CSI:NY6の1 エピローグ
これは前に見たんだけど、感想書いてるヒマなくて。ドンがケイドを撃ったかどうかは結局不明か?バーでエンジェルを偲んでいたら銃撃され、ダニーが負傷。一ヶ月後彼は車椅子ながら仕事に復帰。懸命に励ますリンジー。そりゃエンジェルに比べれば生きていてくれるだけで十分で。もちろんマック達は、自分達・・警官を狙ったのだろうと思っている。しかし手がかりはゼロ。ステラとアダムは・・オヨヨ。見てる人はびっくりしただろうなあ。ただ、後でステラは「サイコーだった」と言いつつ、「愚かで衝動的だった」とも。アナタそれはないでしょって呆れたな。正直ではあるけど、アダムに対して失礼。まあアダムも何とも思っていないようで(どうなってるんだ?)。さて、ダニーは情報があるという通報を受けてマックと共に指定されたビルへ。現われたリサは迷っているらしく、ろくにしゃべるヒマもなく殺されてしまう。撃った男は逃げ、なぜか警備員もいなくなる。後で警備員は死体で見つかる。勇敢にも犯人を追ったが、刺されてしまった。しかし犯人も刺され、結局死亡。死体は仲間によって病院の駐車場に置き去りにされる。銃撃は一ヶ月前のバーの他に二週間前にも。それに今度はクラブで起きた。タイムズ・スクエアには金を要求するメッセージが。つまり犯人達はニューヨーク市を相手に脅迫しているのであって、あの銃撃もたまたまマック達がそこにいたにすぎないとわかる。リサは弟のジェイクのことを心配していた。そのうち彼女があのビルに勤めていたことがわかる。勝手がわかっているからあそこにダニーを呼び出したのだ。リサを撃ったが、警備員に刺されて死んだのがウィルソン。彼の死体を捨てたのがメンロー。リサは弟達を止めようとあのバーへ行ったが、警官が集まっているのを見てためらう。また、銃撃にジェイクが加わっていなかったことも知らなかった。リサが殺されたのは、自分達のことをたれ込むと思われたから。結局ドン達の目の前でジェイクは姉の仇とメンローを撃ち殺す。リサを撃ったのはウィルソンだけどね。まあこの三人・・アホもいいとこで。それにしてもジェイク役アンドリュー・ローレンスは若い頃のブレンダン・フレイザーにそっくりだ。大きな目、ちょっと二段になった鼻、ちょっとぶよっとしているところ。ギョッとするくらい似ている。他にラボの仕事を欲しがるヘイレンも登場。
CSI:NY6の2 ブラックリスト
医療会社のCEOデクスターが殺される。レンタカーでホテルへ行く途中、カーナビがおかしくなり、着いたのは治安の悪いブロンクス。ドアはロックされ、クラクションやアラームが鳴り響く。二人の男が現われ・・ここらへんは不気味で怖い。翌朝死体が見つかった時には、車は部品泥棒によって身ぐるみ剥がれていて。で、襲った連中のことがメインかな・・と思っていると、そっちはすぐ解決する。近くに、アナログながらも防犯カメラがついていたのだ。あ、でも、ここらへんをシマにしている連中ならここにカメラがあるって知ってるんじゃないの?不用意に顔をさらすかね。さて、窃盗や殺人犯はつかまったけど、カーナビなどをハッキングした人物がいるはずだ。次に医師のエバンズがアナフィラキシーショックを起こして意識不明に。レストランのオーダーがハッキングされ、料理にピーナッツが使われてしまった。そのうち、ラボに監視カメラが設置されるが、これも犯人の仕業。マックはこれを逆手に取って、犯人と接触しようとする。犯人はかなり凄腕のハッカーで、アダムにもなかなか追跡できない。そのうち犯人はサイバーセキュリティ会社のベントンとわかる。彼は治療を打ち切られたことを恨み、自分がかかっていたエバンズや、病院の経営者デクスターに復讐したのだ。次のターゲットは同じくベントンの治療にあたっていた医療技師リサ。