ブルース・ブラザース2000

ブルース・ブラザース2000 

これは前に一度見たことがあるけど、内容は全然覚えていない。何も印象に残らなかったってことだ。録画したままほったらかしにしておいたのを見たが、こんなにおもしろくなかったっけ?アメリカではヒットしなかったようで。あれから18年、服役していたエルウッド(ダン・エイクロイド)が出所したが、誰も迎えに来ない。相棒のジェイクが亡くなったことを、彼は知らなかったようだ。彼はバンドを再結成することしか考えてない。昔の仲間をかき集めるが、ジェイクの代わりはマック(ジョン・グッドマン)。マザー(キャスリーン・フリーマン)に面倒見るよう言われたのが10歳のバスター(J・エヴァン・ボニファント)。連れ回しているうちに誘拐したことになってしまい、警察署長のキャブ(ジョー・モートン)やエリゾント警部(ニア・ピープルズ)を始めとする警察、そのうちFBI、他にロシアン・マフィアなどが追いかける。追っ手をかわしながらもエルウッド達はバンド・バトルを目指す。2時間以上あって、あまり起伏がなく、乗れない歌がはさまれる。いや、乗れる人は乗れるんだろうけど。途中で、啓示を受けたキャブもメンバーに。モートンは本当に歌っているのかな。すごく上手だ。調べてみたらデビューはミュージカルの「ヘアー」。じゃあ歌えるんだ。ボニファントはかわいい。車のトランクをねぐらにしているのがかわいい。20年以上前の作品だから、あの人も亡くなったこの人も亡くなった・・見ていて思うのはそればかり。かなり太ったアレサ・フランクリン、「ニューヨーク1997」が印象的なアイザック・ヘイズ、「ダンス天国」で有名なウィルソン・ピケット、名前だけは知ってるB・B・キング、そしてジェームズ・ブラウン。まだ生きてるのはエリック・クラプトンとスティーヴ・ウィンウッド。ウィンウッドは見るの初めてだな。「ミュージック・ライフ」に写真が載ってたから知ってるけど、声は聞いたことなかった。美形だったのよ。エンドクレジットで一人ずつ出てくるんだけど、本編より興味深かった(かも)。ライブ中にステージの後ろに雲がもくもくわいて、出てきたのが黙示録の四騎士・・じゃなくて、ゴーストライダーみたいだったのにはびっくりした。