のためワシントンD.C.に飛行機で向かっていたマック。乱気流で飛行機が揺れ、隣りの席の発明家だというエドは不安がるが、マックは落ち着いたものだ。ほどなく揺れはおさまるが、CAの様子がおかしい。何かあるとぴんときたマック。こういう冷静な助っ人が現われてきびきび適切な指示をしてくれると助かるよなあ。トイレで航空保安官が殺されていて、銃がなくなっている。死因は失血死らしいが、凶器は見当たらない。マックの隣りにいたエドと、コックピットにいるパイロット達を除けば、全員が容疑者だ。飛行機は空港へ逆戻り。まず、被害者がニセモノだったことがわかる。マックはCAのニーナに口紅を借りて指紋を取り、それをスマホでうつして送信。すると被害者はグリーンウェイというドラッグ密輸でつかまった男で、裁判所から逃亡したと。本物の航空保安官ロジャーの方はホテルで殺されていて。どうやらバッジなどを盗むため襲ったらしい。客のうち怪しいのは袖口に血をつけていたターナー。しかし彼は二つの家庭を行き来しているというただのややこしい男。200人もの客を長く引き止めるわけにもいかず、そのうち時間切れに。ロジャー殺しに使われた銃にはテレンスの指紋。彼とグリーンウェイは密輸仲間だったから当然疑われるが、彼は銃の不法所持は認めたものの、今では悪事から手を引き、銃は盗まれたのだと。このテレンスに、ドンは情報屋になるよう持ちかけていたようだが。機内からは救命胴衣に隠された25万ドルが見つかる。また、グリーンウェイはカナダへ飛ぶつもりだったらしい。何だかよくわからんが、結局犯人はCAのスーザンとなる。決め手になったのは記章。グリーンウェイの傷と一致したのだ。二人の女性CAのうち、ニーナの方が何かありそうに思えたが、スーザンの方でした。ニーナ役の人はエミリー・ブラントに似ていて美人だ。今回は飛行機という密室の中で、外部と連絡取り合いながら・・指紋の照合とか・・犯人を見つけ出すのかな・・と思いながら見ていたが、そうもいかなかったな。エド君もさして活躍しないままいつの間にか消えちゃったし。気の毒だったのはアダム。ゴミ箱やらトイレの汚物タンクやら、文字通り汚れ仕事やらされて・・。
CSI:NY5の4 セックスと嘘とその彼女
真夜中・・カーニバルみたいな行列が。ストリートパーティと言うらしい。そこへ女性が倒れ込んできて死亡。何度も殴られたらしい。彼女アンの肩書きはコンサルタント。トラブルのもみ消し屋のようなことをやってたようで。また、彼女は死ぬ2時間前にシンクレア局長に電話をかけていて。その頃モルグには侵入者が。後でアンのアパートへ行くと不法侵入者がいて、どちらも私立探偵のマルティーノ。しかし彼は雇い主は明かさない。ホークスには昔の友人グレッグが声をかけてくる。偶然を装っているが、父親のワイロ容疑をナニしてくれと頼みたいのだ。そのためには父親がホークスの学資を(彼の知らないうちに)出してやったなど、恩着せがましいことを持ち出す。ホークスが断ると、人を雇って襲わせる。シンクレアは以前セクハラで訴えられたのをアンの仲介で示談にしたことがある。アンはいろんな人・・それも有力者の弱味を握っていて、グレッグに言わせると彼女のファイルがあれば一生食うには困らないと。それでみんなファイルのありかを知りたがるのだ。隠してあるのはフラッシュメモリーらしいが、キャップは見つかったものの本体はなし。ところで行列を窓から見ていた女性がいて、捜すが見つからない。それもそのはず女性と言っても人形で。その部屋の持ち主トレヴァーは酔っていて覚えていないと言ったが、実はウソ。今回生身の女性とうまく付き合えない男性のための人形・・ラブドールが出てくる。帰ってきた時には迎えてくれる誰かがいて欲しい。人形なら反抗しないし。時には愛好家どうしで人形を交換することも。ステラやリンジーには理解できない世界だ。あれこれあってたどり着いた先はトレヴァー。回り道したけど結局戻ってきたことになる。たいていの男性は人形のことは隠したがる。だからウソをついた。彼の勤め先は司法関係。知りえた情報を自宅パソコンに。それをアンが盗み出してメモリーに。それに気づいて取り戻そうと・・。てことはアンは情報を盗む目的でトレヴァーに近づいたのかな。それにしてもそんな短時間に情報盗み出せるの?うちのパソコンの作動の遅さときたらアンタ・・。トレヴァーもそのメモリー何で処分しないで、自分の指紋やアンの血がついたまま人形の中に隠しておくのかね。ラスト・・シンクレアは今回の件のせいで離婚することになったと・・。セクハラなんかしてないけど、前々から別れたいと思っていたらしい妻にはいい口実ができたと。
CSI:NY5の5 人生の対価
前回はメモリーが保管庫から誰かの手に渡ったけど、まあシンクレアじゃないだろうな。今回はまず考古学者のサットンが、廃駅の線路の下から何か掘り出して、クラブで成果をほのめかすけど、何を見つけたかは言わない。直後に死体となって発見される。見つけたのは彼の恋人で同業者のローラ。その後ウォルフォードというホームレス(たぶん)が、サットンの死体からネックレスと懐中時計を盗んだことがわかる。彼が言うには犯人は二人いたようで。そのうち彼は拷問され、殺される。彼に名刺渡したステラは襲われるが何とか撃退。襲ったやつはギリシャ語をしゃべっていたようだ。懐中時計の方はクレイターという判事のもので、彼は失踪し、死体は見つかっていないとか。しかしこれは何十年も前の話。結局ネックレスの方に値打ちがあることがわかる。2000年前の純金のコインが隠されていて。さて、シドが言うにはサットンの直接の死因は動脈瘤の破裂らしい。以前撃たれた時、病院へ行かず、適切な処置をしなかったのが遠因。今回の凶器はボールペンなどを使った手製の銃で、威力は弱く、本来なら・・。後で以前撃ったのはローラとわかる。発掘をめぐってサットンとトラブった時、はずみで。と言うか、いくら頭にきたからって銃で撃とうとするのはどうよ。サットンの死がその時の傷に関係していることは、ドンもマックもローラには言わないでおく。結局サットンは実はミッチと言って、本物のサットンは恋人にふられたのを機に自分の名前や人生を売りに出したと。50万ドルで競り落としたのがミッチで、サットンは今は灯台博物館にいる。彼はすぐに金を使い果たし、ミッチが成功しているのは自分のおかげと、契約を破って彼につきまとい始める。自分で売り渡しておきながら、相手を妬んで金を要求するなんてさもしいやつだ。手製の銃も売店で自分が売っているボールペンを使うなど、手口もアホ。でも、ミッチ殺しが全部彼のせいにされるのはちょっと納得いかない。女性に甘くないか?二人と思われた犯人の一人はわかったけど、もう一人の方は。ウォルフォードを殺し、ステラを襲ったやつ。彼女は遺物が密輸されてるのではとギリシャ大使コロヴォスを訪ねるが、そこで紹介された専門家が当の犯人と気づき・・。あらま続くのかよ。
