オーシャンズ8

オーシャンズ8 

最近あまりスカッとする映画ってないので、期待したんだけど・・。私はオーシャン何とかシリーズは一本も見てないが、ジョージ・クルーニーが出ていたのは知ってる。ヒロイン、デビー(サンドラ・ブロック)は、クルーニー扮するダニーの妹という設定。しかもダニーは亡くなったらしい。最初の方で出てきたルーベンやってるのはエリオット・グールドだ。仮釈放で出てきたデビーは、服役中ずっとある計画を練っていた。彼女をはめたクロード(リチャード・アーミティッジ)に復讐することと、1億5000万ドルもする首飾りトゥーサンを盗み出すこと。仲間は古い相棒ルー(ケイト・ブランシェット)、ハッカーのナインボール(リアーナ)、宝石に詳しいアミータ、スリのコンスタンス、今は主婦におさまっているタミー(サラ・ポールソン)。メトロポリタン美術館で開催されるメットガラで、女優のダフネ(アン・ハサウェイ)がこのトゥーサンをつける。彼女のドレスをデザインするローズ(ヘレナ・ボナム・カーター)も仲間だ。デビーは徹底して冷静で、ほとんど感情を表に出さない。この計画は成功すると固く信じている。ブロックとブランシェットはどちらもあまり大うつしにならず、目の化粧がきつく、目尻のあたりは髪で隠され、顔の筋肉動かさず・・。この二人に比べるとハサウェイは何も隠すところはありませ~んという感じ。とにかく開けっぴろげ。ボナム・カーターも細かい演技がうまいが、メットガラでの衣装はいくら何でもひどすぎる。今時の泥棒物らしく、ハッキング、カメラつきのメガネ、3-Dプリンターなどが使われる。色じかけで・・なんていうのはもう古いのだ。3キロもある首飾りがはずされたことに気づかないなんてありえないが、これは後でダフネははずされたことを承知していたことがわかる。結局彼女が八人目のメンバーとなる。ウエーターの方は、いきなりお盆が3キロも重くなったのに気づかないままだが、こんなのありえない。こちとらきらびやかなドレスにもカルティエの宝石にも興味ないからワクワクもしないが、ドレスアップしたリアーナの堂々とした美しさにはびっくりした。復讐も宝石強奪もどちらもうまくいったけど、スカッとしたかというとそうでもない。ダコタ・ファニングが出ていたらしいが、あの若い女優?老女の一人はエリザベス・アシュレイ。マーロ・トーマスも出ていたらしい。カメオ出演でわかったのはセリーナ・ウィリアムズくらい。てなわけで、期待したほどではなかった。