重度の閉所恐怖症である彼女は、エレベーターに閉じ込められ、パニックを起こすが、マックとホークスが救出する。ベントンはまた、マックの父マッケンナの最期に興味を持っている。マックからすると、医療制度の不備はともかく、関係者を逆恨みし、復讐するベントンにはとうてい共感できない。父の置かれた状況と同一視などされたくない。今回はマックの回想が出てくる。除隊し、ニューヨークから声がかかっているが、余命わずかな父から離れるのは気が進まない。しかしマッケンナはニューヨークへ行けと強く勧める。何年前かは不明だが、若いマックなので、それなりに見えなくてはならない。画像処理でもしたのか、シワ伸ばしをしたのか、悲しい場面なのに笑ってしまった。
CSI:NY6の3 コンパス・キラー、6の8 カッコーの巣、6の9 マンハッタンヘンジ
ホリスという男がロープを水で湿らせたり、遺書みたいなのを書いたりしている。幻覚やら幻聴やらがはさまれる。エリス島で管理人ゴンザレスの首吊り死体。おんや~場所も違うしホリスじゃないぞ。一見自殺に見えるけどすぐ他殺ってわかる。コンパスが残されていて、様々な点から犯人は見つけて欲しいようで。カリオペという女性がホリスを心配するが、たぶん彼女は幻影だろう。すでに死んでいてホリスにしか見えない存在。次にキャロルという未亡人、その次にリチャードというバーの用心棒が犠牲に。その間にエンジェルの死からドンが立ち直るまでを描く。ダニーは普通に歩いてる。ヘイレンがマックに雇ってくれと売り込む。美人で優秀そうでアダムのような変人じゃない。学生ローンを返そうと犯罪現場の清掃も。リンジーが赤ん坊の急な発熱などで休むこともあるだろう。ヘイレンの出番はもっと作れたはずだ。それなのにすぐ姿を消してしまう。惜しいと思ったのは私だけじゃあるまい。さて、ホリスは統合失調症患者だが、病院ではかなり自由に行動させていたようで。後で責任追及されるぞ。二年前の銃乱射事件で妻カリオペをなくし、彼自身頭に弾の破片が残っている。結局三人の被害者は、たまたま選ばれちゃった不運な人達。乱射犯人の行動を予測できなかった精神科医とか、銃を売ったやつとか、犯人が入り込むのを止めなかった警備員に顔が似ているという理由で。犯人自身は自殺しちゃってるからスルー。誰々のせいでこうなっちゃったというやつ。もちろんその中には自分も含まれる。妻をあの場に呼びさえしなければ・・。黒く塗りつぶされた絵に描かれているのが・・次の標的が・・自分の顔というのは予測できる。で、自殺しようとしたらカリオペの幻影が現われて止める。やっぱ自分では死にたくないと、心のどこかでは思っているのかな。「私も妻をなくしたけど、いつもそばにいる」というマックの説得がいいですな。だからラストはああいう仲間でワイワイ食事をってんじゃなく、一人妻の写真をながめるとか・・そういうのにしてくださいよ。ホリスの隠れ家でかかっていた曲は「消えゆく太陽」だ。私はスコット・ウォーカーが歌ったのが好きだけど、こちらは違うな。ビル・ウィザースとかいう人のかな。ホリス役はスキート・ウールリッチ。名前は知ってるけど、たぶん見るのは初めて。
CSI:NY6の4 幻の女