CSI:NY5の6 裁かれし心
ほとんど同じ時刻に別々の場所で三人の男が殺される。一人はスタントンと言って、自室でマリファナでいい気分になってた。まわりには紙幣が散らばっているが、本物ではなくオモチャ。後でわかるが、様々な麻薬がしみ込ませてある。二人目はクラブで撃たれたジョーンズ。彼はクスリの調達屋として知られていたらしい。発砲騒ぎで客達はパニックに。ビンやグラスが割れ、後でアダムがそれらを復元するはめに。三人目はベンツの中で、女と一緒のところを撃たれたラブランシュ。一度に三つも遺体が運び込まれたのだから、シドは大忙し。ついでにうつし方もいつも以上にくるくるとせわしない。そのうつし方によってシドやダニー達の仕事ぶりがいっそう印象的になるかと言うと、そんなことは決してない。たぶん見ている人はどれがジョーンズでどれがスタントン?もう一人の名前は何だって?この三人が何をしたんだって?裁判?検事補?取引?何が何やらさっぱりわからない。きちんとうつし、説明すべきなのに、くるくる、パッパッ、チカチカ・・やれやれ。三人は出廷するはずが、殺されたせいで出て来れなかったと。あそこで三人の男性が立っていたけど、三人とも弁護士なのだとわかった人います?私はわかりませんでしたよ。誰だって被告と弁護士と弁護士の助手と思うんじゃないの?この後の流れもよくわからない。三人はマニーとかいう男を殺したらしい。最初ぺトリックスとかいう(のけぞっていそうな)男が疑われるが、確証はなし。次にラブランシュの首についていたスタンガンのあとから、マギーという女性が浮かび上がる。彼女はマニー殺しの目撃者だが、マックの表には出さないという言葉を信じて証言したのに、召喚状が・・。そのせいで三人組に襲われ、顔をめった切りにされる。スタンガンで撃退しなかったらどうなっていたことか。弟のケヴィンら三人は約束を破ったと怒っており、動機は十分だ。しかし結局は・・。マック達の敵は犯罪者だけではない。予算削減も手ごわい敵だ。マギーの災難も予算削減が遠因。また、検事補にとってはマックの約束なんてどうでもいいことで。世の中何かがおかしい。弁護士ドノヴァン達の行動も、全くの正義感からではなく、ある程度は計算ずくで。残酷な目にあいながらも進んで証言しようとしたマギーの勇気は報われたんだろうか。
CSI:NY5の7 地下室の死体
家屋移動の仕事をしているケヴィンが殺される。地下室にあった死体に気づかず、上の家屋だけ移動したせいでややこしいことに。最初タナーという男が疑われる。家に転がっていた人参から彼のDNAが。一度は疑いが晴れたものの、彼が家の持ち主になりそこねたとわかり、また容疑者リストに。でも・・シロ。ケヴィンの秘書リタも疑われる。ケヴィンの腕に引っかき傷があったから。でもこれは階段でこけそうになったのを、ケヴィンが助けようとして。私いつも思うけど爪を伸ばしてる女性ってまわりへの迷惑考えないのかね。ヒールもそうだけど(踏まれるとイタイ)。まあ見ている方はケヴィンの妻アニーか、娘のエラが怪しいと思ってる。作り手はその中でもエラの方を怪しく見せようとしている。ケヴィンが手に握っていた紙片や、エラが早く押収したパソコンを返してくれとか言うので、父子の間で何か秘密の関係が・・と思ったりする。その紙片のQRコードから秘密を他人に告白するシークレッツユーとかいうサイトの存在がわかる。マックには理解できない世界。ケヴィンは以前浮気をしていたようだが、最近ではローラ57と名乗る相手ともっぱらチャットしていて。このローラ57が実はエラ。彼女は相手が父親とは知らずにチャットしていたので、送られてきた写真を見て大ショック。交際を断とうとしたが、ケヴィンはメールを送り続ける。それを知ったアニーがまた浮気してるのかと逆上し、ハンマーで殴る。アリバイ作りのため、不動産紹介のビデオをとり、時刻を操作。でも、太陽の位置、それによってできる影のことまでは頭になくて。アニーはエラがやっていることは知らないし、マックも言うつもりはない。エラは話の合う相手とめぐり会えたことを喜んでいた。送られてくる写真を、わくわくしながら見守っていた。そしたら・・。家庭での父親とは別人だったというエラの言葉が印象的。チャットではいくらでもいい人になれるんだよな。でも現実世界ではなかなか難しい。マックの言葉も印象的。「気持ちはよくわかる」とエラに言うが、「しょっちゅうそう言ってるんでしょ」と返されてしまう。マックも否定しないが「いつも本気だ」と。うん、マックならそうだ。彼ならいつも本気で言ってる。
CSI:NY5の8 私の名はマック・テイラー
