カラー・アウト・オブ・スペース-遭遇-
ウーム、何ですかこりゃ?H・P・ラヴクラフトの「宇宙からの色」というSF小説が元になっているらしいが、読んだことなし。ある夜、庭に岩が落ちてくる。見たことのない色の光を見る。テレビの取材が来た時には、なぜか岩はなくなっていた。ガードナー一家がアーカムへ来て一年たつ。元々はネイサン(ニコラス・ケイジ)の父親の農場だった。今はアルパカを飼育している。妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)はガンの手術を受けたらしい。娘のラヴィニア(マデリン・アーサー)は魔術だか呪術だかに凝っている。上の息子ベニーはハッパをやり、下の息子ジャックはまだ幼い。水質調査に来た水文学者ワード(エリック・ナイト)はラヴィニアに心引かれる。一家の生活は隕石落下を境に変わってしまった。植えた覚えのない花が咲く、ネイサンは悪臭が気になる、ラヴィニアは吐き気がする、ジャックは井戸に何かいると思っている、テレサは無意識に指を斬ってしまう。その他いろいろ描写されるが、散漫な感じだ。ケイジをネイサン役に持ってきたのはキレキレの演技をさせるためか。ネイサンがキレるのは宇宙から来た何かの影響か。ワードは水が汚染されているのに気づく。しかし何に汚染されているのかはわからない。ジャックが見ていると、井戸からカマキリみたいな昆虫が出てくる。ではこれがエイリアンなのか。途中アルパカが変な状態になるが、「遊星からの物体X」の犬状態。テレサとジャックが変な状態になるが、何がどうなっているのかわからない。どうもこういうのばっかだと、怖がりようがない。ここらへんになると、ワードが助かるかどうか、それだけが私の興味の対象となる。ハッピーエンドじゃなさそうなので、せめて好青年の彼だけは助かって欲しい。本来ならネイサンがそれまでのコセコセした態度をかなぐり捨て、銃を片手にエイリアンと戦って倒す・・となるが、今回は無理そう。ところでケイジって今までにエイリアンと戦ったことあったっけ?クライマックスは何が何やら。一家は全滅するけど、私はワードが助かったのであとはどうでもいいです(←?)。宇宙からやって来て井戸に住み着き、成長したらしいエイリアン。結局どうなったんでしょう。市長役で「ニュー・ワールド」でポカホンタスやってたクオリアンカ・キルヒャーが出ていた。