CSI:NY3

CSI:NY3の1 富に溺れて

これは去年の正月に録画してそのままほったらかしにしておいたもの。今のところシーズン1と2は見てないので、ドンの復帰とかマックとペイトンの関係とか何もわからない。シーズン3からとったのは、エドワード・ファーロングが何回かゲスト出演しているらしいから。ホンネを言うと他の回はどうでもいいのだが、せっかくゲイリー・シニーズが主役やってるんだから見てあげなくちゃ。でもこういううつし方はいっぺんで嫌いに。これから毎回こういうせわしない、落ち着きのない、目の回るような、頭の疲れるような画面見なくちゃいけないのかしら。ブルックリンブリッジからバンジージャンプをする男女。のっけからけたたましい。この二人、キャシディとトレイが目撃したのは血まみれのサム。この後二人はどうしたんだっけ・・さっき見たばかりなのにもう思い出せない・・ああ、怖くなって逃げ出したと。一つのことをじっくりなんて時代遅れとばかりに次から次へ。この、若くてハンサムで金持ちの青年サムが殺されたことと、やはり金持ちでペントハウスで殺されたヴァネッサのことと、二つが交互に描写される。見ている方はこの二つがどこで繋がるのかと思うけど、繋がらないんだわ。あちこち話が飛んで、いろんな人が出てきて、科学的な捜査するところパッパッと見せられて、見ている方は何が何だかわからないわけよ。昔だと作り手の手際が悪いからわけわからなくなるんだけど、今は違うのだ。手際がよすぎて、普通に見せりゃいいところを複雑に見せる。画面がくるくる回って、こっちも目を回しているわけ。さて、サムにはエリカという婚約者がいる。彼は少し前ストリッパーで妊娠しているドーリィと別れたけど、思い直して結婚を申し込もうとしたようで。えーと、そうするとあのダニカという溺死体は何だったの?一晩で同じ場所で自殺とプロポーズと殺人とバンジージャンプがあったってこと?エリカの父親役は何とマイケル・ヌーリー。懐かしいなあ。彼が出てきたとたん、こいつが犯人とわかるから、ヴァネッサの事件で時間稼ぎ。今回印象に残るのはヴァネッサと友人マーゴにそれぞれついているボディガード。特にヴァネッサのボディガードは病気持ちなので、彼女に迫られても応じない。雇い主が金持ちのアホ女でもじっとがまん。大変だねえ。

CSI:NY3の2 偽りのミイラ

冒頭ホリー・ゴライトリーみたいな格好をした女性三人が宝石店を襲う。副支配人ウィリスが死亡するけど、いつ撃たれたんだ?いやいや、彼は下りてきたシャッターが銃にあたって暴発し、その弾があたったのだ。全くの不運。宝石の陳列ケースがなぜ割れるのか不思議だったけど、その謎も後で解明される。直前に犬が吠えたという飼い主の証言でぴんときたダニー。周波数装置を使ったのだ。人間には聞こえないけど犬には聞こえる周波数。ガラスも割れる。なぜか女性達が逃げるところは誰も見てない。どうやら換気ダクトを使ったらしい。支配人でさえ知らないのに、彼女達はなぜ知っていた?そりゃ建物の青写真を前もって見ていたからだ。最近閲覧した工学部の学生がいる。しかしその女性ナタリーは殺されていた。部屋には女性三人がうつった写真。犯人はなぜこんな手がかりとなるものを残しておくのだ?一方女性のミイラが見つかる。あたしゃてっきり換気ダクトの中で見つかったのだと・・。今事件が起きたばっかりなのに、何でもうミイラになってるんだ?急速冷凍・・フリーズドライか?いやいや、これは別の事件。いつものように作り手は視聴者を惑わせて喜んでいる(ように思える)。ミイラの指紋取るには指を切断して(オヨヨ)空気を入れてふくらますのか。内臓は水に浸けて戻して・・これじゃあ買い物に出られない日にお勧めの乾物料理教室じゃん。とにかくペイトンが出した結論は心臓発作による死亡。他にあった傷はたぶんビル解体のための鉄球が当たった時、何かがぶつかってできた傷だろうと。でもマックはこの女性ポーリンの夫で議員のレイバーンによる殺人だと信じている。マスコミは騒ぐし、検事補ブルームフィールドも早く逮捕したいからとせっつく。でもマックは動かぬ証拠が出るまで待つ。手がかりをつかむため、死体が置いてあった部屋を再現。と言っても今は機械で・・壁を透視するみたいな・・「クリムゾン・リバー2」に出てきたようなやつで立体図にするのかな。部屋で見つけたハエの死骸からマックはあることに気づくんだけど、その時のアダムとの会話シーンでは画面は普通。くるくる回ってないしパッパッと切り替わってもいない。これでいいんだってば。普通だからこそマックは何に気づいたんだろうって我々は俄然注目するのだ。

