NCISシーズン11

NCIS11の1ギブスの極秘作戦(迫りくる魔の手)、11の2さよなら、ジヴァ(過去 現在 未来)

まだ片づいていないので仕方なく見続ける。でも今回も終わらなかったな。11の2でやっと。四ヶ月後からまた四ヶ月前に戻って、パーソンズはまだあきらめておらず、ホテルのパーティか何かに出ている前局長モローのところへ。直後爆発が起こり、ジャーヴィス長官は死亡、モローは重傷。ギブスはマクブライトの件を調べるためイランにいる。マクブライトの上官ウェイン大佐の紹介で協力者に会うはずが銃撃される。そのピンチを救ったのは意外にもパーソンズ。どうやら彼は爆発に遭遇したことで人生観が180度変わったようで、ギブス達に協力する気になったのであ~る。出世のための用意周到な計画はどうした?コリン・ハンクスが味方になるのはうれしいが、あまりにも安易な展開。それはともかくジャーヴィスは退場なのね。わざわざ死体まで見せてくれて親切なこって。この頃には頭の中がパッパラパーで、どうにでもしてくれという感じで見ている。出たとこ勝負と言うか。長官の次に狙われるのはギブスとか、トニーが狙撃されるとか、はいはいそれで?浮上したのがパーサというテロリスト。テロが起きるとその後建設会社や警備会社がうるおう。つまりテロリストとアメリカ企業が手を組んでいるとか、壮大な(←?)話になってくる。ウェインも不倫をネタに脅迫されていてうんたらかんたら。まあ見ている方はどうしても四ヶ月後の、ギブスがフォーネルを銃で狙っている映像が頭にちらつくから、フォーネルが出てくると疑いの目で見てしまう。まあ彼が裏切り者だなんてありえないけどさ。ジャーヴィスの後任としてーターが来る。彼女は軍ではなくビジネス畑。ギブス達と共に標的になっているメンデスは、隠れるのはいやとフォーネル達をてこずらせる。もちろん彼が黒幕ってのは見え見え。彼がスマホいじくった直後に爆発が起きるなど、あまりにもわかりやすい。今回ジヴァとトニーがついに結ばれる。ファンはそっちの方が気になって事件なんかどうでもいいか。今回わかったこと・・ギブスはカーク船長を知らない。エンタープライズ号と言ったら軍艦の名前だと思うのか。フォーネルはバナナパンケーキ、ベーコン添えが好物。メンデスの企みを阻止するためとは言え、ギブスに尻を撃たれて気の毒に。そう言えばパーソンズ、いつの間にか消えちゃったぞ。出番終わり?

NCIS11の3レーダー圏外(パイロット志願兵)

キース中尉の部屋が爆発し、管理人が死亡。キースの行方は不明。NCISではジヴァが抜け、次に来たマーレイはいつまでたっても仲間はずれ。マクギーはバッジとIDをなくしてしまい、捜し回る。NCISにはストリックランド捜査官が来る。ギブスのことを新米と呼ぶ、古い知り合い。前にも出ていたのかと調べたが、今回だけのようで。ジヴァの後釜がこんなオバサン?と思ったが、退職するまでの二週間ここにいるだけ。ジミーは養子の件でソワソワしている。ダッキーは一人で仕事するはめに。キースは上官によるとパイロットになりそこね、そのせいで仕事もおざなりになっていたようだ。ロビンス中尉の話でも精神が不安定だったと。子供の頃はいじめられていて、パイロットになって見返してやろうと思ったけど不合格。女のロビンスは合格したのに・・。部屋に爆弾仕かけたのは彼自身。彼には別に狙っている標的がある。それで事件になって、犯人である彼の部屋を調べるため入った者をこれまた爆弾で・・というわけ。親切な管理人が書留を部屋に置こうと入ったため、順番が逆になった。彼に爆薬を売ったパーセルをつかまえる際、ストリックランドは足をねん。彼女はIDをなくしたマクギーの代わりにトニーと出かけたのだが、トニーのおかげでパーセルの車にひかれずにすんだのに、トニーに怒っていたな。彼女はねんの後は何もせず、何のために出てきたのやら。そのうちIDが見つかる。アビーやガールフレンドと一緒に行ったコンサート会場で落としたらしい。ただ、これがヒントになって、飛行機を借りたまま行方不明になっているキースの現在位置を突き止めることに成功する。今の時代らしく、フォロワー、ツィッターの助けを借りる。キースはロビンスらの乗った空母フランクリンに爆弾ごと突っ込む気だった。ギブスの説得で突っ込むのはやめたが自爆してしまう。マクギーはIDの紛失をすぐに届け出なかったことをとがめられるが、空母を救って大手柄を立てたということで帳消しにされる。ストリックランド役はロマ・マフィア。いつもと違いパーマをかけ、短めのヘアスタイル。

NCIS11の4受け継がれる遺志(古き友の遺志)