マカビーとかマックインとかマッケンドラとかマッカーサーとか、本名はそれぞれだけど通称はみんなマック。その方が言いやすいし覚えてもらいやすいし。で、苗字はみんなテイラー。つまりマック・テイラー。一人目は投資銀行家のマッカーサー。二人目は会計士のマカビー。実は我らがマックも狙われていた。彼は毎朝1時間もプールで泳ぐらしい。相手が思いとどまったのはカップルが来たせいか。後でわかるが、彼のキーの束に調べられたらしい形跡が。財布は手つかずだから・・。相手はたぶんマック・テイラーという名前しか知らないのだ。人相は知らないのだ。車のキーに固執しているのは、乗っている車種は知っているってことだ。結局我らがマック・テイラーは標的ではなかったのだ。もちろん職業柄狙われているのは彼と思われても不思議じゃない。警視のウィットフォードもほのめかすが、マックは捜査からはずれる気はさらさらなし。マッカーサーは車を持っていないけど、犯人はそれを知らなかった。だから二人目のマカビーの時はまずキーを調べてからのつもりだった。でも銃を持ってるやつに追いかけられれば、パニクりますわな。で、事故死。三人目がマックで、四人目がマッケンドラという女性。彼女も逃げようとしてケガをしたけど、命に別条はなし。現場に落ちていたものや、指紋からデヴィッドという青年が浮かび上がる。彼には一度事情を聞きに行ってるけど、その時は何の疑いも持たなかった。マック・テイラー達は命を狙われているからと集められ、署内に待機させられるが、中には帰ってしまう者も。マックインだが、演じているのがスコット・ウルフなので、出てきた時からうさんくさい。後で彼の車を調べると傷があり、血もついてる。何のかのと言い訳するが、ひき逃げされて死んだメリンダの血とわかる。彼女はデヴィッドの恋人だった。あの時恋人も仕事も失ったと沈んだ感じだったのはそのせい。でも見ている者は彼はメリンダにふられたのだと思って、彼を疑わない。知らない人が演じているからこそそうなる。うさんくさいウルフだとそうはいかない。マックインはあれは事故だと言い張り、今回の事件も殺したのは自分じゃないしと、マックを呆れさせる。ちなみにマックの本名はマッケナらしい。
CSI:NY5の9 新しい命
最初ダニーが取り調べを受けているのだと思ったら・・。まず廃車置き場で男どもがバカ騒ぎ。グラディエーターごっことか言うらしい。そのうちの一人マイクは仲間の悪ふざけで車のトランクに入れられてしまう。彼を出す前に、誰か来た!となって、仲間は逃げてしまう。薄情なやつらだ。翌朝車がスクラップにされてるのを見て、かわいそうなマイク・・と思ったら・・違いました。見つかったのは女性の腐乱死体。マイクは助け出されるけど、あいにく何も見ていない。今回車が死体ごとぺしゃんこになっているので、シドもホークスもてこずる。女性は妊娠していたが、腹を切り裂かれていた。頭蓋骨から復元した顔にマッチする失踪者はなし。両親の写真持ってたけど、何で捜索願い出してないのか。車の持ち主はエリザベス、スティーヴのバーカー夫妻だが、盗まれたと。女性が持っていた紙きれから、医療センターの医師ローリーに復元写真見せるが知らないと。このローリー役の人はシャーリーズ・セロン似の美人だ。手がかりは何とリンジーがもたらす。彼女は妊娠して医療センターへ。そこで八ヶ月の身重のニコールと知り合う。そこから彼女の両親ジムとアンドレアが呼び出され・・。この二人が冒頭ダニーと話していた相手だ。このシリーズは吹き替えだが、ありがたいことに日本語字幕がつく。誰がしゃべってるのか名前をつけてくれる。その名前が、こういう感想を書く時にとても役立つ。中には終わりまで名前の呼ばれない人もいるから。さてニコールの両親は、ある日突然娘に妊娠したと言われ、ショックを受ける。娘のことより世間体を気にして、結局は追い出す。それを今では後悔している。ニコールはニューヨークへ来たものの、どうしようもなく中絶しようとする。それをローリーが子供を欲しがっているバーカー夫妻に斡旋しようと。ローリーはエリザベスとは幼なじみで。ところがニコールは途中で子供を渡すのを拒否。階段から落ちたのははずみだが、スティーヴは赤ん坊まで死んでしまうと腹を裂き・・。もしかしたら彼は赤ん坊の命助けたのかもしれないけど、マックは病院へ運ぶべきだったと思ってる。子供欲しさに精神が不安定になっているエリザベスにせっつかれてスティーヴまでこんなことしてしまったんだと思う。何だか気の毒。
CSI:NY5の10 マンハッタン・トライアングル
突然車がエンストし、信号機がおかしくなり、監視カメラにノイズが入り、無線やケータイがつながらなくなる。現金輸送車のカールが火花を出して死ぬ。後でペースメーカーの異常とわかる。9.11以降電波発信はエンパイアステートビルに集中。そのせいで車が勝手にロックされるなど度々異常現象が起き、都市伝説に。まあここまで行かなくても最近のまわりの状態見るとあたしゃ恐怖感じるんですけど。あんなに画面見続けなきゃならないほど重要な通信多いんですかね。ほとんどの人は習慣で見ているんじゃないの?写真だってあんなにとる必要あるんですかね。みんなしてスマホかざして・・まあ大きなお世話ですけど。さてマックには頭の痛い出来事が。例のアンのフラッシュメモリーが保管庫からなくなり、FBIはマックに盗みの疑いかけてる。はあ?メモリーならコピーすりゃいいわけで。わざわざ盗む必要ないわけで。FBIも少しは考えろっての。保管庫の担当はクロス巡査だが、輸送車の件にかまけているうちに殺されちゃったぞ。FBIはマックじゃなくクロスを調べるべきだったのに。とは言えこういう保管庫担当の警官には誘惑も多いだろうな。さて、輸送車のドアを解錠した手口からドンはバーニーに思いあたる。彼はバーをやっていて、どうやらガンで余命九ヶ月らしい。ん?このバーニー役の人どこかで見たような。調べてみたらクリス・マルケイ・・「ヒドゥン」に出ていた人でした。だいぶ老けたな。輸送車からは現金は盗まれていなかったけど、次の集金先の貯蓄貸付組合から25万ドル盗まれていたことがわかる。車をエンストさせたり異常現象引き起こしたのはマイクロ波兵器らしい。そんな手間のかかるハデなしかも足のつきやすい道具使って、しかも解錠に成功したのに金は盗まないってことありますかね。マイクロ波兵器作ってる会社にはバーニーの娘ジェイミーが。彼女にはそのつもりはなかったけど、マイクロ波のせいでカールは死んでしまった。バーニーは金を渡して娘には新しい人生を・・と思ってる。自分はどうせ先は長くないから刑務所へ入ったってどうってことない。でも・・娘は逃亡犯、一生追われる。親としてそれでいいんですかね。今回機械では分析できない微量の匂いを警察犬が追う。クリーニング後の匂いでも突き止めちゃうってすごいね。いやなことばっかりあるマックだけど、リンジーの妊娠を聞いてる時の表情はよかったな。こういう表情するからシニーズに惚れてしまうのさ!