CSI:NY3の3 愛が冷める時

アホらしいパーティから始まる。ペンギンちゃんもとまどい顔(←?)。バーリ・ウォッカとかいう新製品の宣伝パーティ。ウォッカは氷でできた容器に入っていて、キャンペーンガール達が客に注いで回る。もちろん凍傷にならぬよう手袋をしている。アイス・プリンセスのトーニャが登場・・と思ったら死んでいる。凶器が見つからないのは氷でできていたからだろう。一方マラソン大会でランナーのリードが死亡。給水所の近くだから、現場はゴミだらけだ。給水用の紙コップ、レモンの皮。滑って転ぶ人がいるのもうなずける。リードの死因は一酸化炭素中毒。顔にはなぜか凍傷らしきもの。凍傷と言えば氷・・で、最初の事件との関係は・・なんて思ったりするが、そんなものはなし。いいかげん気づけよ私。でも習慣になってるから、性懲りもなく二つを結びつけたがる。このシリーズはチームメンバーが多いと思うけど、二つの事件出してくるからなんだな。画面だけでなく音もうるさい。こねくり回したような音楽。テレビの画面から目をそらす。ありがたい、自分の身の回りのものは動いていない。耳をすます。ありがたい、うるさい音楽は画面の中だけのもの。自分がかけない限り、商店街や喫茶店にいるのでない限り、うるさい音楽は聞かずにすむ。だってそうでしょ、何であんなにくるくる回る必要があるの?じゃあこのシリーズ見なきゃいいじゃん・・となるけど、それがそうもいかないんだわ困ったことに。事件はそのうち解決する。ジェニファーはトーニャに嫉妬していて疑われるけど、最初の方をもう一度見てみると、トーニャの様子がおかしいことに気づいた時の表情を見ると、犯人ではないってわかる。後でリアムが凶器に指紋がとか言われていたけど、氷だし溶けたんだから指紋はないんじゃ・・?それにしてもトーニャとジェニファー・・同じ顔してるな。リード殺しで疑われるシャロン役ロリ・ロムはなかなかの美人。なぜかダニーとリンジーが付き合ってるけど、リンジーの方は距離を置きたいと思ってるようで。彼女には乗り越えなければならない問題があるんですと。

CSI:NY3の4 見せしめ

CSI:NY3の5 オイディプスの悲劇

CSI:NY3の6 甦る悪夢

CSI:NY3の7 殺しのブルース

え~と電車の中でパーティですか?何かを飲んだ若い女性が死んでしまう。出血しているけど外傷はなし。化学兵器か生物兵器か・・でも防護服とか用意した様子もなく、普通に調べてる。実は今日はマックの誕生日らしい。ペイトンと一緒にオペラ鑑賞。演目は「蝶々夫人」・・でもオペラ歌手がシワシワなのにびっくらこく。マダム・バタフライと言うよりマダム・ババフライだ。そりゃ顔じゃない、声が大事なんだけどさ。非番なのに呼び出しを食うマック。その彼も血だらけの死体にはびっくりだ。一方金持ちのプレイボーイ、ジョーダンが殺される。見つけたのはルームメイトならぬルームメイド、ロレリー。障子戸らしきものを開けると奥の部屋には四角い風呂のようなものが・・。「ストーリービル」を思い出しますな。こっちは湯気は立ってなくてジャグジー・・スイムジムとかいうもの。浮かんでいたのがジョーダンの溺死体。ペントハウスにしては壁が薄く、隣りの音がよく聞こえる。結局スイムジムの騒音ががまんできなくなった隣人が犯人でした。電車の方は・・これは地下鉄?線路走ってるの?何だかよくわからん。このブルートレインで稼いでいるのがランディ。ああなってこうなって結局標的はランディでした。彼が稼いでいるのが気に入らないマックインとかいうのがビンを渡したけど、ジェニーがそのなかみを飲んでしまった。で、人生の終着駅。マックは以前マックインを逮捕したことがあるらしい。もちろんマックインはしらばっくれるが、マックは性格も証拠の一つと、マックインの仕業と信じて疑わない。ところでホークスの様子が変だ。何だかぼーっとしている。後でわかるが、彼はジェニーを知っていた。と言っても落ち込んでいる彼女の話を1時間ほど聞いてあげただけ。でもマックはなぜ黙ってた捜査をはずれろと怒る。今はほんのちょっとしたことでもつつかれて、そのせいでみすみす有罪とわかっている犯人が無罪放免なんてこともあるから、マックの言い分ももっともなんだけど。一時的にペイトンとの仲も気まずくなるけど、ラストでは仲直り。小さなケーキみたいなのにはローソクが一本立っている。こんなのを売る自動販売機があるの?それにしてもペイトンは美人だな。クレア・フォラーニだから美人なのはあたりまえだけど。