枕販売店の主人は、天井から落ちてきた赤い液体にびっくり。天井には穴がいていて、死人の目が覗いている・・ウヒャ~。その女性が海軍軍曹モレノだったため、NCISが出動。ところがIDを照合すると、モレノは三年前にアフガンで死亡してい。じゃこの女性は誰?IDを盗んで使っていたのか。今回はポリグラフ検査担当のスーザンが再登場。マクギーやトニーは三人目の助っ人が登場かと心穏やかじゃない。助けは必要ないとか、(アビーを含め)三人で十分と主張するので、ギブスが怒り出す。まあね、私も二人を見ていて思った。何て閉鎖的な連中なんだ・・って。さて、自称モレノは顔や指をフッ酸で焼かれていた。天井に穴がいたのはそのせい?まるでエイリアンの出す強酸みたいだ。と言うか天井それほど薄いのか。自称モレノは緊急連絡先にレイラを指定していた。最初はしらばくれていたが・・。一方ギブスは二年前のことを思い出す。マイクが突然エリーナという少女を預かってくれと言ってきた。今回描かれるのはアフガンなどで起きる女性への迫害。無理やり結婚させられるとか。一番アレなのは、本来なら守ってくれるはずの家族が、拒否したとか家名に泥を塗ったとかいう理由で迫害し、時には殺してしまうこと。そういう女性達を保護する団体があって、マイクは女性達をアメリカへ密入国させるなど手伝いをしていたようで。最初は断ったギブスも軍用機をチャーターするなど協力。バレたらえらいことになるが、それくらい彼女達は悲惨な状況に置かれている。自称モレノもそうやってアメリカへ。その彼女が殺されたってことは情報が漏れ、殺し屋が雇われたということで。今回ギブスとマクギーはアフガンへ飛ぶ。女性シェルターが襲われると、ギブスは単身外へ出て、襲撃者達の前に体をさらす。格闘ならギブスの敵ではないが、何で向こうは撃たないのかという気も。できればギブスの背後にマイクの亡霊が浮かび上がり、襲撃者達がふるえ上がって逃げ出すというのでもよかったと思う。天井から覗く目というホラーっぽい描写で始まったのだから終わりも。シェルターの責任者カトリーヌ役でロリータ・ダヴィドヴィッチ。女性達はアメリカへ渡っても不法入国者だから、生きていくのは大変だと思うよ。

NCIS11の5眠れぬ日々(苦い記憶)

ボルチモアでウェルズが殺される。彼は暗号担当、殺されたのはそのせいか。トニーは野次馬の中に怪しい男を見つけて追うが、逃げられてしまう。ここのところ彼は眠れない日々が続いている。走るのも体が重そう。NCISにはマクギーのガールフレンド、デライラが来ている。アビーは彼女のこと快く思っていないが、そのうち仲良くなる。ウェルズは高級ホテルに泊まり、金庫には1万ドル。こりゃ怪しい、中国に機密流していたのでは、スパイでは・・となる。後で、彼は暗号のプロとしてヘッドハンターから目をつけられていたことがわかる。彼は近く軍を離れることになっていて、1万ドルは手付金のようなものと。で、スパイ関係はなしとなる。一方例の怪しい男のものらしいガム→DNAで浮上したアントン→15年前まだトニーが制服警官だった頃の出来事というふうにつながっていく。使い古されたありきたりな流れだ。兄と妹がいる。兄は妹思いで決して悪人ではないが、生きていくためには悪事にも足を突っ込む。そんな彼にトニーは恩を売って、代わりにロシアン・マフィアへ運転手として入り込ませる。もちろんアントンは渋るが、トニーは”僕らは仲間だ”とか”必ず守る”とか言って説得する。結局アントンはマフィアの一人ヴィクトルを殺すはめに。遠くへ逃げ、隠れて暮らすはめに。妹マリーは軍人のホリスターと結婚するが、その彼はアフガンで死亡。義弟の葬式に出るため、一日くらいなら大丈夫だろうと戻ったのが間違い。ヴィクトルの父アイヴァンは仇を討つため殺し屋を。マリーは拉致され・・。あれ?ウェルズは何で殺されたんだっけ?頭が追いつかん。でもって何が言いたいかというと、”仲間だ”とか”必ず守る”とかそんなこと軽々しく言っていいのかってこと。言ったことに責任持てるかということ。一人のチンピラに警官や刑事がどれだけ時間や手間や心を割いてくれるのか。命をかけてくれるのか。もちろんその時のトニーは心からそう言ったんだろうけど、現実にはアントンは殺人犯になり逃亡者になり・・。刑務所に入っても安心できないし、出てきてからもそうだ。いつ刺客が襲ってくるかわからない。あの時トニーの頼みを断っていればこんなことにはならなかったかも。最後にトニーはやっと眠れるけど、アントンの方は眠れないぞきっと。アイヴァンまだつかまってないし。

NCIS11の6爆弾と古傷(ボーリンの信念)

今回は低調。いや、今回もと言うべきか。シティライン石油の海底油田で訓練やってる最中、ブリッジで爆発が起き、へブナー少佐が死亡。死因は爆発のせいと言うより溺死。怪しいボートが目撃されていて、テロの疑いもある。つまり次もあるかも。久しぶりに沿岸警備隊のボーリン登場。悲しむへブナーの妻ペイジを慰めるジョナ。そのうち何かの活動やってるベントンが怪しいとなる。システムに彼女が考案したプログラムが埋め込まれていたとか何とか。こちとら何のことやらさっぱりわかりまひぇん。ギブスとボーリンは爆発現場起爆装置を見つける。ブリッジではなくへブナーを殺したかったのか。現場監督のジョナはもうすぐクビになる。これは動機になる。でも規則違反はへブナーの方で、ジョナはその罪をかぶったと。トニー達には何のことやらだが、ジョナはへブナーに恩があるようで。たぶん見ている人はジョナがペイジを好きになって、邪魔な夫を・・と思ったろう。親切にしてたし。でもそういうの全然関係なし。ベントンでもジョナでもないとすると、前科があって偽名使っているレニーが犯人か。取り調べでは珍しくボーリンが感情的になる。彼女は前海兵隊にいて、イラクで仲間を三人爆発で失っている。おまけにそのうちの一人は彼女の愛したリアムだった。彼が吹っ飛ぶところを見、遺骸の処理をしたことがトラウマになっている。それで沿岸警備隊に移ったのか。彼女は過去を思い出すのでこの捜査から降りたいが、ギブスは許さない。その後やっぱりベントンが怪しいとなって、大量の火薬を用意しているのもわかったが、彼女はそういう計画をしていたことは認めたが、実行はもっと後のつもりで。その頃シティラインの社内弁護士クリーヴィーが浮上。彼は何やら大損をしたとかで、それを挽回するため・・。爆発を起こせばシティラインの株は急落。安くなったところを買ってうんたらかんたら。大損のことも株の売買のこともちょっと調べればわかってしまうのに、弁護士のくせに何やってるんだ?一方海軍長官がNCISに来ているのがギブスには気になる。人事異動でも企んでいるのか。今回アビーやマクギー、ダッキーがトニーのいたずらのせいで不快な思いをするが、まあこんなアホなことやってるんじゃ入れ替えられたって文句は言えないな。ギブスはボーリンにNCISに来ないかと誘っていたが、彼女もまんざらでもなさそうだったな。