CSI:NY5の11 禁断の果実
今回はいろいろ盛りだくさん。冒頭、死体を捨てようとしたトニーが死ぬ。警官に撃たれたからかなと思ったけど、飛び降りた時何かが刺さったのかな。と言うか、髪が長いのでてっきり女性だと。捨てようとしたのはイザベルの死体。彼女は有名なバッグデザイナーらしい。トニーは自分のアパートで悪趣味なパーティを開く。ミラクルフルーツという、味覚を変化させる実を食べて、いろいろゲテモノを・・。イザベルを解剖していたシドはびっくり。何と内臓が溶けていたのだ。今回はいつもにも増して盛大に内臓博覧会見せてくれます。「ハンニバル」みたいだな。食事時に見るのはやめましょう。溶けたのはエイリアンの強酸のせいかと思ったら、水酸化ナトリウムのせいでした。家庭用洗浄剤が使われたのかと思ったら、純粋なもので、これだと入手は難しい。後で製紙工場やってるコルビーが疑われる。紙の製造に水酸化ナトリウム使うし、工場にはいっぱい置いてある。・・て言うか、誰かがコルビーに罪を着せようとしてるのは明らか。彼はイザベルと関係していたが、彼女の仕事のパートナー、マリーナに誘惑され、そっちとも関係。後でイザベルとよりを戻そうとしたけど無視される。イザベル殺しはマリーナで、コルビーに罪を着せるのが目的だから、彼女はイザベルに彼と寝たことを全部ばらす。マリーナは八年前タイからアメリカへ渡り、イザベルと契約を結び、今日の成功を手に入れた。しかしイザベルは契約更新時に何のかのと文句をつけ、弁護士を立てて争う構え。何もかも私が面倒見てやったのに恩知らずめ・・と、殺したわけだが、なまじ純粋な水酸化ナトリウムを使ったりするからコルビーとの関係に行き着くことになるのだ。そこらの・・洗面所にあった市販のもの使った方が容疑者が増えてよかったんじゃないの?あと、イザベルに飲ませた後、まだ液体の残っているミキサーみたいなのをそのままにしておくってのは・・。他の人が飲んだらどうするの?と言うか、被害者が増えた方が好都合だっただろうけど(おいおい)。死体を発見したトニーは、これがばれると仕事に差しつかえが・・と、パーティを中止し、恋人のクインシーと二人で死体を捨てようと。そんなことするから警官に見とがめられる。で、落とさなくてもいい命を落とす。それにしても何でこんな悪趣味なパーティやるのかね。
CSI:NY5の11 禁断の果実2
さて、もう一つのことも先に書いておこう。例のギリシャのコインに絡む殺人。ウォルフォードに続き、質屋のルーニーが殺される。彼のところにも同じコインがあったようだし、殺しの手口も同じ。ディアコスの仕業に違いない。ステラは自分も襲われたし、ネズミの死骸を送りつけられるなどいやがらせされたりで、ちょっと暴走気味。偽造犯スタンに頼んで、ニセコインを作ってもらう。そのためにはスタンに便宜図るなど、マックにとっては容認できないことやる。ステラは意地になってるし、この二人が対立するのは珍しい。ディアコスもいやがらせとか何で余計なことするのかね。でき上がったコインをエンジェルがギリシャ大使コロヴォスに見せ(びらかし)て気を引く。前回は悪事に関係なさそうに見えたコロヴォスだけど、悪党の仲間なのかしら。演じているポール・パパダキスは美男なので、できれば悪事とは無関係でいて欲しい(何のこっちゃ)。さて、今回のメインはエラの再登場。イザベル関係はどうでもよろしい。トニーが死んだ頃・・マックは深夜スーパーでお買い物。買い物してるにしてはいやに目つきが鋭くて、これじゃあ店員に怪しまれそう・・と思っていたら、エラとばったり。母親は刑務所送りになり、いろいろ心細いこともあるようだ。彼女は例の告白を集めた本を出すことになったらしい。エラはマックを(大胆にも)朝食に誘うが、トニーの件が起きたため果たせない。次にエラが現われたのはイザベル事件に関しての情報提供のため。イザベルが手がけたバッグを利用したカード。裏には「彼女に死を」とある。こりゃ有力な手がかり・・と、分析に回すが、これを作ったのはエラ自身。操作を誤った方向へ導いたと、かんかんに怒るマック。スーパーで会ったのだって偶然じゃないだろう。エラがマックに思いを寄せているのは明らかだが、マックには女ごころより事件解決なのだ。後でエラから自殺をほのめかす電話が来る。駆けつけたマックは彼女を病院へ。わざわざ電話寄こしたり、手首の傷も動脈じゃなく静脈とか、ちょっと考えれば本気じゃないってわかる。告白カードの中には「彼をモノにしてみせる」と書かれたものも。エラ役ケイシー・ラボウはちょっとシドニー・ロームに似ている。キャッ、マック(の貞操)の危機!?と期待させる終わり方だが、16話では何もなくて終わる。
CSI:NY5の12 ヘルプ
年に一度のウェディングドレス祭り。オープンと同時に女性達が会場になだれ込み、ドレスを奪い合う。着ているものを脱ぎ捨て、気に入らないものは投げ捨てる。取り合い、引っ張り合い、店員の制止も耳に入らない。そんな中、マリーとドレスの取り合いをしたローレルが死亡。どうやらドレスについていた飾りで腕の動脈を切り、失血死したようで。そんな危ないもんついとるんかいな、ドレスには。一見事故死に見えるが、ローレルはドレスを買いにきたにしては金もカードも持っていない。後でわかるが、彼女はマラソンレースの途中。同じ頃エリナーという女性の死体がバスタブで見つかる。彼女はレイプされ、殺され、証拠を消すため体を洗われていて。手口は1993年から2001年の間に起きたグラマシー・レイプ犯事件と同じ。八年たってまた活動を再開したのか。しかも今度は被害者を殺している。二つの事件は、ローレルが八年前レイプ被害にあっていたことで結びつく。実はホークスの元恋人カーラも被害者で、そのためマックは彼が関連に気づいた時点で捜査をはずれるべきだったと怒る。たとえ犯人を逮捕しても、裁判で引っくり返されるおそれがあるからだ。エリナーは地下鉄でギターを弾きながら歌っていて、シドは顔を知っていた。同じく地下鉄でパフォーマンスやってるトレイが疑われるが、見てる人誰も彼を犯人とは思わない。事件に巻き込まれたマリーを心配する婚約者コリンが怪しいと思っている。ここで引っくり返ると予想外でおもしろいのだが、やっぱりコリンが犯人。レイプ犯は被害者のジュエリーを持ち去るが、気づくのは時がたってから。だから今まではレイプ被害と盗難が結びつかなかった。今回ローレルは、ドレス祭りオープンを待って並んでいるマリーの首にかかっているのが自分のネックレスだと気づく。で、マリーから奪い返そうとする。それをマリーはドレスを奪おうとしてるのだと思い込み抵抗する。で、腕を傷つけたローレルは・・。だからこちらは事故死。コリンはローレルやエリナーから奪ったジュエリーをマリーにプレゼントしていたのだ。彼をつかまえるのに利用されるのが、エリナー殺害現場から見つかった住血吸虫。彼が犯人なら血液中にこの虫がいるはず。昔本で読んだことあるな・・日本住血吸虫、ミヤイリガイ、猫の門脈。
CSI:NY5の13 誤審
署内でクリグマンとか言う凶暴なのが暴れているところへ、ドンとエンジェルが高校生トッドを聴取のため連れてくる。ところが5分もしないうちにトッドは様子がおかしくなり死亡。ドンはトッドに暴力をふるったのではないかと疑われ、捜査からはずされる。エンジェルの弁護も相手にされない。二人の仲は秘密のはずなのに、何で漏れてるわけ?エンジェルは気になるけど、ドンにはどうでもいい。内勤に回されがっくり。そこから話は二日前にさかのぼる。あちこちから切断された足や手、胴体が見つかり、高校の職員ネルソンだとわかる。妻スージーには思いあたることは何もなし。ただ、天窓に二人の人間の影がうつったことがあって。屋上を調べると血痕らしきものが。ただ、人間のではなくアリゲーターのものだった。そこからトッドに行き着く。ネルソンはレスリング部の顧問で、パソコンには児童ポルノが。しかも部員七人に写真がメールで送られていて。これが広まったらしく、スージーはいやがらせを受けるが、夫の無実を訴え続ける。結局レスリング部のカイルが、大会出場をめぐってネルソンを恨み、クビにしてやれとトッドの協力でネルソンのパソコンに侵入。最初児童ポルノという人間の心の闇に踏み込むのかと思わせて、高校生の後先考えない行動に行き着く。私には無線ランとかさっぱりわからないけど、あんなに簡単に侵入されてしまうものなのか。途中で客引きの前科のあるルビーが出てきたりして、ネルソンは妻に隠れて・・なんて思わせるが、こちらもサルサのレッスンでした。天窓付近やネルソンの胸毛から見つかったおがくずをたどって行き着いたのがカイル。彼はニセのメールは認めたものの、殺人は否定。ところでこのカイルやってるのはジェイク・アベル。ケヴィン・ベーコン風の悪ガキムードはまだなく、乱れた髪と透き通った目が美しい。取り調べを受けてもとまどっているような表情で、ああこりゃ無実だなとわかる。父親が最高裁の廷吏やってることさらっと話して、これで犯人に行き着く。父親アレックスはメールを見て激怒。ネルソンにねじ込むが、もちろんネルソンには何のことかさっぱりわからない。ますます怒り狂ったアレックスに警棒で殴り殺されてしまう。どうもアレックスは職場で数多くの犯罪者を見ていて怒りをつのらせ、こいつら始末して当然と思うようになったようで。ところでトッドの死因は?ラストでやっと抗鬱剤の大量摂取とわかる。目を離したドンのミスですな。
CSI:NY5の14 探しつづけて...
