オーシャンズ

オーシャンズ

休日にダンナと映画へ。おおッ、いっぱい入ってるぞ。後ろ半分はほぼ満席。前半分は誰もいないけど。お母さんと子供・・というのが多い。子供が多いのは意外だったが、見始めてわかった。すごく男の子向け。珍しい生物が大画面にどかん。こりゃ悶絶ものですな(たぶん)。見る前から予想していた。テレビで見たような映像がほとんどだろうって。でもそれでも大画面で見る価値あるだろうって。ジャック・ぺランというのもポイント。見に行ってあげなくちゃ。しかし年取ったな~。そう言えば「徹子の部屋」にジョージ・チャキリスが出ていた。70代半ばで口をもごもごさせていて、入れ歯なのかしら・・って感じで悲しかった。話を戻して冒頭少年が出てくるんだけど、目のあたりに若い頃のぺランの面影があって・・。息子にしては小さすぎるし孫かしら。ぺランにはこの子が自分くらいの年齢になった時の海の、地球の環境が心配だろう。何たって汚染・破壊は進んでいるから。始まってすぐダンナは居眠りし始めた。一回つついて起こしたけどあとはほうっておいた。連れてきたあたしがバカだった。「大脱走」に連れ出した時も寝ていたな。「オーシャンズ」終わった時には眠り込んでいる子供もいて・・まあ、その気持ちはわかる。途中でぺランと子供が出てきた時には私もてっきりこれで終わりだと思った。そしたらその後も続いて・・。見ていて不思議だったのは画面に全く水滴がつかないこと。カメラでとってるならしぶき等当たるはずなのに。レンズがくもったりするはずなのに。それと餌を取る時のスローモーションがない。一瞬なので我々には何がどうなってるのかわからん。テレビなら絶対スローでもう一度見せてくれる。そりゃ自然界にはスローモーションなんて存在しないけどさ。ちょっと不親切じゃないか?子供だって見てるんだぞ。一番残酷なのはヒレを切られ、捨てられるサメ。血を流し、海底でのたうち回る。CGらしいが、実際こういうことをやっているのだろう。何て罪なことを人間はしているのだろう。殺さなければならないのならちゃんと全部食べるべきだ。もうフカヒレなんて食べられない(食べる機会もないけど)。映画はまだ遅くないとメッセージを送るが、私はもう手遅れだと思う。てなわけでぺランさん、鮮明で迫力のある映像ありがとう。でも全体的にはまとまりがなく鯨やアザラシばっか。深海生物も見たかった!