理想の恋人.com

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この映画見たいと思いつつ見逃し、WOWOWでやり始めたがいつも時間が遅く、今回平日昼間にやってくれたのでやっと見ることができた。原作はだいぶ前に読んだ。離婚した魅力的な中年女性が新しい恋人と出会う。途中他の男性によろめくが最後はハッピーエンド。特色としてはネットで相手を募集すること、友人・家族が新しい相手見つけろとやいやい言い、紹介してくることか。向こうはそんなにお節介な人多いの?いや、親切心からだろう。でもその勧め方がちょっと無責任な場合も(不倫とか勧めるか?普通)。本人達はしばらく一人でいたいと思っているのに・・。ヒロインのサラ役はダイアン・レイン。「トスカーナの休日」と似たようなキャラ。やさしくて大人しくて結婚生活に満足している平凡な女性。でも夫に捨てられる。何かあってもがまんしてしまうタイプ。最初出てきた時はくすんでいるが、だんだんきれいになる。そこらへん映画だからね。サラと結ばれるジェイクはジョン・キューザック。彼ちょっと丸くなってきたな。顔とか肩とか。いつもこういう役やるけど、今回はなぜか魅力に乏しかったな。サラは幼稚園の先生で、園児の親ボビーに引かれ、一夜を過ごす。ボビー役ダーモット・マルロニーも老けたけどキューザックよりはマシ。サラは翌朝にはもうボビーに失望する。彼は一度手に入れるととたんに相手への興味をなくすのだ。こんな男に引っかかるなんて・・。ここらへんはちょっと描写不足。その後ジェイクと結ばれるけどこのこと隠しておくの?「プラダ」と同じだな(ちなみに「プラダ」の原作ではヒロインは浮気しない)。密かに「この人」と思う男性がいるのに何で他のによろめくのかね。その後ジェイクと一緒になって後ろめたさとか感じないのかね。・・それにしてもいつも相手(夫・恋人)の目を見て何か話さなくちゃならないのって大変だよな。日本人でよかった。ネットの自己紹介で年齢ごまかしたりきれいごと並べたり写真合成したりするのもいやだな。常にもっといい相手、もっと上のレベルを目指すってのもいやだな。一人がだめでもスペアがいるってのもいやだな。サラもジェイクも回り道したけど、「ドクトル・ジバゴ」が大好きというロマンチストどうし。二人の相性がぴったりなのはこのことで明らかなのよね。レインはきれいに年齢を重ねていてステキ。これでもうちょっとキューザックが引き締まっていればねえ・・。