雨の中、ナイフで刺し殺された男性。後でフェドルクとわかる。彼は娘を捜し、アメリカへ来たばかり。彼は強盗にあったのだが、襲ったサミーら二人は殺しは否定。今回はわりと動きの少ない展開なので、このシーンで動いてるの見せてやれとばかりにハデな逃走劇。うつし方で目立つのは、動いている途中で静止画になること。これが好きらしく、動いて止まって、動いて止まってのくり返し。だるまさんがころんだ状態。有力な容疑者と思われたサミー達だが、殺してはいないようで。どうもフェドルクに抵抗されて彼らが逃げた後・・彼が持っているのがルーブル紙幣だったこともあるようだが・・誰かが介抱するフリをして刺し殺したらしい。見つかった財布からは娘レニからの助けを求める手紙。それとウィットフォードという人物と会うというメモ。マックが行ってみると警視のウィットフォードがいて。普通ならこういうケースはあまり取り上げられないらしいが、フェドルクは市長に手紙を書き、それが回り回って彼女のところへ。手紙の切手からはナイトクラブやってるバートンのDNAが。一方フェドルクのトレーナーの付着物から割り出した場所へ急行すると・・少女達は連れ出された後。一人残っていたケイティもスキを見ていなくなる。結局何でここから移動したんだ?フェドルクが現われたので危ないと?ここには30人もいたようで、クスリ漬けにされ、性的奴隷に。バートンの協力でクスリの売人ニモをつかまえ、そこから・・。いなくなった娘タラを捜し続けていたパトリックは無事再会できるが、レニの方は父親の遺体と涙の対面。タラとパトリックの証言で、彼らをだましていたキャロリンは実はケイティだとわかる。その頃ケイティは性懲りもなくニューヨークへ出てきたばかりのトレーシーを人身売買組織へ引き渡そうとしていたが、危ないところでマック達がつかまえる。冒頭タラとケイティが楽しそうに歩いていたが、あれはケイティがタラをつかまえたところなのだ。若い女性がパーティでクスリを盛られていっせいに倒れるが、考えてみればあのシーンはおかしいな。その他のシーンも時間的におかしい。印象に残るのはバートン。悪党ではあるが、自分で引いた一線は守る。
CSI:NY5の15 パーティーの裏側で
今回はちょっとホロリとさせられる内容。ダンブルックはタブロイド紙の社長。その彼が100万ドルを寄付するというパーティで、副市長キャプランが殺される。おりしも給与支払いの遅れに抗議し、多くの警官が仕事を拒否。そのせいで市内は大混乱。市民からは不満の声が。今回ダニーも仕事を休み、そのせいで他のメンバーが迷惑する。こういうダニーには失望させられますな。後でわかるが、キャプランは自分のふところを肥やしていた。大金が一方に流れれば、どこかで不足が生じるわけで。さて、キャプランの義弟ウェストンが甥・・つまりキャプランの息子ジェイクの行方を心配している。隠れているジェイクを見つけたのがアダム。いろいろ調べた結果、このアダムに父親殺しの疑いがかかる。その前は犯行の直前キャプランともみ合いになった警官ミラーが疑われたし、ダンブルックも。でも結局はジェイク。彼はアダムを訪ねて警察へ行くが、待たされるばかりで結局は会えない。苗字を知らないし、こっちのアダムはラボ勤務だ。ほったらかしにされてるジェイクが気の毒で・・。彼は母親をなくしたショックや、父親のことを愛しているのにうまく接することができないストレスで、強迫性障害に。そこがわからない父親にはどやしつけられるし・・。たぶんあの時のキャプランは、ミラーともめたせいでいっそう気が立っていて、それも状況を悪化させた。たぶんジェイクは、アダムが何で自分のことこんなにわかってくれるのか不思議だっただろう。話を聞き出しながら涙をこぼしているアダムを見て、こっちまでウルッときてしまった。たぶん彼も子供の頃まわりとうまく接しられないとか、何かに病的にこだわるとかあったのでは?事件が解決し、人込みに消えていくアダムの後ろ姿と、何か言おうとしてやめるステラ。踏み込めない、踏み込まない方がいい領域ってあるのだな。ダンブルック役はクレイグ・T・ネルソン。「俺たちフィギュアスケーター」とか出ていた人。これからも何回か出てくるのか。ウィットフォード役ジュリア・オーモンドは「ソーラー・ストライク2013」に出ていたらしい。
CSI:NY5の16 都会のハゲタカ
エラのその後が気になるので先にこっち見たけど・・全然発展しませんでしたな。期待させといて何だよ~って感じ?マックとステラがコーヒー飲もうとしたら・・上からボッチャン。落ちてきたのは人間の目玉でしたキャー。普通なら持ち主(←?)見つけるの大変だけど、今回は目玉に番号ついてたんでわかりました。まあ中のレンズに番号がってことですけど。そう言えば「ブレードランナー2049」には骨にシリアルナンバーがついてましたな。インターネットの起業家(って何?)ジョンのアパートへ行ってみると、争ったあと。屋上にはコンドルがいて、食いかけの死体が。日本だとカラスが群がって騒いでるとこだけど、ニューヨークではコンドルですか。後で他の場所にあるコンドルの巣から胃袋が・・。例によってウゲゲなシーンが続く。ジョンはさえない見かけ、反対に妻のフローラは美人だ。彼女は兄のエンリコと共にベネズエラからやって来た。結婚したのは滞在許可証を手に入れるのに手っ取り早い方法だからではないか。また、今は大家に追い立てを食うほど金に困っているが、インターネットの起業家としてすぐに金持ちになるはずだった。だから財産目当てという動機も考えられる。フローラは犯行時は女友達とアトランティックシティーに行っていて、確実なアリバイがある。ほぉ~アトランティックシティーですか。「スネーク・アイズ」の舞台ですな。私が初めてゲイリー・シニーズを見たのがこの映画で・・。ジョンを愛していたというフローラの言葉にウソはなさそうで、そうなると怪しいのはエンリコだ。一時大家のクェンティンが疑われるが、こういう怪しいのは無実に決まっとる。フローラを心配しているように見えるエンリコが犯人だろう。そのうちフローラが殴られ、レイプされ、エンリコが通報してくる。兄妹と称しているが、DNAを調べると関係はなし。滞在許可証を手に入れるためジョンをだまして結婚したものの、フローラは本当に彼を愛するようになって。で、エンリコが嫉妬してジョンを殴ったところが、内臓出血で死んでしまったと。さてエラの方はすっかり大人しく素直になる。マックへの固執もなし。演じているケイシー・ラボウはこの後出てこないから、エラとのことはこれでおしまいのようです。
CSI:NY5の17 正義のかけら
