模倣犯

模倣犯(2002)

これは舞台裏で何かあったんですか?そうとしか思えないような・・何か信じられないような出来なんですけど。ぎくしゃくしていると言うか。最初から最後までゆるぎない演技しているのは山崎努氏くらいで、多くの人はふらついているような。茶色っぽい暗いうつし方とか、キューッと移動するようなうつし方とか、チャットみたいなのがパパッとうつったり、見ていて途方にくれちゃった。爆笑問題が出てきたり藤井隆氏が物真似やったり、いったい何がやりたいんですか?映画?バラエティー?浩一(中居正広氏)の自爆シーン・・まわりの人全然騒いでない。豆腐屋を営む義男(山崎氏)の孫娘鞠子が行方不明になる。父親は愛人に子供ができて離婚したがっている。鞠子のことは全然心配していないみたい。あと、鞠子には家族に知られたくない秘密があったらしいけど、それが何なのかは明らかにされない。一家殺害事件の生き残り、真一が出てくるけど、この事件のこともはっきりしないな。浩美(津田寛治氏)と明美(小池栄子さん)のことも・・何で殺しちゃうの?義男が犯人からの手紙をホテルのフロントで受け取るシーン・・ウッソ~!何で預けたやつについて聞かないの?!ルポライターの滋子(木村佳乃さん)の夫昭二(寺脇康文氏)は畳屋で、見積もりで出張するけど、殺されに行くって丸わかり。途中でなぜか二年前沖縄になって、やっと浩一登場。は誰もやったことのない犯罪を目指し、周到な準備をする。浩美、和明(藤井氏)とは中学の同級で、回想シーンが何度か入る。浩一は浩美と組んで別荘に若い女性を閉じ込めて殺すが、遺体の一部をわざと真一に発見させたりする。あれこれあって、一連の事件は浩美と和明の仕業となるが、浩一はテレビに出て犯人は別にいると主張する。なぜか義男はぴんときて浩一を疑い始め、滋子が調べてアジトである別荘へ。そこで息詰まる対決が・・とはならず、警察と鉢合わせ。あの後別荘内は捜索したの?で、テレビの生放送で自爆してボヨ~ンと首が飛んで、あたしゃ浩一そっくりのロボットだと期待したんですが違ったようです。ラストもなぜか浩一の赤ん坊が義男に託され、ああんもうどうにでもしてあの赤ん坊の母親は鞠子で、父親は浩一という説と、家族に隠していた不倫相手との間の子供と二説あるようです。よくこんなの公開したね。