NCIS11の7空の戦友(固い友情)

今回はちょっとほろりとさせる内容。その代わり事件の方はなかみが薄い。ドーソン軍曹が撃たれて死ぬ。同じような事件・・武装強盗が三件起きているが、銃が使われたのは初めて。ギブスに父ジャクソンのことで電話がかかってくる。目が悪くなって追突事故を起こし、車も免許も取り上げられた状態。戦友に会いに行く、どうしてもギブスを連れて行きたい。相手は病気で、もう長くないので急がなければならない。ギブスは事件が気になるが、仕方なく老いた父に付き合う。まあ人間誰しも老いるわけだが、その前に親の老いを目にすることとなる。老人のわがまま、自分勝手さにうんざりさせられるが、と言ってあまりすげない態度も取れない。捜査の方はマクギーに指揮をとらせるが、トニーは何とか主導権を握ろうとする。マクギーはトニーの無神経さに呆れる日々。ジヴァがいなくなった分みんな彼の方に来るから、いっそううんざりさせられる。ただ、捜査の面から見ると、マクギーの生真面目さだけではだめで、トニーの柔軟さも必要。ドーソンの母親は、息子が休暇を取っていたことは知らなかった。整備士の彼はなぜか国防秘密局で特殊任務についていて、殺されたのはそのせいかとなるが、これは寄り道。ドラッグに手を出したことがあるドーソンは、麻薬依存症のアーロンのカウンセラーをしていて、彼がクスリに手を出したことから、ディーラーのところへねじ込みに行き・・。で、最初の、ドーソンが撃たれた店へと戻る。その店のオーナーがディーラーでした。大量の麻薬や、凶器も見つかって一件落着。一方ジャクソンの方は、生来のせっかちな気質や老いによる忘れっぽさのせいで、一番肝腎なことをギブスに言い忘れていた。命の恩人のウォルターはドイツ軍パイロットだったのだ。ギブスは病院や安置所を調べるが見つからないし、戦争中の同じ部隊にも該当人物はいない。こりゃジイサン、ボケが始まったのかと誰しも思う。やっとホスピスにいるのがわかって対面できる。ジャクソンは彼にギブスを紹介。ウォルターは戦争中多くの人を死なせたことで苦悩していたけど、ジャクソンは彼に助けてもらったおかげで生き延び、息子を持てた。その息子は今は毎日人助けをしているというわけ。ギブスの目も少し赤くなっていたようです。

NCIS11の8罪深きアリバイ(アリバイを崩せ)

夜、ランニング中の3等兵曹ジョディが車にはねられて死ぬ。耳にはイヤホン・・音楽を聴きながらだから車の音に気がつかなかったのか。不注意すぎるね。車はそのまま逃げてしまうが、アビーの調べで車の型や色がしぼられ、ダン軍曹のピックアップトラックだ・・となる。彼には飲酒運転のマエがあるし、逃げようとしたしで怪しい。彼の弁護士としてクラークが登場。知的でなかなかの美人。ところが彼女は困ったことになる。ダンはアリバイを主張するが、それはジョディがひき逃げされた頃、別の場所・・フォールズチャーチ・・で男を殺していたというもの。クラークが調べてみるとその通りだったが、ギブス達に話すわけにはいかない。それでフォールズチャーチから公衆電話でNCISに電話するというささやかな手がかりを与える。トニーとマクギーが行ってみると、その公衆電話の近くにパトカーが集まっている。葉巻ショップのオーナーで、ノミ屋もやってるドニーが殺されたらしい。殺人課のドックリーはギブスを知ってるようだ。ドックリー役の人はジョン・キューザックにちょっと似ている。あれこれあって、ひき逃げの方はクリス2等兵の仕業とわかるが、彼を逮捕してしまうとダンを釈放しなければならなくなる。勾留できるのは48時間、彼は派遣も決まっているし、時間との戦い。博打の借金があってドニー殺しの容疑者だと思われているカイザーには、ニューヨークにいたというアリバイがある。ダンはオリヴィアという人妻と不倫している。彼女には結婚して五年になる大金持ちで年寄りの夫がいる。三人が知り合ったのは依存症の会。ダンがドニーを殺し、次は・・オリヴィアがジャマイカへ旅行へ行ってる間に・・カイザーが夫を殺すという交換殺人計画。オリヴィアはボンドガールみたいなとびきりの美女。たぶん結婚してすぐ夫は死ぬと思ってたんだろうな。ところが五年たっても死なないし。そのうち拘留期限が切れてダンは釈放される。得意そうな顔で出ていくのが憎たらしい。このダン役の人は馬面だがなかなかのハンサム。結局カイザーを強引に司法取引に応じさせ、一件落着。クラークも、依頼されたひき逃げ事件の方は潔白にしてやったので満足する。殺人の方はカイザーが崩れたのが原因だし、彼女には無関係。今回ギブスはクラークにも配慮した行動を取る。彼女は良心的だし、弁護士の資格を剝奪されたりしたら気の毒。

NCIS11の9天才分析官あらわる(分析官ビショップ)