アダムが仲間とホッケーをやっていると、突然爆発が起きる。爆発したのはバンで、爆風で家が吹き飛びこなごなに。しかし住人のレッドマンは奇跡的に軽傷ですんだ。アダムも。誰か撮影している者がいるが、犯人達か?ビデオとってた若者は無関係?ああいうふうに追っぱらうのではなく、何かうつっていないか調べるのでは?バンはレンタカーで、疑われたのはネオナチのエルガーズ。近くにあるユダヤ教会が標的か。でもこういうのはシロというのがお約束。そのうち瓦礫の下から若い女性の死体が。死因は爆発によるもので、死体を見たレッドマンは大ショック。北部の学校へ行ってるはずの娘のアリソンだったから。そのうち標的はレッドマンの家だったことがわかるが、彼には思いあたることがない。電子機器のリサイクル会社をやっていて、市と業務契約を結んだばかり。そのうち手口からピュアリストという環境テロリスト集団が浮かび上がる。リーダー格メイヘムはエコナイトクラブをやっている。しかしレッドマンの会社もリサイクルをやってエコに協力している。なぜ標的に?バンからはアリソンの指紋も。彼女はピュアリストのメンバーだった。そのうち中国にある世界最大の電子機器の廃棄場ケイユが浮かび上がる。レッドマンはここに違法に廃棄物を運び込んでいたらしい。しかしいくらメイヘムに賛同していたとしても自分の父だ。危険を知らせようと自宅へ走り込んだとたん爆発が起き・・。メイヘムは地球の行く末を憂えている一方で、目的のためには手段を選ばない。レッドマンはエコだリサイクルだと謳いながら違法なことやってる。どっちもどっちだ。ところで冒頭テロが疑われたせいでFBIが来ていて。マックの、アンの件はどうなったんだっけ?明るい話題としてはリンジーとダニーの結婚。前はノーと言ったリンジーもやっと決心がつき、届を出すためにドアを開けるとマックとステラが待っていて・・ここはよかった。そりゃ二人だけより、立ち会って祝福してくれる人がいた方がうれしいわな。それにしても後ろの方にうつっている係の人は無表情で、我関せずって感じだ。普通はもうちょっとニコニコしそうなものだが。
CSI:NY5の18 その先は闇
今回は人間は欲のためなら落ちるとこまで落ちると言うか。モーテルの一室では若い女性達がワックスで脱毛するパーティ(何じゃそりゃ)。その隣りでは明らかに不倫の男女が逢引き。その隣りでは・・。翌朝清掃員のライラが消える。部屋からは女性の死体。撃たれていて、服からはヘロイン。ところがホークスはこの女性に見覚えがあって。何と検視局にいたマーティの妻アナベルだ。マーティはギャンブルにはまり、残業をごまかし、シドもクビにするしかなかった。彼は有能で人に好かれる性格だったし、結婚した時のアナベルは幸せそうだった。さすがのシドもアナベルにメスを入れることができない。そのうち、見つかったヘロインは何と人間の臓器から抽出されたものとわかる。ちょうど内臓の抜かれたジャンキーの死体も運ばれていて。麻薬漬けの臓器目当てに殺されたのか。たぶんライラは清掃に行ってアナベルの死体を見つけ、通報しようとしたが、そばに1キロのヘロインの包みがあるのを見て、ネコババしたのだろう。何でアナベルを殺した犯人はヘロインに手をつけなかったのかね。マーティはスティーヴに借金していた。夫の代わりに私が・・とアナベルが交渉に行くが、ヘロインを差し出してもだめで撃たれたと。マーティが借りた倉庫の中は血まみれ。彼は検視局の死体から臓器を盗んでいたが、クビになると今度はジャンキーを殺して腹を裂き、刻んでミキサーにかけ・・全く人間のやることとは思えない。と言うかこういうこと本当にできるの?一方ライラはボーイフレンドのチェスターと組んで、ヘロインを売ろうとするけど、相手は素人の手に負えるような連中ではない。険悪な空気になった時、割り込んできたのがマーティ。さらにマック達も突入。何とシドまで珍しく現場へ。検視局の方は少なくとも15体。調達できなくなってからはいったい何人殺したのかと詰め寄るけど、マーティは答えない。シドも、もういいと突き放す。さぞやりきれない思いだったことだろう。一方例のコインの件。ステラはコロヴォスをおびき出し、ディアコスの居場所を聞き出すと、そのままキプロス行きの船のコンテナに閉じ込めちゃう。彼はギリシャ大使ではなく、大使館のコンサルタントだとか。何じゃそりゃ。アメリカでは逮捕できないから、指名手配されてるキプロスへ送っちゃう。ステラ達が駆けつけるとディアコスは殺されていて。コロヴォスはコンテナ詰めは気の毒だけど殺されるよりはマシだな。
CSI:NY5の19 断絶
ニューヨーク・・電車の中をちょっと見渡しただけでも、いろんな人種が集まっているのだとわかる。ちょっとしたことで気の短いのが銃を取り出し、車内は騒然となる。銃声がしてネイティヴ・アメリカンらしい男性が死亡。ところが弾は車外から。いろんなデータから、発砲された場所を特定、行ってみると・・。韓国系家族が住んでいて、どうやらボーイフレンドを連れ込んだ娘に激怒した父親が発砲したらしい。それが通りがかった列車の窓から。何と言うか偶然すぎるにもほどがあるって感じ?それにしてもちょっとしたことで発砲するってのは・・気の短いのが銃を所持してるってのはいやだな、こんなところに住みたくない。さて、くだんの男性は何と弾が当たる前にすでに死亡していた。腸の中にあった鯨のヒゲが引き起こした敗血症で。彼はモンティーカン族の族長エイモスで、土地をめぐってレイラという女性と争っていた。彼女の店では鯨のヒゲも扱っている。しかし彼女に言わせるとエイモスは土地を返すと言ってきたと。実際は返す前に死んじゃったけれど。次に疑われたのは何とか言うスポーツの練習場奪われたフィン。しかし彼にもエイモスは練習続けていいと。そのうち鯨のヒゲを使った”オオカミ殺し”という道具から、犯人は同じモンティーカン族の者では・・となる。怪しいのはエイモスが泊っていたホテルにいたコノヴァー。例の土地にある建物の中にはコンピューターがいっぱい。彼はそこでオンラインギャンブルをやっていた。しかもイカサマやって儲けてる。それがエイモスにばれてしまった。彼には部族の文化も誇りもどうでもいい。金儲けが一番。だから”オオカミ殺し”をカキにしのばせ、エイモスに飲み込ませた。さて、リンジーは実家に帰っているらしい。ダニーは赤ん坊の名前を考えるのに忙しく、仕事もうわのそら。微笑ましいと言うより、ちゃんとしろと言いたくなる。今回はどうも底が浅いと言うか。見ていても心に響くものがない。適当にひねり出して適当につなげてカメラ振り回して一丁あがり~!って感じ。ステラとマックが失われゆく文化や言語について話し合うのもそらぞらしく感じる。
CSI:NY5の20 追いつめられて
