パトリオット・デイ

パトリオット・デイ

マーク・ウォールバーグとピーター・バーグで実話とくりゃ安心して見ていられるけど、ヒットしたのかな?ウォールバーグ扮するトミーは架空の人物かな?いろんな警官まぜてるみたいな。実在するなら最後の方で出てきたと思うが。そのトミーは停職中?でもドア蹴破ろうとして膝痛めて。美しい妻キャロル(ミシェル・モナハン)がいて子供はいなくて。いろんな人がずらずらっと出てくるので、整理がつかない。2013年のボストンマラソン。トミーはゴール近くで痛い足を引きずりながら誘導係。犯人のタメルランと弟のジョハルは爆弾の用意。彼らの背景はあまりはっきりしない。映画の中には実際の映像もおり込まれる。爆発は二度起きたらしい。すぐには何が起きたのかわからずみんな混乱している。耳も聞こえなくなっている。足をやられた人が多いのがわかる。その後は懸命の救助活動。そのうちFBIがれいれいしく車を連ね、乗り込んでくる。降り立ったのは・・オヨヨ、ケヴィン・ベーコンだ。うん、あたしゃベーコン好きです。でも今回ばかりは「ザ・フォロイング」が目にちらついて仕方がなかった。ベーコン扮するデローリエは広い場所を確保し、爆発現場を再現する。その場にいた人からスマホとかケータイ提出させ、映像確認する。あと監視カメラも。作業は徹夜で行なわれ、目をこすりながら見ている。大変だね。で、見つけたのが帽子の男(ジョハル)。観衆とは違う方向見てる。トミーが呼ばれ、何時何分にここにいたとすると、その前にはどこの監視カメラにうつっているか考えさせる。最新の機械も重要だけど、人間の記憶や知識も重要・・ここはよかった。で、サングラスの男(タメルラン)も浮かび上がる。疲れ果てて家に戻ったトミーに、家族(←?)が質問攻め。警官だって人間、少しはそっとしてやれっての!タメルランらはニューヨークへ向かうが、途中で気のいい警官コリアーが犠牲に。次にマンが人質になるが、スキを見て逃げ出す。この部分から次の銃撃戦、爆発のあたりはスリル満点だ。ここでタメルランが死に、ジョハルが逃走。しかし民家の庭のボートの中に潜んでいるところをつかまる。だから終わりの方はわりとあっさり。実話だから終わりに近づくにつれて盛り上がる・・とはいかない。「バーニング・オーシャン」同様最後の方で実物が登場する。犠牲になった人々も。警視総監役はジョン・グッドマン。実物の方はレイモンド・バーに似ている。他にJ・K・シモンズ。