指令室では長官や企業のトップが集まって会議中。途中機密が漏れたとなって調べると、長官のペンに盗聴器が仕かけられているのがわかった。二年前、同じような危機を予測した報告書を書いたのがNSAの分析官エリー・ビショップ。彼女は変わった性格で、資料を床に広げ、音楽を聴きながら仕事をする。彼女はNCISに協力することになるが、トニーは彼女が結婚指輪をしているのに目をとめる。トニーと言えば、女性を落としたみたいなこと自慢して、同僚女性をうんざりさせていたな。そんなこと話してる暇があったら仕事すればいいのに・・みたいな顔つきだった。私はこの女性に好意持った。トニーの方ではなくてね。そのうち、機密を他に売るのではなく、買い戻せとなるのでは・・となる。ほどなく1000万ドルの要求が・・。ギブスは渋るが、エリーは必要経費だと主張。ところが犯人が口座から引き出すのを見張っていたNSAのフリンが射殺され、エリーはショックを受ける。彼とは兄と妹のような間柄だったから。妙なことに口座からは金は引き出されず、そのまま。そのうちロシアとつながりのあるスターリンが浮上。彼をつかまえ、エリーが弁護士のフリをしてうまく聞き出したのがグレイシーという男の住所。行ってみると、あちこちにダイレクトメールを出していた形跡が。ダイレクトメールにオマケのペンをつけて企業などに送りつけ、仕込んだ盗聴器で・・って、それで元が取れるの?盗聴器が見つかることだってあるし。それにしてもこのグレイシー、自分の写真を残しておくなんてアホだな。女性にモテたという記念品なのかな。おまけにダイレクトメールを送っていなかった企業があって、それがベリンジャー船舶。疑われないよう自分にも送っておくというのが基本中の基本でしょうが。結局犯人はベリンジャー。金なんかどうでもよく、長官をピンチに追い込み、辞任させるのが目的。数ヶ月前彼は長官を打診されたが断った。それでいて、海軍出身でもない女のポーターが長官になったのが気に食わないというわけ。そんな理由で?バッカみたい。ラスト、ギブスはエリーにNCISへ出向してこいと命令。ボーリンでもクラークでもなく、新メンバーはエリーですか、へぇ~。

NCIS11の10フォーネル家の事情(魔の三重奏)

たぶん「魔の三つ巴」が好評だったんじゃないかな。と言うか、ファンならこの三角関係をもっと見たいはずと踏んだのじゃないかな。まずフレグマン伍長が射殺される。目撃者の話では犯人はピエロの格好してたらしい。彼が持っていたケータイはエディという男のもの。履歴からホテルを突き止めて行ってみると、何とダイアンとフォーネルが・・。ダイアンは夫とは別居中で、離婚するつもり。フォーネルの尻の傷の世話をするうちに尻合い・・じゃない、知り合い関係を復活たらしいエディはダイアンの元カレらしいが、妙なことにを調べても何も浮かんでこない。ジムのインストラクターをしていて、オーナーのイライジャの話ではフレグマンは彼の生徒。そりは合わなかったようだと。空港で見つかったエディの車からは数人分の血痕。尾行して突き止めたガレージには不審なものがいっぱい。逃げようとしたし、大金も見つかったしで怪しいところだらけ。ところが逮捕された彼が言うには、自分はシークレット・サービスで、マネーロンダリングを調べるために潜入捜査をしていたときたもんだ。しかも容疑者であるイライジャは、エディがつかまったと知って、ダイアンとフォーネルの間にできた娘エミリーを誘拐。エディが持っていた金の引き渡しにはエリーを指名する。フォーネルにしろダイアンにしろ、決まってケンカになって神経が休まらないのに、なぜわざわざくっつこうとするのか。私には謎だ。本人達以上にまわりの者が疲れる。エミリーがうんざりし、悩むのももっともだ。おまけにこういう連中はまわりに・・ギブスに相談を持ちかけ、賛成をして欲しがる。ラスト、やっと事件が解決し、疲れきってベッドに倒れ込むギブスの前に二人して現われ、よりを戻すことにしたから祝福してくれと要求する。今回はエリーの初手柄もあって盛りだくさんだが、あまりにも詰め込みすぎでつじつまが合っていないような気がする。シークレット・サービスのエディがなぜ人妻のダイアンに手を出すのかわからん。ちょっと調べれば元夫がNCIS、FBIだってわかるはず。フォーネルが、こうなったのもギブスが自分のお尻を撃ったせいだと文句言うのが笑えた。それにしても・・フレグマンは何で殺されたんだっけ。エディと自分のケータイを取り違えたから?

NCIS11の11クリスマスの施し(クリスマスの訪問者)

またまたクリスマスの季節だ。トニーのパパのエピソード書いたのついこの間だけど・・。軍人の子供ばかりが謎の病気で病院へ運ばれる。治療方法はわからず、患者数は刻々と増える。SARSか化学兵器か。本来ならNCISの仕事ではないが、軍人の子供ばかりだし・・。マクギーの友人で、アフガンから帰還したばかりのニック大尉の娘も入院中。感染と聞くとトニーは自分の経験を思い出してしまう・・と言っても私はまだそのエピソード見てないけど。もっと神経質になっているのが養子をもらおうとしているジミー。一方ヴァンスのところへラマーという老人が訪ねてくるが、彼は冷たく追い返す。子供達にと思われるプレゼントを持っていたようだが。後でわかるがこの老人はジャッキーの父親。彼女と弟のマイケル、それに二人の母親ミリーを捨てたのがこのラマー。彼とミリーは正式には結婚していなかったとか。その後彼は別の女性と結婚して子供もでき、仕事もうまくいったと。ただ、年を取るにつれて自分がやったことを思い出し、ジャッキーも死んでしまったし、せめて孫達にはよく思われたいと思い始めたようで。ジャッキーからは亡くなる一ヶ月前にカードももらっていたと。そんなことを言われたってヴァンスにとっては今更何だとなる。子供達には祖父は死んだと言ってあるし、引き合わせるつもりはない。その後もラマーを追い返すが、その彼に変化が起きたのは偶然アビーの主張を聞いたせい。もう子供はいらないと悲観的になっているジミーを、アビーは叱りつける。クリスマスに伝染するのは楽観主義、思いやりや許すこと。それを聞いてハッと気づいたんだと思う。憎しみにとらわれるんじゃなくて、許し、和解するべきなんだと。生きていればジャッキーだってそうしたはず。で、子供達にラマーを紹介するんだけど、いきなりそう言われたってすぐには打ち解けられない。ハグされてもとまどった表情してるのがリアル。ジャッキーが何であんなふうにヴァンスと完璧な夫婦でいたがったのか、これでわかったような気がする。彼女は自分の両親のようにはなりたくなかったのだ。子供達に同じ経験をさせたくなかったのだ。え?感染症の方?もちろん解決しますよ。クリスマスだし子供を死なせるわけないじゃん。感染源のサンタがどうなってるのかくらいは説明して欲しかったけど。

