イベント・ホライゾン
心にかかっていることが実体化するのは「ソラリス」・・自殺した妻が・・ってまんまじゃん!宇宙船の感じは「2001年」、何とか装置は「スフィア」・・他にもあります?たくさんSF映画見ている人はもっと思い浮かぶだろうな。イベント・ホライゾンというのは宇宙船の名前なのね。あたしゃ何かのイベント名かと。宇宙船の中だけ、乗組員だけという限定映画だから、どんなエイリアンが出てくるのか、誰が生き残るのか、それしか興味引くものがない。空間をねじ曲げて宇宙のどこへでも行ける装置を備えつけたイベホラ号。行方不明だったけどなぜか7年後戻ってきて・・。救出に向かうルイス&クラーク号(ルイスとクラークって・・サカジャウィアが案内した探検隊と関係あるのかな)・・ううむ「スーパーノヴァ」風味。正直言ってストーリーはあいまい。イベホラ号はどこへ行こうとしていたのか。どうやって戻ってきたのか。戻ってきた時には船が意思持ってる。ソラリス号に改名せよ!装置作ったウェアー博士はワープ先知ってるはずだが(どこへ行くかもわからずワープはさせないだろ普通)言わない。理性的に見えて博士自身だんだんおかしくなる。サム・ニールだからダミアン状態?この映画何を言いたいんだろ。爆発とか空気もれとか火とか血がどばーとかワープとかブラックホールとか、いろいろやってるけど今いちよくわからん。ウェアーは目がなかったり(ワープ先は暗黒だから目なんかいらん!)顔に何か貼りつけていたり(「ヴァイラス」風味)、そのうち顔がヒジキごはんみたいになっちゃって(あるいはチキンの網焼き・・何のこっちゃ!)。船長(ローレンス・フィッシュバーン)助かるかなーと思ったら自分を犠牲にする。みんな死んじゃってちびっと生き残って・・でもトラウマ(モロ「ヴァイラス」の悪夢ラストと同じ)。監督はポール・W・S・アンダーソン。「ソルジャー」「バイオハザード」「AVSP」など、彼の作品みんな好き。でもこの映画は・・。DVDをレンタルして見たんだけど、映像はよかった。CGを多用して、うそっぽいんだけど慣れるとそれが普通に見える。装置の内部がHALの中みたいになっていて、しかも無限に続く迷路みたいで・・「エイリアン2」風味?一部のSFファンには受ける映画なんだろう。私はどうってことなかったけど。でも何回も見るとはまりそうな予感もした。