前回は出来が悪かったので(私から見てだけど)、あまり期待していなかったけど、今回はよかった。六ヶ月前、キャリーという女性が飛び降り自殺する。フィリップは夫かと思ったら兄だった。彼の目の前で・・気の毒に。ドンはエンジェルといちゃついていたが、事件の知らせが入るとそっちを優先。普通なら文句の一つも垂れるところだが、切り替えが早い。マーシャルというボイストレーナーの死体をうつしたメールが送られてくる。最初に疑われたのは、劇場の持ち主コープランド。駐車スペースをめぐってケンカしたらしい。アリバイを証明してくれるのは猫だけなんて言ってるのが笑える。次に疑われたのは、バイクポロの選手ギャビン。彼はなかなかのイケメン。ホットな女のコに目を止めたのがばれ、ガールフレンドにふられちゃうのが笑える。そのうち、マーシャルのそばで見つかった手がかりや、死亡推定時刻が、犯人によって操作されたものとわかる。死亡推定時刻の方はドライアイスによって。見つかった手がかりはいずれもステラがチェルシー大学で講義をした時、例として引き合いに出したもの。マーシャルの部屋を捜索すると、ため込んだものでいっぱい。ドンが「アダムの部屋はこんなもんじゃない」と言うのが気にかかる。彼はアダムの部屋に行ったことがあるんだ。どんな部屋なんだろう!見つかったたくさんの写真には二人の女性がうつっていて、どうやらマーシャルはストーカーだったらしい。精神的に追いつめられたキャリーは自殺。フィリップは警察は何もしてくれなかったと恨んでいる。妹がいるドンには他人事じゃなくて。となるともう一人の被害者ディナが苦痛に耐えかねて逆襲に出たのか。ステラは受講生達をよく覚えていなかったが(彼女にしては珍しい)、ディナが警察に被害届を出した時の録音を聞いて、一人の女性を思い出す。質問した時の声を覚えていたのだ。そりゃその時のディナは藁にもすがる思いなのが声にも出ていて。と言うわけで犯人は彼女だったが、マックだって鬼じゃない。それとなく、証拠不十分でつかまらずにすむかもよ・・とにおわせていましたな。こういうのは珍しいけど、見ているこっちもホッとした。
CSI:NY5の21 過去、現在、そして殺人
シーズン終わり近くになると、一回じゃ終わらなくなる。またダンブルックが出てくる。二流タブロイド紙の社長だろうぐらいに思っていたら、他にも手広くやっていて、メディア王らしい。だから警官のストやめさせるくらいの寄付ができるのか。夜、ダンブルックを襲った男が窓を突き破り20階下に落下。息子のコナーと弁護士に電話した後、下を見ると、死体がない!マックが来ると、殺しじゃない、自分は被害者・・と非協力的。オフィスへ入るには生体認証が必要だが、ダンブルックの指紋しかついてない。そのうち死体が見つかるが、指紋が切り取られていて、身元の特定に手間取る。例によってウゲゲなシーンがくり広げられる。胃のなかみをチュー・・いやん見たくない。そのうち七ヶ月前に殺されたアン・スティールの指紋がオフィスに入るため使われたとわかる。ダンブルックはアンをコンサルタントとして雇っていたらしい。死体の顔を復元すると、マックには見覚えが・・。以前クロス巡査が殺された時姿見せたFBI捜査官のうちの一人ウォルシュだ。死体を持ち去ったのがもう一人のジョンソン。マックがFBIへ行くと、対応したパークは二人は半年前クビにしたと。マックは珍しく怒ってパークをののしる。さて相変わらずダンブルックは非協力的なまま。一度記者達の質問に答えている時銃撃されるが、いやに落ち着いているのでマックも不審に思う。もっと怖がらなくちゃだめじゃん。そのうちシンクレアが令状取ってくれたので、ダンブルックのオフィスを捜索すると、クロスを殺したのと同じ型の銃が出てきた。結局クロスを撃ったのは息子のコナーらしい。ダンブルックを銃撃したのも彼。ジョンソンは「二人ははめられた」と言い残して死亡し、やっとパークがマックに何やら資料を渡す。このパーク役の人は見たことあるな。イアン・アンソニー・デイル・・「メンタリスト」に出ていたらしい。ちょっと大澄賢也氏に似ているかな。ラスト・・メモリーのある場所にびっくり。ウォルシュの転落場所なのに・・そこから何か飛んで落っこちたとは考えなかったんかい!今回少しまともになったシンクレアが出てくる。
CSI:NY5の22 父への祈り
見ている方は当然前回の続き・・と期待するけどはずされる。そう、前にもこんなことが・・「タクシー・キラー」とか。いいかげん学習しませう。オークション会場に鑑定人のザンダーが倒れ込んできて死ぬ。撃たれたあとと刺されたあとがあり、これは後で銃剣によるものとわかる。今回は途中でホークスが叔父の死で退場。ダニーも途中で停職処分になるが、リンジーのところへ行けるとむしろ喜ぶ。どうも彼の軽さが私には気になる。さて、ザンダーが襲われた時電話していた相手はおなじみネオナチのエルガーズ。彼って容疑をかけられるためだけに登場しているみたい。後でザンダーもネオナチだったとわかる。彼の隠し部屋にはホロコーストの遺品。エルガーズも同じような部屋持ってる。またザンダーは言い争いもしていたようで、それが時計店を営む老人エイブラハム。彼は亡くなった妻の形見をオークションに出したようだ。今の時代、時計店は振るわない・・何しろケータイやスマホで時間わかる・・が、店を継いでくれる息子デヴィッドのためにもまとまった金を用意しておきたかったと。エイブラハムには腕に刺青があり、アウシュヴィッツの生き残りであることがわかる。ザンダーの部屋にあったのがエスター・シュニッツラーという女性の日記。ここからたどっていくといとこのハンナの証言があって。この時マックが会っているレズニックのことがよくわからないが、後でイスラエル政府の人だとわかる。収容所で生き残った人の証言を集めたり、逃亡したナチの戦犯を追ったりしているのか。ハンナの証言によると、エスターとその家族はドイツ人クラウスの手引きで国外へ逃げるはずが殺されたと。で、このクラウスがエイブラハムらしいとなる。手引きの代償として受け取ったブローチを、60年たってオークションに出したところ、ザンダーはそれが日記に書かれているものと同じなのに気づき・・。デヴィッドの顔立ちからすると、クラウスの妻はユダヤ人か。生き延びるためには何でもしたのか。たぶんクラウス逮捕のお礼だと思うけど、ジョージという男性の証言映像がマックのところへ送られてくる。それに出てくるアメリカ人兵士がマックの父親のことで。これでも足りないと作り手は思ったのか、マックをハンナのところへ行かせ、ブローチを渡すシーンをくっつける。エイブラハム役はエドワード・アズナー。