ケヴィンという男性が17回も刺されて死ぬ。自首して来たのは妻のデボラ。夫は出張が多く、夫婦仲を何とかしなきゃと思っていたら、上着から指輪とカード。浮気したら殺すと言ってあったので、その通り実行してやった。ところが、凶器のナイフには別の女性のDNA。現場には他にも誰かいたのか。奇妙なことに、現場の料理は手つかずなのに、ケヴィンの胃からは同じものが・・。女性からのプレゼントでもわかるが、ケヴィンは浮気をしていた。驚いたことにマンションの別棟に住むゾーヤで、何と彼女もケヴィンと結婚していた。仕事で出張が多いとこぼす夫がいたら、本当にそうなのか一度疑ってみるべきですな。例のDNAはゾーヤとは一致しない。調べてみると、手口も内容も異なる事件が21件もヒット。そのうちの3件は麻薬絡み。21件のファイルを取り寄せ、共通点を調べるリンジー。結局配達員マルシアがこの3件の殺しに関係しているのがわかったが、ケヴィンの方はさっぱり進展しない。そのうちマックは綿棒に目を止める。証拠採取に使われる綿棒。製造している工場では、女性の工員ジェンが手袋もせず綿をさわっていて。つまり幻の女のDNAはジェンのもの。多くの犯罪現場で採取され、警察を混乱させたのは彼女のDNA。悪気はないとは言え、あまりにも不注意。たぶん警察におさめられた大量の綿棒の在庫は廃棄処分でしょうな。大量の犯罪ファイルも調べ直さなくちゃ、書き直さなくちゃならなくなる。たぶんクビになるだろうけど、あんまりかわいそうとも思えん。自覚なさすぎ。てことはケヴィン殺しは供述通りデボラの犯行ですな。彼女にしてみれば正直に告白しているのに・・と、不思議だったことだろう。3件の殺しはマルシアの犯行、残りは調べ直しということでよろしかったでしょうか?綿棒は殺菌してから出荷されるが、DNAは残るんだそうな。あと、21件ものファイルを調べ直したリンジーは大変だったと思うけど、細心の注意を払わないと、証拠がまじったりするおそれがあるな・・と見ながら思ってた。今回は昼はラボの仕事、夜は犯罪現場の清掃をして働くけなげなヘイレンも印象に残った。学生ローンを返すためらしい。
CSI:NY6の5 傷
ホテルのフロントに助けを求め、そのまま病院へ運ばれ手術中のブルック。彼女がいた部屋にはジェシーの死体。ベッドにはなぜかお札の山。コンパスキラー事件の最中だけど、まずはこの件だ。ジェシーはストリートダンサー。ああいう動きは体によくないと思うけど、若い時はそこまで考えないんだろう。ジェシーは死ぬ少し前にもコンテストに出ていて、シングル部門で優勝。賞金1万ドルを獲得したが、それがあのお札だ。スキーマスクが落ちていて、誰かが侵入したのは間違いないが、なぜお金を持って行かなかったのか。ブルックの意識が戻るが、一時的に記憶が飛んでいるようだ。そばに付き添っているのはニック。彼はジェシーのビジネスパートナーで、ジェシーが踊り、彼がグッズ販売等を考える。まず疑われたのが2位になってジェシーともめたシットコム。しかし彼は否定。次はサンティアゴ。ジェシーは三ヶ月前にも優勝したが、賞金3000ドルを奪われていた。犯人を間近に見て、サンティアゴだとわかっていたはずなのに、なぜか面通しでは彼を選ばなかった。そのうちジェシー殺しに使われたのが模擬弾だとわかる。模擬弾にも二種類あって、ジェシーに使われたのは殺傷能力のある方。インストラクターのロバーツによると、ジェシーは彼の生徒だったとか。そのうちニックに疑いがかかる。観念した彼が話したのは・・。ストリートダンスをやるのは、自分がやって気持ちがいいというのもあるが、カッコよく見られたいというのがそれ以上にある。愛する女性がいればなおさらだ。見てくれに気を使い、おもしろいことを言って笑わせ、優勝してカッコイイところ見せる。ところが、サンティアゴに襲われた時、ジェシーは怖くて何もできなかった。ブルックがいたぶられているのに助けられなかった。そのせいで落ち込み、名誉挽回のためにニックに襲ってくれと持ちかける。銃で撃っても模擬弾だから大丈夫。そう言われて協力したニックだが、結果は思いもよらぬことに。これじゃあジェシーよりニックの方が気の毒だ。もちろんブルックは、そのままの彼でよかったのに・・と、悲しむ。ラスト、ブルックの証言でサンティアゴは3000ドルの件で逮捕される。ドンは逮捕できてうれしそうだったな。