NCIS11の12テロリストの再来(殺しの連鎖)11の13運び屋のプライド(報復の犠牲)11の14最後の標的(勝負の分かれ目)

ありゃまた三回も続くのかよ。一回でまとめてくれい。海軍用ドローンでコイン兵曹が射殺される。すごいな、毎週誰か誰かが射殺されてるんだ。前に出てきたテロリスト、パーサの名前が再浮上。彼がいたキャンプが攻撃され、その報復とか何とか。その時手に入れたドローンを改造したのではとか何とか。その攻撃にコインが参加していたとか何とか。とにかくすごい速さで進行するので、こちとら置き去りにされてまんがな。マンが再登場するが、あれから六年たってるらしい。あの時ああいう行動を取ったけどあやまりたいとか、本当に好きだったとか、何やら弁解するために登場したみたいだ。しかも今はちゃんと結婚している身。いやみだな~。結婚もせず今もギブスのこと思い続けているってのならわかるけど。弁解が終わると出番も終わり。一方マクギーはデライラの存在を重く感じ始めている。ところが、彼女と一緒に出席したパーティが攻撃され、彼は無傷だったけど彼女は重傷。下半身にマヒが・・。マクギーのカウンセリングのためクランストンが再登場。ところでギブスは今回マクギーとは呼ばず、ティムと呼んでいたな。ショックを受けている彼を心から心配しているのだとわかる。さて、パーサを追うのかと思ったら運転手マリクの話に寄り道。彼はいわゆる運び屋で、何でも運ぶ。今回はテロリストだが、DV夫から逃げる妻を運ぶことも。自分はテロリストじゃないと主張するが、ギブスから見れば・・。さて、14話になると、実はエリーは六年も前からパーサを追跡し、のめり込んだため担当をはずされていたとわかる。あれ?そんな兆候あったっけ?何か唐突な展開。最後はギブスがパーサを射殺して終わり。いささか乱暴すぎる締めくくり。雑でもある。ところでマクギーを見て思いませんでした?末期ガンの父親はどうなったのだろうって。もうそろそろじゃないのかって。それとトニーあたりがエリーの夫ジェイクのことほじくろうとしないのはなぜ?って。普通ならデスクに夫の写真飾るとかする。指輪と写真があればアプローチしてくる男性は防げる。だってエリーは美人だし若いし。そういうのがあってもほじくり出そうとするのがトニーのはずだが・・。

NCIS11の15危険な欠陥品(偽りの防弾)

ひょんなことから事故を起こした車・・閉店したベーカリーの車だが、運転手は消え、車内からは防弾チョッキがたくさん見つかった。物品番号はなく、アビーの調査では防弾効果のない欠陥品らしい。こんなのを兵士が着ていたら、場合によっては命に係わる。銃の展示会ではこういうのも売っていて、主催者ガスマンの話からコーリーという男が浮上。消えた運転手は彼。急行すると見つかったのは射殺された彼。一方チョッキを製造したメカー・・ディアボーン・システムズの担当者ハニーカットは、欠陥品は廃棄したと主張。二年前にもリン軍曹がチョッキのせいで下半身不随になっていて、マクギー達が会いに行くと、彼はスカイダイビングの会社やっていて。くよくよしても始まらないと前向き。ただ、ギブスとしては他の兵士のためにも問題ははっきりさせておきたい。さて、パーサのせいで爆発に巻き込まれ、命は助かったものの車椅子生活になったデライラ。マクギーは気をつかって神経質になっているけど、彼女は落ち込んだりしない。特別扱いは不要というのはトニーわかっていて、二人して映画の話に興じたりする。でもまあトニーにとっては友人ですむけど、マクギーにとっては恋人だからね。これからのこと考えたりいろいろあると思うよ。重荷になりたくないとデライラの方から別れを切り出すかも。マクギーの方からは絶対そういうこと言い出さないけど。ん?結婚して子供もできるのですか、それはそれは。それにしてもこのデライラ・・美人だよなあ。エリーもきれいだけどデライラはもっと美人。途中で、例の展示会でギフトセット売っていたカレンが怪しい・・となるが、結局は無実。ま、時間稼ぎですな。欠陥品に関する警告は直ちに発せられるが、アフガンにいる偵察部隊には(隠密行動取っているため)届かない・・なんてことも。あれこれあって結局犯人はガスマンということになる。一周回って戻ってきたようなもんですな、いつも通り。ハニーカットは欠陥品はリサイクル業者に。このリサイクル業者がガスマンで。彼女はバレたと知ると発砲してきて、銃撃戦になるが、欠陥チョッキのせいでハチの巣に。欠陥品とわかってて身に着けます?