CSI:NY3の8 波紋

ペイントボールやってる二人組がいて、そのうちの一人が撃たれて死んでしまう。非番のステラがマックを呼び出す。一週間ほど前からつけられてるような気がすると。そこへ事件の呼び出しが。警備員が倉庫で死体を発見したのだ。ドンが聞き込みに回るが、ペイントボールをやる連中にはみんな迷惑していたようで。うるさいし、そこらじゅうペンキで汚したまま後始末もしないからね。こういう連中って人のこと考えないんだろうな。自分達さえ楽しけりゃいい。殺されたのはキムと言って、サイラスと仲が悪かったが、そのサイラスは行方不明。どうやらブラックコカインとやらの取引現場に運悪く居合わせてしまったらしい。ここからややこしいことに。以前その成分と同じものをドンのチームが手入れで押収。ドン立ち合いの元で50キロ全部処分されたと。それなのに今回現場からその痕跡見つかったということは・・実際は50キロ以上あって、チームの誰かがネコババしたことになる。ドンはマックに当時の情報渡すのを拒むが、自分でも気になるので、服役中の麻薬ディーラー、ラモントに面会。するとあそこには53キロあったと。これって捜査ミスになるのでは?とにかく警官が悪いことすると、その人が手がけた捜査にまで影響が及ぶから大変だ。ところでサイラスは妙なところで見つかる。本物の月の石にクマ用の罠。行方不明になって三年たつ地質学者トリーナ。あの時ドンが聞き込みをした住民の一人がトリーナ。彼女はエイリアンをつかまえたと思い込んでる。ペイントボールのグリーンのペンキをエイリアンの血液だと。すっかり頭がおかしくなっている。精神病院へ入る前に面会するかと聞かれた夫ルビアンは断る。あの女性は妻じゃない、トリーナはいなくなったまま・・。何だかこのルビアンの気持ち・・妻が見つかってもうれしくない気持ち・・わかるよなあ。さてステラにつきまとっていたのは・・何とマックの亡き妻クレアが若い頃養子に出したリードだった。ステラがクレア・・自分の母親だと思い込んでいたらしい。マックとは血の繋がりはないので、母親が死んだと知ると姿を消すが、この後何回か登場するらしい。リード役カイル・ガルナーは湿った感じの美形。「ミディアム」に出ていたらしい。

CSI:NY3の9 死の天使に乾杯

交通事故でニコールという19歳の娘が病院へ。一生歩けなくなりそうだが、命だけは助かりそう。そのニコールが殺される。どうやら窒息させられたらしい。ICUに入っているから近づける者は限られている。ホークスは以前ここの医師だったらしい。その頃の知人リチャーズは、医療従事者を疑うなんて・・と怒る。ニコールの母親エレンをやっているのは「ツイン・ピークス」のシェリル・リーだ。エレンを慰めているのはジュリー。彼女の娘ヘザーはニコールが運転する車に同乗していて死亡。この後いろいろあるが、「死の天使」という題からリチャーズが怪しく思える。でも彼は全然出てこなくなる。ホークスに過去を・・医師をやめた理由を思い出させるためだけに出てきたようで。彼は人の最期に立ち会うのに耐えられず、検視官に転向したようで。あと怪しいのはジュリーだ。娘はニコールの泥酔運転のせいで死んだのだ。恨んでいないはずはない。めくらまし・・時間稼ぎとしてニコールのボーイフレンド、マットが容疑者として浮かび上がる。マックとドンが彼を追うシーンでは、カメラはムチャクチャに揺れる。直後の聴取では三人は意外と息を切らしていない。たぶん一番息を切らしているのは、カメラ揺らしていた人だろう。アホらしい!次のめくらましはニコールの父ルッソ。いかにも粗暴な感じだが、そのせいでかえって無実に見える。そのうちニコールにつけられていたパッドから手がかりが・・。ミトコンドリアだのアレルだの何が何やらだが、要するにニコールはエレンともルッソとも血の繋がりはないと。その前にエレンはニコールに生命保険をかけていたことで疑われたりする。結局ニコールとヘザーは入れ替わっていたと。酒とクスリで運転できない状態のニコール。ヘザーは免許持ってないけど運転はできる。二人は顔立ちがそっくりなので、何かあったらこれを見せればいいと、ニコールは免許証をヘザーに渡す。そのせいで救急隊員は二人を取り違えてしまったと。包帯だらけ、あるいは損傷がひどいせいで母親達も気づかず・・。それが新たな悲劇に・・。てことは二人は血液型も同じだったのね。

CSI:NY3の10 スウィート16

だんだんこのシリーズにも慣れてきたぞ。事件が二つ起きて、並行して描かれる。犯人はわりとあっさり口を割る。たいていは相手が悪いとかこうするしかなかったとか・・要するに悔いてない。ゲイリー・シニーズの苦み走った表情をうんとこさ見られる。いやホント何てカッコいいんだろう。ただし恋人とイチャイチャしてたり、もめたりしてる時はダメ。そういうのは似合わないし、見たくない。ビルの屋上からパラシュートで下りようとしたジェフが墜落死。ベースジャンプってやつね。なぜかまわりにはたくさんの鳩の死骸。しかも血まみれ。つまりこの鳩がパラシュートに穴を開けたってことか。鳩はレース用で、足輪がついてる。持ち主を割り出し、行ってみるとそのレイは殺されていた。鳩の世話をしているジェシーと口論しているのを、アパートの管理人が見ている。ジェシーに話を聞きに行くと彼は逃げ出す。ドンはマックがわざとジェシーを逃がしたと怒る。彼は例の悪徳刑事逮捕の件でムシャクシャしている。マックの見るところ、ジェシーは父親に虐待を受けている。ドンはジェシーがレイを殺したと確信しているが、マックは父親パトリックが犯人だと思っている。パトリックは養父で、そうなるとジェシーがリードに重なって思え、事件が解決するとマックは自分からリードに会いにいくことに。リードはああ言っていたけど、母親のことは知りたいはず。やっとリードを連れ出したかと思ったら、無情な呼び出し。レイは以前証人保護プログラム下にあったが、その時の担当キャンディスが殺されたのだ。てなわけでこの件は次週に持ち越しか?もう一つの事件は金持ちエドワード殺し。娘オータムの16歳の誕生パーティが盛大に行なわれ、プレゼントとして6万ドルもする高級車が。エドワードはその中で殺されていて。このパーティに招待されようといろいろあったようで。またエドワードはペイジと浮気しているのをオータムに知られ、その口封じに高級車をプレゼントするはめに。金で何でも思い通りになると思い込んでいる夫や娘の言動に、デブラはこんなの間違ってる・・と思ってる。だったらさっさと離婚すりゃいいのに・・。今回はリード、ジェシー、チャズ(エドワードの息子)、ティム(オータムにつきまとってたコ)・・いろいろかわいいコが出てきます。