CSI:NY6の6 つまずき
最初はバラバラした感じだったけど、最後の方で「そうだったのか・・」となる。それまでは何じゃこりゃ状態。夜、ベンチャー企業のCEO、スタフォードの血まみれ死体が見つかる。体中あちこちからの失血死だが、外傷はなし。ホークスは彼に見覚えがあった。数時間前、彼を診察していた。ホークスはボランティアで急患を見ているらしい。と言っても病院ではなく、自転車で駆けつけて。必要と判断したら病院へ送り込むのだろう。しかしその時のスタフォードが酒を飲んでいたせいもあって、ホークスの対応はぞんざいなものに。あの時ちゃんと対応していれば・・。そばにいたトレーシーも後で死体となって見つかるが、二人ともいきなり目を開き、首をもたげてホークスを責めるので、ホラー映画かよ・・と、びっくりする。景気が悪くなったせいで、スタフォードは破産したらしい。途中でスプロッシングパーティとかいうのが出てくる。スパゲッティだのチョコレートだの生クリームだのを素肌に垂らしたり塗ったりして興奮するパーティなのだが、全く頭がどうかしてるとしか思えない。食べ物を粗末にするとばちがあたるぞよ。で、それに出ていたトレーシーが、向かいのビルから望遠鏡で覗き見しているスタフォードに誘いをかけたと。その時スタフォードが持って行ったオレンジジュースに毒が入っていたと。この毒はDMNとかいうものらしい。ロケット燃料がどうとかこうとか。一方マックとステラはホークスの態度が気になる。何か隠しているのだが、話してくれない。ブライアンという大学の同期生にカギをもらっていたが、このブライアンは羽振りがよさそうだ。その彼は横領をしていたとかで、警察が踏み込んできたりする。ここらへんはわけがわからないが、スタフォード殺しの犯人シモンズが自殺しようとするのを止めようと、自分の境遇を話す。シモンズの方はスタフォードのせいで年金がふいになったことを恨んでの犯行。一方ホークスは全財産がパーになって、寝る場所もないのだそうな。それでブライアンのところへ泊めてもらっていたのか。ホークスはプライドが邪魔してマック達に打ち明けることができず、態度もとげとげしくなっていたと。確かにホークスは人を信用して痛い目にあうタイプ。「うちへ来い」というマックの頼もしいこと!ホークスなんかいいから私を泊めて!・・と、多くの女性は思ったことだろう。
6の7CSI:トリロジー
CSI:NY6の10 デスハウス
今回はちょっと変わった内容。たまにはこんなのもいい。911に「助けて」の通報。駆けつけてみると、ミイラ化した死体。このペントハウスの持ち主ハーディングはすでに病死している。そのうち、この死体の身元がわかる。ジョーンズという実業家だ。ハーディングは発明家で、発明とその利益を横取りされたとジョーンズを訴えていたらしい。これで死体の身元もわかった。床を踏むと落ちてくる仕かけがジョーンズ殺しの凶器なのもわかった。しかしどちらにせよ数十年前の事件だ。問題は通報してきた者が誰で、どこにいるのかだ。天井のガラスを破って侵入したのだが、出て行った形跡がない。侵入したのは前科のあるローソン。このペントハウスがオークションに出されるため、一足先に下見に入ったのだ。ここはハーディングによって大規模な改修がなされたが、職人を入れ替えるなどして、どう改修したかわからないようになっている。設計図もなし。ハーディングの死後、誰も入れないようになっていたが、その期限が切れたのだ。いろいろな仕かけを解いていくのはさほど時間がかからない。何しろマックとステラの二大頭脳が協力するのだから。今まで誰も侵入しなかったというのは、ちょっとね。