NCIS11の16ホテルの惨劇(将校に化けた男)

トニーはアダムスホテルの前でシニアと会う。今度は何のために出かけてきたのやら。ろくに話もしないうちに、トニーはホテルから急ぎ足で出てきた海軍将校に目を止める。さすがトニー、一目でニセモノと見抜いたのだ。路地裏で撃ち合いになり、男は死亡。シニアにとってはショッキングな出来事。早速内部調査班のユージーンが来る。内部調査員は常に嫌われ者だが、調査する方もストレスがたまるだろうな。彼らにだって感情はあるけど、それに流されてしまったのでは公正な調査はできない。そのうち死んだ男は私立探偵のボディーンとわかる。金持ち相手の有名探偵だが、最近では落ちぶれていたようで。事件は日曜の昼間に起きたので、みんなせっかくの予定がふいになってしまう。事件は時と場所を選ばない。そのうちホテルの一室で死体が見つかる。こちらはオハラ上院議員の秘書エリオットで、殺したのはボディーン。トニーは目撃者が父一人で、内部調査中ということで捜査をはずされるが、ボディーンの事務所に侵入するなど勝手な行動取る。一方マクギーとビショップはシニアとおなかの大きい若い女性がホテルで一緒なのを目撃。シニアは再婚を考えているようでトニーの心は複雑。シニアはホテルにはチェックインしていない。と言うことはフィアンセの名前で・・。ホテル代も払えないのかとこっちは思ってしまう。普段から寄生虫みたいな生活してるし。事件の方はいつものようにごちゃついていて、頭がついていかない。海軍の寄港地を減らすという法案がある。でも減らされると困る業者いる。で、賄賂が渡され、法案が改ざんされる。議員はこのことに気づいていない。ボディーンはサクソン中佐にりすましてエリオットに会うが、うまくいかなくて殺したようだすみません、ここらへんよくわかりません。秘書の一人ウィルやサクソン中佐が犯人かなと思いながら見ていたが、ボディーンに協力していたのはやはり秘書のジェニファーで、これは少し意外だった。一方シニアが再婚しようとしているのは亡き妻の親友でトニーの名付け親でもあるリンダ。おなかが大きいのはリンダの娘。お互いちゃんと向き合わないから勘違いとか起きて手間取るが、最後には丸くおさまる。

NCIS11の1780年代の栄光(男の覚悟)

コンベンションセンターで爆発が起きて二人が死亡する。ここでは英雄慰問団とやらがコンサートやることになっていた。二人は標的とは思えず、出演するマンハイムが狙われたのか。彼は多くの有名アーティストの前座を務めたが、アルコール依存などで今ではすっかり落ちぶれている。ところが動画がきっかけで人気再燃のきざしがあり、エージェントのボビーは彼を売り出すチャンスと張り切っている。若い頃は無茶をし、恨みもどっさり買っているマンハイムだが、思いたることと言えば車のブレーキに細工されたことと、汚れてもいないのに何度もスーツをクリーニングに出す(彼は今ではクリーニング屋らしい)妙な客がいることくらい。前者は前のエージェントの仕業、後者は何と彼の息子だと名乗るデニーで、これにはびっくり。二人とも爆弾とは無関係で、どうやら標的はマンハイムではなさそう。この後、強奪した金を回収しようとしたらコンクリートの下になっていて、そこでコンサートやってドリルの音をごまかそうとしたとか、そんなふうな展開に。でもそんなのはおまけで、今回描かれるのは三組の父と子。トニーはシニアから結婚式の段取りを押しつけられるが、シニアのことだから金払う気がないのは見え見え。彼はフィアンセやその家族の前ではカッコつけてるが、金なんかあるはずはない。全部トニーに押しけ、自分は何もせず、何も払わずにすむよううまく立ち回る。ただ、考えてみりゃトニー自身いつもマクギーに面倒なことは押しけ、自分は楽をしようとしているわけで。マンハイムの方はいきなり現われた息子にどう向き合えばいいのかわからない。ステージの方もブランクが長すぎてなかなか出ていく勇気がふるい起こせない。客席には期待を込めて待っているデニーもいるというのに。もちろん始めてしまえばスムーズにいくけど、そこまでがね。気の毒だったのはジミー。あんなに苦労して準備してその日を迎えたのに、代理母は産んだとたん赤ん坊を手放すのはいやと言い出した。父親になる前に終わってしまったとショックを受けているジミーに対し、ギブスは強い言葉で励ます。いつもはお調子者の彼に冷ややかなギブスだが、今回は驚くほど熱く、強く、厳しく叱咤する。

NCIS11の18ニューオリンズ支局・前編、11の19ニューオリンズ支局・後編

ニューオリンズ支局のシリーズは見たことなし。見てるヒマがない。今回のエピソードはパイロット版も兼ねているらしい。ボスのプライドがスコット・バクラで、部下のラサールがルーカス・ブラック。検視医がCCHパウンダー。チームが二人だけというのは少ないが、今回シカゴから出向してきたブロディ(ゾーイ・マクラーレン)がそのまま加わるようで。ブラックは「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」、「ジャーヘッド」、「レギオン」も見たな。短髪でシンプルな感じなのがいい。20年前特権キラー事件というのがあって、犯人ロータは刑務所でえん罪を訴えつつ死亡。今は議員のマクレーンを中心とした5人組・・フランクス、ベッツ、そしてまだ新米だったプライドとギブス・・の手柄。そのマクレーンが殺され、その後も殺人は続く。前編・後編なので、前編で出てくる容疑者は無視してよろしい。どうせ時間稼ぎ。それにしてもプライドには魅力感じられないな。気に食わない相手を痛めつけ、喜んでいるところなんかちょっと違うんじゃないの?と言いたくなる。ギブスまで一緒になって喜ぶなよ。さて今回の事件は模倣犯の仕業・・から、実は真犯人は別にいるということになる。マクレーンは買収され、証拠を捏造していたらしい。プライドには信じられないが、ギブスはどんな人間でも道を踏みはずすことはあると思っている。マクレーンに献金していたのがハンロンで、これは口止め料。しかしはだんだん罪の重さに耐えきれなくなり、事実を告白しようとして殺されたらしい。ハンロンにはアリバイがあるから今まで疑われていなかったけど、彼には息子スペンサーがいる。見ていても真犯人がハンロンなのかスペンサーなのかはっきりしないけど、スペンサーの方なのかしら。20年前から事件を起こしていたとなると、彼じゃ若すぎて年齢的におかしいんだけど、ハンロンが金の力で息子をかばっていたというのは納得できる。マクレーン殺害以前にも迷宮入りとなっている数件の事件があって、これもスペンサーの仕業。もうかばいきれないと悟ったハンロンは自殺し、スペンサーは銃殺されたから詳しいことは不明。向こうはすぐ撃ち殺して終わりにしちゃうからなあ。二回に分けてやるくらい時間があるんだからちゃんと説明して終わらせてよ。