CSI:NY3の11 レイジング・シェーン

CSI:NY3の12 静なる夜

耳の聞こえない一家がいる。ある夜19歳の娘アリソンが射殺される。部屋には赤ん坊のエリザベスがいたが無事。母親ジーナは何も聞いてないが、床に伝わる振動を足に感じ、異変に気づいた。ショットガンを発砲した時の振動だ。弁護士の夫デニスは香港に出張中。そのうち、エリザベスは実はアリソンの娘だとわかる。スキャンダルにならないようジーナの子供とし、引っ越しもした。当然エリザベスの父親は誰か・・となるが、出生証明書にあったセスは鑑定の結果父親ではなかった。それにしても自分の知らないうちに赤ん坊の父親にされるって怖いね。そのうちアリソンがろう学校で一緒だったコールが浮かび上がる。彼は内耳の手術を受けて聞こえるようになったが、そのせいでアリソンとうまくいかなくなったようだ。結局アリソンがエリザベスに手術を受けさせるのを拒んだせいで悲劇が。コールも気の毒だが、説得するのにショットガン持ってくるのはやり過ぎ。そんなことするから起こらなくてもいい悲劇が起きる。もう一つの事件はフィギュアスケート選手マッケンジー殺し。最初は同じく選手のクリスタと間違われたのだと思われた。このクリスタをやっているのは何とサーシャ・コーエン。確か「俺たちフィギュアスケーター」にもちょこっと出ていたっけ。小柄だがくっきりとした顔立ちで、演技も自然。最後の方で美しいスケーティングを見せてくれる。こちらの事件も明確な殺意があったわけではなく、事故のようなもの。マッケンジーの衣類についていた特殊な塗料が決め手となる。遠くからマッケンジーのスケーティングを見ていて、ここをこうすればジャンプに成功するのに・・と、もどかしく思う。思いきって近づき話しかけるが、こういうタイプにはつきものの口べた。相手は取り合ってくれないばかりか、怪しい者扱い。まあハワードは証拠も残してるし、計画的じゃないってのは見え見え。好意を持つ相手を間違えたわけだが、そうなってしまうのが人間で。リンジーの様子がおかしいのがステラには気がかりだが、そのうち明らかになるだろう。気まずくなっていたマックとペイトンの仲も、マックの歩み寄りで仲直りか。何でまわりに秘密にするのかね。

CSI:NY3の13 執着

雪の中で遊んでいる子供達。蹴ったボールがガラスを割り、その窓からおそるおそる中を覗き込むと・・男性の死体が。もう一つの事件は、カートに乗せられた男性の死体。何かのレースに出ていたらしい。と言うか、まだ走ってる連中もいる。イディオットランとかいうレースで、数人でカートを押して走ってタイムを競うのか。妨害するため水をまいて凍らせ、転倒させる。あるいは溝を雪で隠してハイヒールをはまらせたり。死んだブルースの傷跡から、犯人は女性と思われたが、リタもカーラもシロのようだ。ちなみに現場で見つかったヒールはカーラのものらしい。カートはそこらじゅうから手あたり次第に持ってくる。レースの後はどんちゃん騒ぎだ。カートが壊れても、元に戻さなくても彼らは気にしないのだろう。自分達が楽しけりゃいい。結局このカートからホームレスのモーガンが犯人とわかる。彼はこのカートに執着しているが、それでいてカートにブルースの死体を乗せていた。なぜなんだろう。もう一つの事件では現場の様子から誰か女性が誘拐されていたらしい・・となる。死んでいた男が誘拐犯で、人質は逃げ出したのか。この男は不動産業者のマーティン。部屋にあった血痕から保護観察中のハントが疑われるが、アリバイがあってシロ。そのうちリズという女性がさらわれたのでは・・となる。馬を持っていて、厩舎で働くヘクターが疑われたりする。現場で見つかったロープはそこらにかかってる手綱と同じようだし。その頃リズが見つかるが、聴取したマックは彼女がウソをついていると見抜く。現場となった部屋の窓の外には足跡とタバコの吸い殻が。何ともはやお粗末な犯人だが、殺人の顛末がこれまた異常。リズはマーティンと浮気しているが、それだけじゃ刺激がないので、ハントを雇って強盗のまねごとをさせる。そして誘拐ごっこ。夫のテリーがマーティンを殺してしまったのは計算外だが、リズはそれでいっそう燃えてしまう。テリーもこれでリズの心を取り戻せたと思ってる。彼もリズに執着しているってことか。聴取しているステラは呆れて開いた口がふさがらない。テリー役の人はなかなかの美形。

