コズミック・シン

コズミック・シン

ブルース・ウィリス失語症で引退の新聞記事にはびっくりし、心配にもなったけど、この映画は何じゃらほい。2524年、地球から4217光年離れた惑星で、異星人とのファーストコンタクト。あたしゃ途中までFCって何だろうと思っていたのよ。そしたらファーストコンタクトのことだったのね。地球は500年たってるとはとうてい思えない。酒場ですぐ殴り合い、銃を突きつけ合い・・って西部劇かよ。地球防衛のため元将軍フォード(ウィリス)が呼ばれる。彼は過去Q爆弾を使用してうんたらかんたら。戦いに勝つと責任追及して追い出すくせに、何かあるとまた呼び戻す。集められた中には彼の元妻ゴス博士も。地球に送られてきた生存者はゾンビみたいになってて、彼らによって地球の位置がバレると、人類が危うい。で、フォード達がエローラとかいう惑星へジャンプ。まあ見ていても何が何だかさっぱりわからず、感想も書きにくい。エローラに着いても、主役であるはずのフォードや、今の将軍(フランク・グリロ)達が行方不明で、なかなか姿見せない。将軍の甥、ブラクストンの方が目立つ。途中でエローラの防衛軍か何かのカントスが出てきて、そっちに目が行ってしまう。ユニークなヘアスタイル、がっちりした体つき、不敵な面構え、手にした大きな武器。顔立ちはLiLiCoさんに似ているかな。演じているC・J・ペリーは元プロレスラーらしい。まあこの映画でよかったのは彼女と、酒場のシーンで出てくるバーテンダーロボットくらいで、あとは全然だめ。有名スターは出てるし、CGもしっかりしてるし、チープさはないんだけど、ストーリーが・・。何しろどこかの惑星の採掘場にいる若いカップルのイチャイチャから始まるんですぜ。で、女は何か音がしたとか言うし、男は誰もいるはずないとか言うの。こういう時何の音?とか誰かいるとか言うの必ず女の方だよな。さてこういう映画の最後は爆弾で解決と相場が決まってる。しかも誰かが犠牲にならなきゃならないというのもお約束。おまけにウィリスが出ている。こりゃもうてっきり・・と思うでしょ皆さん。私もそう思いました。たぶん涙目になってジメジメ・・とか。そしたらラスト、酒場でウィリスが・・あらら生きてたの?てことは何がどうなったんでしたっけ?いいやもうもう一度見るなんてめんどくさいしどうでもいい。こんな映画作られることこそシン(罪)ですな。