NCIS11の20闇サイト管理人(ネットの闇世界)

デライラは同僚のジンジャーと仕事中、ある事件の手がかりになりそうなものを見つける。ジョーンズという大尉がブダペストのホテルで爆弾のため死亡したが、遺体は丸焦げ。彼はITの専門家で、闇サイトをつぶそうとしていた。闇サイトと言っても麻薬や武器を扱う大物だ。犯人達はヴァージニアにいるらしいと上司に報告するが、なぜかなかったことにしろと手がかりは消去されてしまう。納得できないデライラはギブス達のところへ話を持ち込む。ばれればクビだが、爆弾が使われたとなると他人事じゃない。それに彼女は後でわかるが暗い部屋でパソコンとにらめっこする日々にはいいかげん飽き飽きしたのだ。手柄を立てて昇進したい。欠員が出ているドバイへ行きたい。一方マクギーは自分の部屋の合鍵を彼女に渡すつもり。結婚を真剣に考えているってことだ。デライラはドバイへ行くからってマクギーとの関係を解消するつもりはない。遠距離恋愛になるってだけの話。こんなに前向きで自然体でいられる女性も珍しい。仕事を取るか恋愛を取るかなんて悩まない。両方手に入れたい。車椅子だからって昇進をあきらめたりしない。事件の方は・・途中でCIAのブリスコが出てくる。ジョーンズは生きていて彼に協力している。へたにデライラ達に探られ、生きていることがばれてはまずいので手を回したのだ。ただ、調べていくうちにジョーンズ二重スパイなのではという疑いも。彼は近々結婚することになっていたが、フィアンセのメロディーは何も知らず悲しんでいる。闇サイトの管理人ハイディは拘置所にいて、もう次の管理人が引き継いでいる。あれこれあるのだが、ネット関係のことはよくわからない。ブリスコが出てきた時点で、こいつが黒幕・・って予想ついちゃう。こういう人出してきて、やっぱりそうでした・・となるのでは芸がない。実は彼はまともで、意外な人物が・・となった方が楽しめるのに。途中で唐突にジョーンズが現われる。潜入捜査だとだまされ、監禁されて拷問も受けたけど(なぜか)逃げ出たのだ。ブリスコも意外と間抜けだな。一人でやってるからスキが出るのか。まあジョーンズとメロディーが幸せになるラストはよかったけどね。

NCIS11の21女子将校の試練(正義の行方)

デライラはすでにドバイへ旅立ったようだ。ソテリア号勤務のテイト少尉が、ながら運転していたミルトンにひかれるが、ひかれる前にすでに死んでいたようで。死ぬ前に殴り合いをしていて、直接の死因は頭部の打撲。ソテリア号へ行くとファレル少尉と副長のウェクスラー中佐がいて、この二人後でまた出てきそう。こういう捜査物さんざん見てると、これは通りすがり(全然無関係)だなとか、時間稼ぎ(一見怪しく見えるけど結局は無関係)だなとか、だいたいわかってくる。テイトはルーク少尉と一緒に部屋を借りていたが、行ってみると何だか怪しい。そのうちキャボットが現われて、ギブスと知り合いみたいで。彼女はFSV(ファミリー&セクシャルバイオレンス)から来ていて、まあ要するに「将軍の娘」でマデリーン・ストウが演じていたレイプ・カウンセラーみたいなものかなと思ってみたり。男女平等と言っても軍は男性が多く、女性が不利な立場に立たされることも。テイトは友人のことでキャボットに連絡を取ったが、その友人というのがファレル。彼女はクスリを盛られ、記憶が全くないが、レイプされたのは確か。でも相手が誰なのかわからない。テイトはルークと酒を飲み、ルークは先に帰った。バーテンの話では、テイトは女のことで誰かとケンカ。バーテンが二人を店から追い出した。その女ってファレルのことではないのか。つまりテイトを殺した犯人イコールファレルをレイプした犯人なのでは。最初はその線で調べるが、後で違っていたことがわかる。バーテンの協力でケンカの相手エディを見つけるが、前科はあるものの結局はシロ。ケンカを止めたバーテンは、もう帰れとばかりにテイトを押したが、酔っていた彼は頭をゴミ缶にぶつけてしまう。打ちどころは悪かったが、即死ではなく、しばらく歩いてから死んだのだ。バーテンはそれを知らされて驚くが、事故ということになる。ファレルはさんざん悩み苦しんだ末、証言に同意する。親身になって励ますアビーの熱意に動かされたのだ。彼女に使われたクスリはケタミン。最近見た「ワーニング 地球最期の日」にも出てきたな。今は除隊したキングも、ファレルと同じ被害にあってることがわかる。それ以外にも多数の被害者が。と言うわけで犯人は回り回ってウェクスラー。いつものパターン。

NCIS11の22疑惑の写真(戦場カメラマン)

