アルマゲドン2009

アルマゲドン2009  

これは「午後のロードショー」で録画しておいたもの。何年もたってるからほどよく熟成してます・・ってそんなことないか。2009年、地球に彗星が接近。途中で分裂し、破片が地球に激突。そのせいで磁極がずれてしまう。天体物理学者のジェームズ(ジャック・コールマン)は、このままだと磁極の逆転が起き、人類の滅亡だと警告を発するが・・・。そういう規模の大きい話だけでは間が持たないので、ジェームズには再婚した妻シンシアがいて、義理の息子シェーンとうまくいってないとか、いろいろくっつける。前の妻がどうなったのかは不明だが、たぶん死んだのだろう。ジェームズの父親は空軍の将軍だが、五年前から疎遠になってる。理由は不明。シェーンはパン屋マイケルの娘ゾーイが好きだが、彼女にはケヴィンという、いけすかないボーイフレンドがいる。そのうち地震や電波障害、太陽の位置のずれ、オーロラの出現などが起き始める。電磁波のせいで25万人も死者が出るが、大統領の顧問は一時的なもので、磁極もそのうち元に戻ると主張。逆にジェームズはやってることが売名行為だと大統領に言われてしまう。しかしそんなことも言ってられなくなると、今度は解決方法は・・となる。解決方法はある。100メガトンの核爆弾だ。出ました!困った時の核爆弾頼み!しかし爆撃機は途中で電磁波にやられて消失(どこへ行った?)。空がだめでも海があるさと、今度はマリアナ海溝に核爆弾だ。アメリカの原子力潜水艦はだめになってるから、ロシアのディーゼル式のを使う。ここでも出ました!困った時のロシア頼み!失敗したらロシアのせいってか?人類の危機だからロシア側も快く協力してくれる。衝撃波で艦が助かる見込みは薄いが、人類のためならエーンヤコラと海底深くもぐるのよ。出てくるのは知らない人ばかり。コールマンはビル・パクストン風味。シェーン役タイラー・ジョンストンはニコラス・ホルト風味。レポーターだかアナウンサーだかのルーはハンサムだ。それにしても地割れが起きた時、地割れに沿って走って逃げてるのが解せない。地割れから離れるよう横に走るんじゃないの?まあ離れるとせっかく特殊効果で作った地割れ見えなくなるからね。マイケルは太っているので絶対・・と思ったらやっぱりペースメーカー使用。結局死んじゃいました、気の毒に。てなわけで全く新味はないけど、ひまつぶしにはちょうどいいです。