CSI:NY3の14 ライアー・ゲーム

今回もごちゃごちゃと盛りだくさん。ホテルのトイレで女性が殺されるが、男って丸わかりでしょ。彼女は性転換中のショーガール、クエンティン。パーティでガース下院議員に突っかかって、ほうり出されたらしい。彼女を同伴していたのがクラーク。どうも彼はパーティへもぐり込むためのだしに使われたようだ。クエンティンは昔姉のサラがガースにレイプされたと恨んでいた。ガースはクエンティン殺しを否定。DNAサンプルの提出も拒むが、今は汗とか何でも手に入るからね。結局今回の殺人には無関係だけどレイプは彼のようで。殺人はクラークが犯人だったけど、どう見たって彼よりクエンティンの方が体が大きく、力もありそうで。反対に返り討ちにあうと思うが。クエンティン役キャンディス・ケインは「エレメンタリー」のハドソンさんだ!便器に顔を突っ込まれる役なのは気の毒。清掃直後なのがせめてもの救い・・って何のこっちゃ。もう一件はスポーツ関連の会社社長ギャラガー殺し。大量の塩の中から死体が・・この塩は凍結予防のため、道路にまくのかね。死因は撲殺・・後でオフィスにあったスケボーが凶器だとわかる。しかも死体を運ぶのにちょうどいいゴルフケースもそばにあった。これは社員ジャクソン(ライアン・ビトル)のものか。疑われたのはこのジャクソンと、同じく社員のステフン。それと死体と一緒に出てきたゴルフボールの持ち主デーナ。三人にはアリバイがあるが、ジャクソンとデーナはアリバイを作ってくれる会社を利用していた。こういうビジネスがあるとはねえ。ジャクソンは赤ん坊が生まれたばかりなのにデーナと浮気。それでこの会社にアリバイ用の領収書作ってもらってた。その、マーケティングセミナーに出ていたという領収書を見て、ステフンは勘違い。てっきり社長は自分を切って、ジャクソンを新しくできる部門に抜擢するのだと思い込む。自分はこんなに尽くしたのにとねじ込むが、もちろんギャラガーには彼が何のこと言ってるのかわからない。ジャクソンが本当は何をしていたのかステフンが知ったらどういう顔するかね。今回は途中でリンジーが10年前の事件の件でここを離れる。

CSI:NY3の15 五番街のゴースト

今回も頭がくらくらするような映像。1秒か2秒ごとに画面が切り替わり、遠くなったり近くなったり回ったり光ったり。年寄り向けじゃないね。グッチとかフェラガモと言った一流店から、洋服やバッグが次々に万引きされる。警備員のジガーズが試着室で撃たれ、防犯カメラを調べてみると、怪しい女性がうつっている。ところが再帰反射材とかいうのでできているフード付きコートのせいで、まるでゴーストのように見える。もう一つの事件は、植物園の迷路で見つかった若い男性の刺殺体。後でチェルシー大学の学生ブライアンだとわかる。彼は試験の替え玉を請け負っていたらしく、トーマスとエディが容疑者として浮かび上がる。トーマスは礼金のことでブライアンともめていたが、確実なアリバイがある。エディはブライアンのおかげでいい点を取れたから殺す動機がない。そのうちリードがマックを訪ねてくる。彼はチェルシー大学の学生なのね。ブライアンをよく知っていて、彼がキングス・アンド・シャドウズという秘密結社の暴露記事を書こうとしていたと話す。リードの方はブライアンの替え玉の件を記事にするつもりでいた。・・てことはリードは学生新聞のようなものを作っているのか。ブライアンは秘密結社に潜入し、その夜は脱会の儀式を体験するつもりだった。トーマスは儀式で他のメンバーと共に彼を殴ったことは認めたが、殺しは否定。・・てことはアリバイを証言した学生達もメンバー?まあ疑われている二人のうち、一人がシロとなれば・・エディが犯人ですわな。万引き女性の方もそのうち判明。また、店員のマリッサが何か関係してるというのも出てきた時から見え見え。ジガーズ殺しに万引き女性エーヴァが無関係というのは意外だったけど、バッグの中にあったコード読み取り器だか何だかの話わかりました?読み取って何してたの?情報を元に口座から金を引き出せるの?今回リードが出てきてくれてうれしかった。少しでもマックの役に立ちたいな~って感じで。前回マックが連れ出そうとして邪魔が入ったけど、今回は自分の方から!危ない目にあうので、おばさん心配してしまった。母親の墓はどこ?と聞くのも、マックが墓はない、今でも捜してるって答えるのも泣かせる。

