パシフィック・リム
これと「バトルシップ」をすぐ混同してしまう。見たのは「ブラックリスト」のディエゴ・クラテンホフが出ているから。メカには興味ないので、普通だったらスルー。海底の裂け目から怪獣が現われて、人類の危機。2020年、戦いは七年目に入り、世界は疲弊。怪獣と戦うのがイェーガーとか言うロボット。パイロットは二人で、ベケット兄弟もそう。兄ヤンシー役がクラテンホフ。あちゃあ~この時点で死亡フラグ。思った通り始まって13分で死亡。弟ローリーは引退。でも五年後、司令官ペントコストが迎えに来る。片割れ死亡、一度離れるけどカムバック、いよいよという時は手動で・・これがこういう映画のお約束三点セット。間に挟まれる超重量級バトルも、興味のない者には退屈なだけ。あの操縦の仕方もばかばかしい。ローリー役チャーリー・ハナムは知らない人。チャニング・テイタムに似てるかな。こういうのに出てくるのは頭空っぽ、ノーテンキ、女好きが相場だけど、ローリーはかなりまともな方。イチャイチャシーンが全くないというのも珍しい。ペントコスト役はイドリス・エルバ。彼は以前パイロットだったが、その頃には放射能シールドが装備されてなく、そのせいで病気に。白血病か?ああいう高性能のでっかいの作っておいて、そういうの忘れるってのがいかにもな感じ。物事の一面しか見ない。怪物と戦うシーンばかりで、裂け目の説明が不十分。後でエイリアンが怪物をクローン生産してるのだとわかる。人類が滅亡したら地表に出てくるつもり。エイリアンは最後の方でちらっと出てくるだけ。怪獣は「トレマーズ」のみたいだったな。形がはっきりしない、ぐちょぐちょどぼどぼ、そのうち出産。クラテンホフが退場しちゃったので、興味もわかず、早く終わってくれとそればっかり思ってた。テンドー役でクリフトン・コリンズ・ジュニア。ゴッドリーブ役で「無実はさいなむ」のジャッコことバーン・ゴーマン。この二人はよく似ている。他にロン・パールマン。やられたと見せてエンドクレジットの途中で再登場。ヒロイン役は菊地凜子さんだが、子供時代をやった芦田愛菜ちゃんの方が印象に残る。たぶんほとんどブルースクリーンの前で演じたんだろうけど、恐怖演技が上手だし(「宇宙戦争」のダコタ・ファニングにも引けを取らない)、何よりもとてもかわいらしい。
パシフィック・リム:アップライジング
前作はヒットしたらしいが、今作は?何か目新しい部分あるのかな。時空の裂け目から来た怪獣。送り込んだのは異次元生命体・・プリカーサー。戦いに勝利し、裂け目を閉じてから10年・・今は2035年らしい。主人公ジェイクは故司令官ペントコストの息子。今の彼はケチな泥棒。廃棄されたイェーガーの部品盗もうとしていて出会ったのがアマーラという少女。彼女は小型のイェーガー、スクラッパーを手作り。はあ・・手作りできるんだ・・。そのうちジェイクは環太平洋防衛軍のパイロット養成教官に。アマーラは訓練生に。ジェイクの姉、マコの計らいだ。リーウェン率いる中国のシャオ産業は、無人機配備計画を進めている。こういうのってだいたいの展開、予想がつく。味方の誰かが途中で死ぬ。前作で主人公の兄が死んだように。今回はマコか、ジェイクの相棒となるネイト、そのどちらかだろう。そう思っているとマコが退場。無人機が暴走始めるのも予想通り。同じ企業の同じ機種だなんて、ハッキングされたらそれっきりなのに、企業としては独占して儲けたい。クライマックスあたりでスクラッパーが登場するのもお約束。脱出用ポッドが故障するのもお約束。ポッドは数が足りなくて、しかもいざという時故障するものと相場が決まってる。ストーリーはメチャクチャ。イェーガーと怪獣以外のものはほとんど出てこない。各国軍隊は存在しないのか。首相も大統領もその他お偉いさんも出てこない。ジェイクの判断にお任せ。怪獣と対決するのは富士山。メガ東京のビル街のすぐそばに・・20キロほどの距離のところに富士山がある(近!)。しかも火口は溶岩で真っ赤。そうか、何年かたつと富士山は噴火するのか。バリバリの活火山になるのか。あら?噴煙は?それにしてもキャストはしょぼいな。ジェイク役ジョン・ボイエガにはヒーローらしい魅力なし。別に演技へたではないけど、主人公には何かが必要だと思うんだけど。ネイト役はスコット・イーストウッド。ジェイクと対照的に見せるためか、生真面目なキャラ。マコが菊地凛子さん、ゴッドリーブがバーン・ゴーマン。ゴーマンは一作ごとに怪優っぽさを増してる。他にリョウイチ役で新田真剣佑氏が出ているが、全くと言っていいほど目立たない。中国系のジナイと似ているせいもある。三作目もありそうなラストだけど、もういいのでは?イェーガーも「トランスフォーマー」とそう変わらないし。