ハート・オブ・ウーマン
ニックは母親がショーダンサーだったこともあり、子供の頃から女性にチヤホヤされて育った。そんな彼がまともに育つはずもなく、広告会社で働く今は女をとっかえひっかえの毎日。別れた妻ジジは再婚し、ハネムーンの間娘アレックスを預かることになったが、娘の年齢さえよく覚えていない。クリエイティブ・ディレクターに昇進すると浮かれていたら、やり手と評判のダーシーが前の会社をやめてこっちに。ポストを奪われおもしろくない。あるきっかけで女性の心が読めるようになり、最初のうちは混乱するが、相談した精神科医の助言もあり、この能力を仕事に生かすことに。と言うか、ダーシーのアイデアを盗み、追い出してやれ・・となる。ニック役はメル・ギブソン。彼・・魅力的ですか?私にはニックというキャラが最後まで好きになれなかった。ダーシー役はヘレン・ハント。ハントと言えば昔映画紹介番組で見た彼女のことが忘れられない。レポーターが、たぶんわざとだろうけどインタビュー相手の女優さんを怒らせる。だいぶ前のことなので記憶もあやふやだが、確かクリスティーナ・リッチは「ああ、めんど」とか言ってレポーターを無視していたように思う。メグ・ライアンは一生懸命答えているのに、あからさまにさえぎられたりして驚き、当惑し、わき上がる怒りを抑え、平静さを保とうとしているのが見て取れ、気の毒だった。そしてそんな彼女は輝くばかりに美しかった。ハントは無言でものすごい表情でにらみつけ、そっぽを向き・・。は~怒るとこういう感じになるんだ。あの時の印象が強烈なため、こういう映画で髪の毛をサラサラとゆらし、ちょっと困ったような感じのいい笑みを浮かべても・・。もちろんこの映画の場合ニックのキャラがひどすぎるので、仕事に懸命に取り組んでいるけなげなダーシーには好感持ちましたけどさ。ジジ役はローレン・ホリー。この人美人だな。ローズ役はマリサ・トメイ。ニックにくどかれ、一夜を共にするけどしっかり下着を着けているのは興ざめ。しかもニックは彼女をポイ捨て。コピーライター志望だったのに雑用係に回されたエリン役はジュディ・グリア。うだつの上がらない独身女性の例にもれず猫を飼っていて。その猫の動きがとてもいいんだわ。精神科医がベット・ミドラー。雌犬の心さえ読み取れるのに、何を考えてるのかニックにわからなかった女性が二人いたけど、何も考えてない、頭空っぽということらしい。あたしゃてっきり彼女達はホントは男性なのだというオチがつくのかと・・。というわけで女性陣はよかったけど、ニックに・・ギブソンに魅力がなさすぎました。これで2時間以上はつらい。連続殺人鬼物か、エイリアンの侵略物でも見てた方がよっぽどマシ。