陸軍と海兵隊が合同であたっていた作戦で、陸軍のウォーターズ中尉が誤って村人を射殺してしまう。海兵隊のロー2等軍曹が写真にとったが、これがメディアに流れてしまい、ウォーターズは軍法会議にかけられることに。ところが証言するはずのローが行方不明になり、そのうちドラッグの過剰摂取と思われる死体で見つかる。彼の死で軍法会議は中止になるから、得をするのはウォーターズ・・と、ギブスは彼を疑うが・・。ローは証言をやめろという脅し受けていたし、クロロホルムの痕跡があったから死因はアクシデントではなく他殺。ウォーターズは無理でも彼を慕う部下が・・。まあこういうのはどうせ犯人じゃないって予想つくけど。ローは主にホームレスの帰還兵をうつしていて、そのうちの一人犬のディヴを連れたブルーのことはアビーも知っていた。そのブルーはローが殺される前日に病死。病院へ連れていったのはロー。二人の死はただの偶然か。今回はホームレスに焦点をあてている。ホームレスには元軍人が多い。お国のために働いたのになぜそうなってしまうのか。一方アビーはディヴがどうなったのか心配するが、エマという少女がブルーに頼まれて面倒を見ていた。彼女は16の時両親とうまくいかなくて家出。今では帰るに帰れなくなっている。ブルーの死は悲劇だが、エマの方はアビーのお節介もあって、明るい未来が開けそうなのはよかった。現実はそんなに甘っちょろくないけど、それでもね。結局ローが殺されたのは闇の臓器売買に気づいたため。でもアルコールなどで体がボロボロになっているブルーの腎臓が移植に適しているとは思えないんだけど・・。と言うわけでウォーターズはローの死には無関係。でも軍法会議は開かれることになって。こが原因でウォーターズの人生が狂ってしまって、転落のあげくホームレスに・・なんてこともありそう。ん?ところで写真をメディアに流したのは結局誰だったんだ?ロー?

NCIS11の23マルセイユ事件簿(海軍大将の娘)

マルセイユでなぜか指名手配犯になっているトニー。一緒にいるのはアマンダという女性。36時間前、トニーはケンダル大将の娘アマンダを連れ戻すため、マルセイユへ行くよう指令を受けていた。彼女は不良仲間・・と言っても金持ちや高官の子女・・と遊び歩いていて、そのうち標的にされるのではと大将は危惧していた。一方汚水処理タンクで見つかった死体は拷問された後殺されていた。トニーの方はNCISの局員ら五人が殺されていたため、現地のジェラール刑事やシェブリ刑事に疑われるが、アマンダのことは黙ってる。その後ナイトクラブで彼女を見つけるが、トニーを尾行していたシェブリ達が現われ。ところがシェブリはジェラールを射殺。トニーは殺人犯として追われるはめに。警察は頼れないから、ギブスと連絡を取り合って支局のあるスペインのロタへ向かうが、乗ったバスが火事に。アマンダはアミールという男のことをしきりに気にしており、マルセイユへ戻りたがっている。火事も彼女の仕業。一方例の死体はハッサンと言ってアマンと大学が一緒。しかも彼のパソコンから見つかったのは大将のアカウントを使った機密情報。大将はスパイか?ここらへんになると頭が追いつかなくなる。一回じゃ終わらないのかな・・と思ってみたり。結局違ったけど。アマンダはどうしようもないイカレポンチに思えたが、実は国防秘密局のスパイ。それはいいけど(本当はよくないけどありえなさすぎて)、あの秘密情報なんちゃらは結局どういうことだったのかな。くるくる変わる事態の中でテキトーにスルーされていたような。でもこんなことはどうでもいいのだろう。なぜ今回の役目がトニーに回ってきたのか。いいかげんなようでいて実はしっかりしている、実は真面目な、実は有能な彼の本質を、ギブスやヴァンスは見抜いていってことだ。事態に流されているようでいてちゃんと自分なりの筋の通った推理を組み立てている。今回しきりに「シンボリーズ」というゲームが出てくる。盗聴とかで通常の通話がはばかられる時、ゲームに託して伝えるというところがよかった。ラストではこのゲームを使ってジミーにうれしいニュースが・・よかったね。

NCIS11の24父の背中(父への思い)

マクギーの父親は病気だったから、てっきり彼の方だと思っていたら・・。そのマクギーは出会い系パーティに。と言ってもビショップと一緒張り込み。レヴィンソンという泥棒を首尾よくつかまえるが、ギブスはなぜか父ジャクソンとの思い出が頭をかすめる。虫の知らせというやつだ。なぜすぐに電話して安否確認しなかったのかな。朝になってヴァンスから父親が脳卒中で亡くなったと聞かされる。とにかく故郷へ戻るギブス。一方ナイアガラ号の厨房からの出火は放火によるものだった。訴追中のテロリスト達が乗っていて、彼らを逃がすのが目的だったらしい。逃亡に成功したのは二名だが、そのうちの一人は逃走に使ったゴムボートの中で死体で見つかった。もう一人のミールはブラザーフットと関係がある。ただの泥棒と思われたレヴィンソンだが、彼を使って銃を調達し、ミールに渡るよう仕組んだのは服役中のリヴェラ。ブラザーフットとかパーサーとか今更聞かされても覚えておらんて。だからセリフに出てきても???とにかくリヴェラは姉や父の復讐を誓い、ギブスを狙っていると・・そういうことらしい。ヴァンスは葬式の間はギブスに知らせないでおきたい。でもギブスにとって父親が死んだ今、自分に残っているのは仕事だけで。ミールを倒してまた故郷へ戻ったギブスだが、仕留めたのは実は替え玉だった。で、本物のミールが現われるけどもちろん始末されます。父がやっていた店は父のおかげで立ち直ったという青年キャルに譲り、いよいよギブスは仕事一筋(たぶん)。最後に”ラルフ・ウェイトに捧ぐ”と出るから、ジャクソン役の俳優さんは亡くなったらしい。彼の友人役でビリー・ディー・ウィリアムズが再登場。そう言えばNCISの感想ずっと書かないでいるうちにデヴィッド・マッカラムが死んじゃったんだよな。90歳だから年に不足はないけれど、やっぱりもう少し長生きして欲しかったな。何歳くらいまでダッキー役で出演していたんだろう。シーズン11だとまだ(年のわりには)若々しいけど。