CSI:NY3の16 ガラスの心

今回は二件ともちょっと変わった内容。まずバスタブで若い女性が死んでいた。部屋の持ち主はメルボイという男性で、この女性ダイアンは接近禁止令を受けていた。つまり彼女はストーカー。ところがメルボイはジャスティンという男性に部屋を貸し、ヨーロッパへ。ジャスティンも事件当時はボストンに。つまりダイアンはメルボイが不在なことも、今はジャスティンが住人なことも知らず、不法侵入していたわけ。ストーカーならそれくらい知ってると思うが・・。まあジャスティンも向かいの部屋に住んでいるエリオット(ジャスティン・ハートレー)もイケメンなので許す(おいおい)。ペイトンは死因は心筋症だと言ったが、そのうち感電していたことがわかる。現場には弾のかけらが二つあって、エリオットは銃声を聞いていたが、ダイアンは撃たれてないし謎だったが、上の部屋に住むコリーンが実は夫ラッセルに撃たれていたという驚くべき事実がわかる。彼女は弾が頭部に入っていることに全然気づいていなかった。ラッセルは女癖が悪いようだが、妻を殺そうとまで思いつめてるようには見えない。自分の銃を使うなど手口もずさん。ただ、意外な展開にはびっくりした。もう一件はエメリーという男性の失血死。同居している姉ケネディによれば、女が侵入し、弟や自分を襲ったとのこと。その後エメリーが末期のエイズだったことがわかり、ステラは愕然とする。ガラスの破片で手を切ってしまったが、それにエメリーの血がついていたのだ。感染したかどうかわかるまでは三ヶ月以上かかるらしい。エメリー殺しの方は落ち目のポップスター、ベッカやカッピング(背中にあっためたカップあてる民間治療ね)を施すオーパルが疑われるが、そのうちエメリーが借金まみれなことや、生命保険の受取人がケネディになっていたことから、自殺、あるいは自殺偽装といった線に。ここでも意外な展開がある。ケネディは過去に二回不法侵入を通報していて、じゃあ事前工作していたのか。と言ってエイズのことを知らない彼女には、エメリーが自殺することは予測できなかっただろうし・・となって、九ヶ月前の交通事故が彼女の頭に影響を・・となる。それにしても・・侵入者の女の似顔絵を作成させていたら・・どうなったのかね。ところでマックとペイトンの仲に、ダニーもようやく気づいたようだ。マックはともかく、ペイトンはどうしても顔に出てしまう。うれしくて仕方がないって感じだ。

CSI:NY3の17 ノアの方舟

ステラはマックにエイズの件を話す。病原ウイルスに感染したかどうかわかるまでの空白期間を、ウインドウ期間と言うらしい。おりもおり、彼女はアナフィラキシーショックを起こして倒れているシドを見つけて人工呼吸をし、それでまた悩んでしまう。唾液ではうつらないとわかっているけど、今朝歯磨きの時歯茎から出血したのよ。ところでシドをやっているのはロバート・ジョイだ。どっちかというと悪役が多く、またそういう顔つきしてるんだけど、このシリーズでは意外と若々しいところを見せる。仕事着のせいかもしれんが。さて、近所からは変人と思われているノアが射殺される。庭には大きな方舟。中には備蓄用の品々と四組のカップル。虎やヒョウまでいる。ストラウス達は今度の日曜に洪水が起きると信じている。方舟に乗るには10万ドルの寄付が必要。思った通りノアには詐欺などの前科がいっぱい。ネズミ講の被害にあったジャニスやメロディが容疑者として浮かび上がったりする。死んだノアは紙幣に埋もれていたが、これが偽札。ついていた指紋は服役中のイーズマンのもの。彼の話では50万刷ったが、使う前に別の罪で逮捕されてしまった。金を隠していた車は政府のオークションに出された。てことはそれを買い、金を見つけた誰かが方舟に乗るため払ったと。それはストラウスだったが、彼は金を見つけたことも神のおぼし召しだと思ってる。もちろん偽札とは知らない。ノアは今回のことは詐欺ではなく、本気で信じていた。太っていた外見を変えるため手術を受けたが、医者がハサミを体内に置き忘れ、そのせいで感染症に。そのせいで世界の終末を本気で信じるように。もう一件はタバコの着ぐるみを着て、大手タバコ会社の前で抗議活動をしていたジェイソンの死。火をつけられ、転落したが、直接の死因は着ぐるみが焼けて発生したダイオキシンを吸い込んだせい。こちらの方はハイジという女性が出てくるあたりで、何が何だかわからなくなる。要するに着ぐるみを着ての仕事には危険がいっぱいってことですな。タバコ会社のギリス役でジャド・ネルソン。「ブラック・フライデー」に出ていた人ですな。

CSI:NY3の18 死への誘い

ルーク・ブレイドというイリュージョニストが三夜連続のショーを公衆の面前でやる。一夜目は胴体切断。その頃ヴィエナという女性がノコギリで生きたまま胴を切断される。まず疑われたのは彼女にストーカー行為をしていたフラニガン。木の箱に彼の指紋がついていた。でも彼はマジック・パラダイスという店の店長。ブレイドのアシスタント、ヴィエナを通じてマジック用品を納入していたから、指紋がついていても不思議じゃない。それにアリバイもある。ブレイドによるとヴィエナはマジックのタネをタブロイド紙に売ろうとしたため、クビにしたとか。二夜目のショーは火をつけられたまま4時間も観衆の前にいて、火を消した瞬間、消した方に入れ替わっているというマジック。4時間は長いね。ヴィエナの殺害現場で見つかった靴跡は、マジックのスタッフ、オースティンのと似ていたが、その彼はブレイドのマジックの最中に焼き殺される。オースティンとブレイドはヴィエナをめぐってもめていたようだ。どう見てもブレイドが犯人だが・・。そのうち彼の過去がわかる。赤ん坊の時養子に出されるが、養母シルヴィアは自分が妊娠すると彼を返してしまう。ブレイドは胎児性アルコール症候群で、シルヴィアは生まれてくる子供の安全を考えてそうしたらしいが、そのことやその後もたらい回しにされたせいでブレイドは・・。今までは表に出なかったが、ヴィエナやオースティンの裏切りのせいで症状が一気に悪化。ブレイドはシルヴィアを誘拐し、フーディニの水槽脱出マジックになぞらえて溺死させようとする。危機一髪でシルヴィアは救出されるが、ブレイドは完全に狂気の世界へ。リンジーの方はいよいよ犯人ダニエルと対決とあって、ともすれば気がくじけそうになるが、傍聴席に入ってきたダニーを見て勇気づけられ、無事証言を終える。まあとにかくフラニガンが無実でよかった。演じているアラン・スミスはちょっとマイケル・ジェイストン似。ダニエル役ジェイソン・ダイブラーはちょっとティモシー・ハットン似。オースティン役ジェイミソン・ジョーンズはショーン・ビーンとカール・アーバンのミックス風味。イケメン揃いで困っちゃうわん。ブレイド役クリス・エンジェルは本職のマジシャン。