入口も警察が普通に踏み込めるんだから、さほど強固というわけでもない。そのうちローソンの死体が見つかる。ホークスが一時その隠し部屋に閉じ込められてヒヤリとする場面も。また、ローソンは911に通報する前にガールフレンドのポーラに助けを求めていて。隠し部屋はケータイの電波は通すのね。このポーラも行方不明だけど、指紋があるから彼女も侵入したはず。で、彼女は水でいっぱいの部屋に閉じ込められていて、今にも体温低下で死にそうな状態。で、最後の難関に挑むわけ。壁を壊していたら間に合わないと言っていたけど、それでもやってみるのが普通じゃないの?それにしても皆さん思いませんでした?ポーラはどうやってあの部屋に閉じ込められたのかな?って。あと、下の階の住人は大量の水でえらい損害受けたことでしょうな。さて、FBIの人事担当が来て、ヘイレンに興味持ってることがわかる。おかげでアダムは一安心。でも見ている者はもっと彼女を見たかったと思うよ。
CSI:NY6の11 セカンド・チャンス
街はクリスマスムード。ステラとマックはもみの木(たぶん)を運ぶ。あら珍しい、マックでもクリスマスには家にツリーを飾るのかしら。いやいや、殉職した警官の家族のためでした。翌朝、男性の死体が路地の奥に。ペンキ缶の爆発で焼け死んだように見えるが、車でひき殺されたようで。しかもゆっくりと。落ちていた吸い殻から浮かんだのはチンピラのジョーだけど、単なるポイ捨てで、犯人じゃなさそう。路地から出てきた車につま先をひかれたというオマヌケな証言にウソはなさそう。ひき殺した時車のオイルが漏れ、吸い殻のせいで火がついたとか何とか。今時DNAで突き止められるおそれがある吸い殻を残す殺人犯なんかいないわな。死んだのはマニングという元麻薬常習者。ステラはホームレスの頃の彼と話をしたことがあるようで。マニングはその後立ち直り、レストランで働くグレースと婚約。彼には250万ドルの保険がかけられ、受取人はグレース。そのせいで疑われる。一方車が発見され、持ち主のサムが疑われる。盗まれたのに届け出してないし、車のキーは彼しか持ってない。サムのガールフレンド、デビーは弁護士を雇うと怒るが、グレースを見る彼女の表情・・何かありそうだ。ところで半年前、同じような手口で殺されたマットというのがいる。サムの車を調べるとマットの髪の毛がついていた。彼には200万ドルの保険がかけられていて、受取人はリサ。ところがこのリサ、ニセのリサに悩まされていたようで。身に覚えのない請求の嵐、もちろん200万ドルなんて何のことやら。その請求を調べてみると、ニセのリサは手術を受けていて。正体は不明でも、手術の際の標本が残っていて、デビーがニセリサだと判明する。結局グレースとデビーはホームレスに近づき、面倒見てやって、保険に入れ、二年たつと殺していたと。サムも危うく殺されるところだったと。サムは今では歌手だが、以前はホームレスだったようで。まあ何ですな・・一回でやめときゃバレないですんだのに、成功に味をしめてくり返す。あと、買い物くらいでやめときゃいいのに、何でも人のお金でやってやれと手術まで受ける。欲張るから尻尾をつかまれるんですぜ。サム役パット・モナハンはトレインとかいうロックバンドのメンバーらしい。
CSI:NY6の12 捏造
