逃亡者(1993)
私はハリソン・フォードのファンではないので、今まで見る気もなかったけど、「追跡者」見たからにはこっちも見ないとな。デヴィッド・ジャンセンのキンブルもしょぼかったけど、フォードのキンブルもしょぼいな。奥さんヘレン役セーラ・ウォードは「CSI:ニューヨーク」のジョーだな。妻殺しの罪で有罪・・死刑判決を受けた外科医キンブル。片腕の男が犯人と主張したけど誰も信じてくれない。護送バスが貨物列車と衝突し、そのどさくさにまぎれて逃亡。真犯人を見つけてやる。彼を追うのがジェラード率いる連邦保安官チーム。それにしてもこんな雑な捜査、裁判で死刑が決まってしまうなんてたまったもんじゃないね。キンブルは病院へ入り込み、義肢のデータから容疑者をしぼり込む。サイクスという男が浮かび上がったけど、彼はいちおう容疑者として調べられてはいる。でもアリバイがあるというのではずれた。要するに妻が殺されたら夫が犯人で決まり、妻が金持ちならなおさら・・ってこと。先入観だらけの捜査。キンブルには愛人がいるわけでも借金があるわけでもない。病院でも信用され慕われている。そういうところは無視されたのかね。犯人と激しい格闘したのだから痕跡だって・・。いやいや、こんなこと書いたって仕方ない。キンブルは無実の罪で有罪となり、護送バスは貨物列車と衝突しなければならないのだ。映画だからハデに。ケガはするけど逃亡に差しつかえはなく、ダムに飛び込んでも生き延びる。それにしても・・お金は・・友人のチャーリーから少しもらっていたけど、それじゃ足りないでしょ。ジュリアン・ムーアの名前があったので彼か妻の妹で、彼を信じて助けてくれる役かと思ったら・・違いました。結局ある新薬をめぐって、反対の立場取るキンブルが邪魔で陥れようと・・そんなふうなことだったようで。ジェラードはもちろん最初はキンブルが有罪って信じて行動していたけど、そのうち疑問を感じ、事件を洗い直すことに。シカゴ市警は自分達の判断が覆されちゃまずいと、射殺も辞さない。あ~でもフォードだからそんな結末はありえなくて、真犯人を突き止め、黒幕を突き止め・・。それにしても展開に粗さの目立つ映画だな。何でこんなのがもてはやされるのかね。トミー・リー・ジョーンズやその仲間達はよかったけど。特にニューマンは二作目では死んでしまうだけに、ジェラードの次に目が行った。
追跡者(1998)
昔土曜の夜遅く放映されていた「逃亡者」はあんまりおもしろくなかった。次の「0011ナポレオン・ソロ」と入れ替わってくれないかしらと何度思ったことか。そうすりゃ少しは早く眠れる。シカゴに住むマークはニューヨークで起きた殺人事件の容疑者として逮捕される。護送機が不時着したため、彼は騒ぎにまぎれて逃走。ジェラードとそのチームが追うことに。殺された二人は友人だったという国務省のロイス捜査官も加わる。何の予備知識もなく見ているので、ウェズリー・スナイプス扮するマークは犯罪者なのかなと思っていたら、どうも違うらしい。何と彼は元CIAの工作員で、愛するマリーとひっそり生きていこうと思ってたけど、こんなことになってしまった。こうなったら真犯人自力で見つけ出して・・。ジェラード役トミー・リー・ジョーンズはまあはまり役で安心して見ていられる。彼もスナイプスもまだ若い!マリー役イレーヌ・ジャコブは「愛のめぐりあい」や「ヴィクトリー/遙なる大地」に出ていたきれいな人。ジェラードに「愛してるわ」と妙なこと(←?)言うのが局長。この人目の間が狭くて、どこかで見たような・・フランク・ランジェラ版「ドラキュラ」に出ていたケイト・ネリガンだ。チームのレンフロ役の人はてっきりマイケル・ビーンだと思ったら、ジョー・パントリアーノとかいう人。よく似ている。若くてひょろっとしたニューマンやってるのはトム・ウッド。「木洩れ日の中で」に出ていた。このニューマンは途中で死んでしまう。そのせいで後味は悪い。ラスト、事件が解決してみんなして軽口たたいているのが・・もう仲間の死乗り越えたの?って感じ。途中で国務省に裏切り者がいるのでは・・となって、私は局長のラムかな?と思ったけど、ほとんどの人はロイスを疑うんだろうな。何しろやってるのがロバート・ダウニー・ジュニア。その期待を裏切らず、ロイスはニューマンをいきなり撃ち殺す。この頃のダウニーはこういう一癖あるキャラやってたんだよな。でもほら局長やってるのパトリック・マラハイドなもんで、てっきり・・。この人「マン・オブ・ノー・インポータンス」に出ていて、ハゲだけどなかなかの二枚目だと私は思ってる。「逃亡者」に比べると出来は悪いと書いてる人多いけど、スケールは大きいし、まあ楽しめる。でも長すぎる!30分は削れる!