CSI:NY3の19 ワインと異常な愛情

さ~てと、またガチャガチャピカピカグルグルの世界だぞ。CMもよく入る。リアルタイムでなんか見てられない。録画してCMになると30秒送りボタンを数回押す。スキップボタンを押すと本編飛ばしちゃうことがあるから。飛ばしてもあんまり影響ないけど。メンバー紹介の部分は飛ばす。毎回見る必要ない。だから毎回「アヒ~」しか聞いてない。テーマソングの出だしの部分・・私には「アヒ~」と聞こえる。・・ハイチの子供のためのチャリティでシモーヌという女性が毒殺される。フランス宮廷の仮装していて、シモーヌはマリー・アントワネット役。気分が悪いと言いつつギロチン台へ。綱を引いたのは15歳のイーヴィ。親は外交官か?ここは国連ビル?てっきりギロチンのせいかと思ったら毒殺。シモーヌはイーヴィのフランス語の先生。世話役は他にもたくさんいる。弁護士のルーサー、児童心理学の専門家ジャクソン、射撃のコーチ、クーパー。クーパーは二日前に死んでいて、シモーヌと付き合っていたらしい。シモーヌは就労ビザが切れ、そのことでゆすられていたようだ。脅迫状も見つかる。結局クーパー殺しは、彼がゆすっていると勘違いしたシモーヌの仕業。シモーヌ殺しはルーサーの仕業となって事件は解決するが、ステラはどうもすっきりしない。イーヴィがみんなを操っていたのではないか。ウソついてるし、流す涙はそら涙だ。ラストの「ゆがんだ性格は違法じゃない」というステラのセリフで終わる。もう一件は・・言っときますがこの回はごはんどきに見るのはやめましょう。人間の血や内臓は毎回のように出てきて慣れっこになってるけど(なってる?)、今回はゴキブリです。しかも10万ドル以上の宝石つき。コックローチブローチですってよ。シェフのアレックがコルクスクリューで刺し殺される。死体の口から出てきたのがゴキブリ。それだけでもひぇ~なのに、宝石つけて売るなんてびぇ~。それをつけてレストランで食事するなんてぴぇ~。しかも犯人の部屋はゴキブリがどっさりんこ。ウジもうじゃうじゃ。うわ~ん、どういう神経してるんじゃ~!

CSI:NY3の20 ねじれた野望

今回は三件も起きるので、何が何やらだ。まあ終わりの方ではうまくまとめていたが。まず甲冑姿の男性が槍で腹を刺されて死ぬ。森では馬も見つかる。この馬を貸したJ.J.によると、男性のそばには女性もいたらしい。一方高級ホテルの一室でベッドに縛りつけられ、アイスピックで首を刺された男性ボブも見つかる。殺したのは一緒にいた女性か。で、いつも通りこの二件の殺人事件を調べていくのだと思ったら・・。街中で倒れて死んだ男性の件もあって、え?今回は事件が三つも?とびっくりする。しかも死体を回収したペイトンが襲われ、死体が盗まれるという奇妙な事態。盗んだやつは車をゴミ箱にぶつけてしまい、その傷あとからナンバーを割り出し、クリストファーという大学院生が浮かび上がる。彼は市の議員の息子だとかで、父親がしゃしゃり出てきて捜査の邪魔をするのかと思ったら・・出てこなかったな。その頃港で死体袋が発見され、水から引き上げられるが、何となかみの死体は生きていた!ここらへんで、え~何がどうなってるんだ~と見ている者は頭抱える。ペイトンは大ショック。こんなのありえない。そりゃ死亡と断定したのは彼女だから納得できないのはあたりまえ。でもそのうち不安におそわれる。何か間違ったのかしら・・って。結局大学でDNA研究やってるクインが、クリストファーやコート(生き返ったけど脳死状態)と組んで、勝手に人工冬眠の研究やってたと。成功すれば大儲けできる。コートが生き返ったと知ったクインやクリストファーは実験に成功したと喜ぶが、刑務所行き。一方騎士の格好してたデレクは脳腫瘍、ボブは白血病で、いずれも末期だったことがわかる。犯人の一人と思われたイザベラも、見かけではわからないが重病なのだそうで、事件は奇妙な方向へ。ベッドで死ぬのはいやと、一人は騎士姿、一人は豪華ホテルで。手を下したジェニーはマリリン・モンロー風に自殺。イザベラも死ぬつもりだったが、勇気がなく・・。こういう若い人達が病気で死が目前というのは気の毒だ。せめて死に方は自分で決めたいと。でも、警察から見れば殺人で。デレク役の人はジョン・コーベットとサイモン・ベイカーをミックスしたような感じ。