CSI:NY5の23 大いなる善
今回はちょっと変わっている。もう少し何かあると思ったが・・。二年前マリスという少女が交通事故で死ぬ。メールを打ちながら運転していたネヴィル(チャールズ・S・ダットン)の車が、マリスの自転車にぶつかったのだ。18ヶ月の刑期を終えて出所したネヴィルの前に、マックが現われる。マックは彼が無実だと思っている。あの時ネヴィルがすんなり罪を認めたせいで、ラボでの分析を十分やらなかった。考えれば考えるほど運転していたのは彼じゃないと思えてくる。ネヴィルにとっては迷惑な話だ。ここでニックとの回想が入るので、見ている者はだまされる。後になって運転していたのはネヴィルの娘カリータだ・・となるが、じゃあ何でニックを出してきたのかいな。マックがマリスの母親キャサリンのところへ行って、運転していたのはカリータだと告げるのはおかしい。まだはっきりしてないのに何でそんなこと。それにこれは正式な捜査じゃないし。冒頭から妙な男ロニーが出てくる。どうやらネヴィルの命を狙っているらしい。すぐに仕事に取りかからなかったのは、マックがウロウロしていたせいか。マックは知らないうちにネヴィルの命を救ったのか。ロニーが警察に出頭するのは、あまりにもありえない話だ。自分の仕事はナニだが、女と子供はやらない主義だから断った・・。そりゃ中にはそういう主義の殺し屋もいるだろう。しかし自分の顔を警察側の人間に見せるなんて。電話でだってすむことだ。依頼主がキャサリンだってのは予想つく。標的をネヴィルからカリータに変更したのだ。ここで見ている人は思う。キャサリンはどうやって殺し屋を見つけたのだろう。看板でも出ていたのか。もちろんキャサリンは断られたことで目がさめる。マックはマリスの死を痛ましいことだと思っているので、キャサリンに同情しつつも、クギをさすことを忘れない。カリータも苦しんでいるが、飲酒運転の前科があるのに、あの時は少量とは言え酒を飲んでいた。今度こそ懲りるといいが。さて、リンジーが現われる。てっきり故郷での出産がすんで・・と思ったらまだ大きいまま。マックもステラもダニーもいなくて、居合わせたのはアダム。破水したと聞いた時のアダムの顔!今シーズンで一番印象に残るのは、15話でのアダムの涙とこの時のびっくり顔!
CSI:NY5の24 偽りの地、ギリシャ
だいぶ前のなので、記憶もあいまいになっているけど、コロヴォスってハンサムさんだったんだよな。・・大学の古代ギリシャクラブの学生達が芝居をしていたら、死体が。観客はそれも芝居の一部だと思ったようで。被害者はコロヴォス。ステラ達は驚く。エンジェルに手伝ってもらって、キプロスだかどこかへ行く貨物船のコンテナに入れたはずなのに。彼はステラの住所を書いた紙を持っていた。マックは、彼はステラに復讐するつもりだったのだろうと。マックはステラが勝手な行動取ったと怒りを爆発させ、ステラはマックにバッジを返す。まあマックが怒るのは彼女のことを心配してなんだけどね。ステラは調べるのをやめず、パパコタ教授に協力を求めるが、彼は何も知らないと。そのうち、コロヴォス殺しの凶器の短剣が、アレクサンドロス大王の墓から出たものらしいことがわかる。また、パパコタが出土品の盗難や密輸に関わっていたらしい・・となるが、ステラには信じられない。彼は自分の守護天使、養護施設から救い出してくれた恩人。しかし、彼から贈られた絵が盗まれたものと気づいた彼女は、ギリシャへ飛ぶ。訪ねた先には弟のタッソがいたが、教授はいなかった。マックもギリシャへ。まああれこれあるが、ホントガチャガチャした画面で、見ていて呆れてしまう。普通にうつすということがほとんどない。また、ストーリーの方も、何か抜かしているのではないかと思うくらい飛ぶ。早送りしているような、ダイジェスト版を見ているような気にさせられる。さて、いくら才能があると見込んだとは言え、パパコタのステラに対する態度は・・。私はてっきり彼がステラの父親なんだろうと思ったが、ネットで調べると違うようだ。別に彼でもいいと思うが。彼女の母親は絵画の修復師。彼女が2歳の時、交通事故で死亡。そのせいで養護施設へ入れられたのだろう。贈られた絵は、母親が最後に修復を手がけたものだった。今回の話をまとめると・・ディアコスを殺したのはコロヴォスで、そのコロヴォスを殺したのはタッソ。パパコタはタッソの撃った流れ弾に当たり死亡。そのタッソはマックに撃たれて死亡。これじゃ在庫一掃セールじゃん。
CSI:NY5の25 殉職
ドンが情報屋テレンスの任を解いている時、エンジェルから電話が来る。甘いお誘いの電話だが、事態は一転、とんでもないことに。コナーが大陪審で父親ダンブルックに不利な証言をすることになっている。彼はダイナーで食事中。エンジェルはその警護にあたっていた。ドンに電話なんかせず、周囲に目を光らせていればあるいは死なずにすんだかも。でも装甲車が突っ込んできて銃撃戦に。コナーは拉致され、エンジェルは撃たれて病院へ。手当てのかいもなく死んでしまう。ショックを受けるドン。解剖されるなんて耐えられない。彼もつらいけど、シドもつらい。さすがにそのシーンは出てこない。まず疑われたのはダンブルック。自分に不利な証言をさせないために。彼は息子のこと心配してるのに、マックには疑いの目で見られる。しかも今回が初めてじゃない。ダンブルックは悪党には違いないんだけど、その一方で疑われてばかりの運の悪いオッサンという感じも。エンジェルが死んだため、マックは犯人捜しに全力を尽くせと訓示。まず犯行に使われた車が見つかる。血痕があるのは、エンジェルに撃たれたからだ。アダムとステラはダンブルックの車に追跡装置をつける。盗聴もできる。彼は銀行で金を下ろし、空港へ。こりゃ逃亡する気に違いない。ところが・・実際は身代金の受け渡しに行ったのだった。マック達のせいで取引は失敗。あれこれあって、犯人の一人はケイドという男だとわかる。彼と仲間、合わせて四人は元傭兵チームらしい。コナーを誘拐し、身代金1000万ドルを要求。警察は証言の件があるから、ダンブルックを疑うはず。警察が勘違いしている間に金を手に入れるという計画。一方、もう自由の身になったはずのテレンスが情報持ってくる。彼だってあの時のドンの電話の相手がエンジェルで、しかも殺されたと知っている。何とかドンの役に立ちたい。・・いいやつだな、テレンスって。で、車を軍並みの仕様に変えたのがトニーとわかる。トニーは依頼主がケイドだと認める。あれこれあってコナーを救出。ケイドを追いつめたドンは発砲するが、その後のことは不明。気を持たせるなあ。ラストは・・不明のままラスト行くかよ!・・みんなでエンジェル偲んでいるところを誰かが外から銃撃。