イレイザー
これは事前にノベライズを読んでおいた。読んでおくことが映画の楽しみをそぐとは思わない。特にこういうノンストップアクションは。1996年というとシュワちゃんも50近く。でもシワもないし若いよなあ。ヴァネッサ・ウィリアムズはセデスのCMに出ていたな。何ときれいな女性なのかとびっくりしたな。サイレックスという兵器作ってる大企業があって、政府の金・・つまり国民の税金・・使って研究しておきながら、うまくできませんでしたとウソついて、実は密かに完成させたEM銃・・超高速電磁銃・・を、ロシアン・マフィアへ売りつける。これには国防長官も噛んでいるし、CIAやFBIの一部の連中も。サイレックスで働いているリー(ウィリアムズ)は何かおかしいと疑問を持つが、それをFBIに利用されてしまう。人を信じようとすることや、正しいことをしようとすることが、自分の身の危険を招いてしまう。自分を守ってくれるはずのFBIも信用できない。話を持ってきたのはそちらだ・・などと言われ、リーは怒り、ショックを受けつつも、証言はすると約束する。そんな彼女をジョン(シュワちゃん)が守る。自分達の利益のために人の善意を利用するなんて許せない!で、次々に起こるピンチを切り抜ける。特にジョンはケガをしてもいつの間にか治ってるとか、超人的。リーの上司ドナヒュー役でジェームズ・クロムウェル、本部長ベラー役でジェームズ・コバーン、ジョンの恩師で実は裏切り者のロバートがジェームズ・カーン。リーが頼りにしていた新聞記者クレアがローマ・マフィア、あとニック・チンランドも出ていたらしい。証人保護プログラム、動物園というと「バード・オン・ワイヤー」を思い出す。こちらではワニとの戦いがあるけど、リーに近づこうとして足を撃たれ、その後ワニに食われちゃうスカーとかいう男やってるのは、「メンタリスト」に出ていたマーク・ロルストン。ジョンに命を助けられ、後で恩返しするジョニーは「スリー・リバーズ」に出ていたロバート・パストレッリ。ジョニーのいとこ、トニー役のおっさんは「愛しのローズマリー」で見たばかり。なかみは薄いが、楽しめる。変にロマンス入れないのもよかった。それにしても・・電磁銃・・体に悪影響ないんだろうか。