3の21波紋の傷跡

3の22暴かれたコールドケース

CSI:NY3の23 切り札

女性達がどんちゃん騒ぎをしている。独身最後の夜のパーティだ。男性のが描かれることは多いが、女性もやるのね。浮かれ騒ぎが一転したのは、花嫁となるアンジーの相手トニーがトイレで殺されたこと。彼はアンジーは酒が入るとはめをはずすからと、見にきたらしい。彼はトイレのコンドーム販売機の何かの部分に刺さっていたが、ここらへんはよくわからない。何でもいろんなコンドームを集めるゲームがあって、男性に頼んで買ってきてもらうらしい。しきりにジョン・マッケンローの名前が出るので何でかなと思うが、彼が店にいて、殺したのは彼だと思われているらしい。こういうセレブの目撃情報はすぐネットに上げられるようだ。何だかねえ。プライバシーもへったくれもなし。目撃したり情報つかんだりすると、自分まで偉くなったような気になるんだろうな。今回は本物のマッケンローが出ている。彼はテイタム・オニールと結婚したけど・・あら、別れたのね。本物のマッケンローにはアリバイがあったけど、トイレの床で見つかった血は彼のもの。でも調べたら献血をちょろまかして「セレブの血」として売ってるやつがいて。売る方も売る方だけど、買う方も買う方だな。今回はマッケンローのそっくりさんが犯人ということで、見つけるのはわりと簡単。見かけた人が本物と勘違いしてネットに目撃場所を上げるからね。まあ今回は先に手を出してきたトニーが悪いんだけどさ。もう一件はマックのピンチ。例の麻薬をちょろまかしたトゥルビーをマックが告発したせいで、彼がつかまえた連続殺人犯ドブソンが釈放されるが、すぐにまた犯行に及ぶ。その彼を手錠をかけたままビルの屋上から突き落としたと、マックが査問会で追及される。実際はドブソンは自殺したのだが、あいにく証明してくれる者は誰もその場にはいなくて。シンクレア局長やジェラード警視とマックとの関係は私にはよくわからない。全話見てるわけじゃないので。どうも彼らはマックが無実とわかっていて追いつめているらしい。出世主義で点数を稼ぎたいシンクレアにはマックが邪魔なのだ。彼は服役中のトゥルビーから面会に来て欲しいと言われているが、どうせ恨み言を言われるのだろうとためらっている。ペイトンに励まされ会いに行くと、意外にもトゥルビーはマックのピンチを救う切り札の存在を教えてくれて。彼にも良心は残っていたようだ。

CSI:NY3の24 奪還

シーズン3最終話ということで、ラボが爆発するサービスぶり。まずフラック達がどこやらへ踏み込む。900キロという大量のコカインが押収されるが、妙なものが見つかる。ギャングのボス、ワイルダーの死体だ。どうやら誰かがボスになろうと裏切ったらしい。ヤクや銃はラボへ運ばれるが、そのうちガス漏れ騒ぎが起きて、みんな外へ避難。ちょうどマックはペイトンから、休暇を取って一緒にロンドンへ行ってくれと誘われていたところ。彼は休みもほとんど取っていないようで。マックやステラは電話が通じないことや、ネットが使えないことなど妙な状況なことや、運び込まれたヤクのこと、またガス会社の連中が怪しいこともあり、建物内にとどまる。モルグにいたホークスも異変に気づく。一味は綿密な計画のもとに動いているが、マック達は三人とは言え建物内を熟知しているのが強み。一方ダニーとリンジーは初めて結ばれたのかな?ダニーは遅番だったが、リンジーの代わりに出勤。例の事件の現場に行ってるアダムの手伝いをするはずが、アダムは二人の警官と共につかまっていて。どうやらIDを取られ、ヤクのありかなどを吐くよう拷問されたようで。こっちの連中はダニー達を人質に取っているとフラック達を呼び出し、新ボスコルムのヤク奪還がうまくいくよう注意をそらす。逃げる時は警官に自分達の格好をさせ、自分達は警官姿に。一方コルム達は入る時はガス会社、出る時は火事騒ぎを起こして消防隊員になりすます。今回の連中は頭がいい。マック達も負けてはいない。水素ボンベを利用した手製の爆弾を即席で作り上げ、ラストではそれが爆発する。ラボは破壊されるが、後始末もせずペイトンとロンドンへ。ところがシーズン4ではペイトンから別れの手紙が来るんだから一寸先はわからない。以前キャンディスという女性が殺されたが、それに使われた凶器がコルムのもの。キャンディスが死ぬ前マックにかけてきた電話でほのめかしていたのはコルムの父親のことらしい。う~ん、でもそれがわかってもこっちは、だからどうなの?としか・・。まあキャンディスの仇が討てたのは確かだけど。