クリスティーンという18歳の女性が殺され、目撃者カレンの証言などもあって、レイエスという男が逮捕される。彼は前科もたんまりあるし、動機もあった。ところがステラが法廷へ乗り込んできて、採取した証拠がどうとかこうとか。審議は中断される。これってずいぶん乱暴なやり方だ。もう少し他のやり方があるだろうに。まだ24時間しかたってないから、やっていたのは罪状認否。証拠はみんなレイエスを指していたけど、現場であるクリスティーンの寝室のベッドの下からライターが出てきて。持ち主はロブだったけど、彼にはアリバイがあって。ところがそのアリバイというのが、担当検事クレイグの妻サラと浮気していたというもの。しかもライターが置かれたのは証拠採取の後で、部屋に入ったのはクレイグだけ。で、レイエスは保釈が認められ、代わりにクレイグが逮捕される。何だかよくわからないまま話が進むけど、私が心配したのはカレンのこと。だってそうでしょ、レイエスが保釈されたら彼女に復讐するに決まってる。せっかく勇気を出して証言したんだから、十分に守ってあげなくちゃ。でも後でレイエスが来たのをつかまえて・・よかった、よかった。レイエスもバカだねえ。保釈は千載一遇のチャンス。何とか監視をまいて高飛びすりゃよかったのにノコノコ現われて・・。さて、マック達にはサラの浮気も信じられないことだけど、クレイグの証拠捏造もにわかには信じられない。しかし証拠は証拠だ。クレイグは強気で突っぱねるが、(誰も言わないけど)あの態度はおかしいね。本当に無実ならサラとロブのこと聞かされて驚くとか怒るとかするはず。でも何にも反応してない。相手が検事なので犯行手口も巧妙だが、わりと簡単に・・。それにしてもクレイグはバカだね。浮気相手が誰だか知るためだけならもっと他にいい方法あるでしょ。間髪入れずにロブを殺しちゃうなんてあせりすぎ。みんなの目が自分に向いている時にそんなことするか?一方ダニーは背中の痛みに悩まされている。おまけに鍼灸院でロッカーに入れておいた財布やバッジを盗まれてしまう。以前にも銃を盗まれたし、彼ってちょっと不用心すぎるね。
CSI:NY6の13 ファウル・プレイ
ランジェリー・フットボールとかいうのがあって、ニューヨークチームのクリスティンが、死体で発見される。試合のずっと前に死んでいて、彼女の代わりに出たメレディスが疑われたりする。クリスティンの死因は、リドカインのアナフィラキシーショックによるものらしい。珍しくシドが現場に来ていたが、それには理由があった。以前ボールドウィン夫人が、娘のナタリーの死のことで疑問があると訪ねてきたのだ。まだ若くて健康なのに心不全だなんて。ナタリーもニューヨークチームのメンバーだった。彼女は検死解剖はされず、防腐処理を施された後埋葬されていた。シドはあの時もっとよく調べていたら・・と後悔しているが、ミシガンでの出来事で、彼の管轄外だ。最初はチームのメンバーやコーチが疑われる。特にメレディスはクリスティンを憎んでいた。彼女のボーイフレンドと寝ていたし、彼女のせいでレギュラーになれず・・。しかもメレディスは歯科衛生士で、麻酔薬も手に入る。このクリスティンは、婚約指輪を質に入れたり、他人のメダル(トライアスロン優勝の)を、さも自分のもののように見せたり、あまり感心した性格じゃなかったようで。元々はさえない女のコだったが、上を目指すうちに性格も外見も変わってきたようで。婚約していたスコットは彼女の変化について行けず、取り残され、捨てられたようで。結局ナタリーの遺体がそのまま残されていたおかげで、事件は解決に向かう。母親は何も知らなかったけれど、ナタリーの体はシリコンだらけ。正規の医者ではなく、資格も持ってない誰かに豊胸のためシリコンを入れてもらっていたのだ。そのせいで血栓ができ・・。胸や唇に注射するだけで美しくなれるなんて・・しかも安い費用・・なんて、何でそんなのに手を出すのかな。死ぬかもしれないって思わないのかな。クリスティンはシリコンは入れてないけど・・これから注入するところだったんだけど・・犯人が注射器を使い回していたせいで。注射器に残っていたリドカインのせいであの世行き。犯人は医院の清掃員やってるアレンだった。ほんの小遣い稼ぎのつもり。殺意なんてないから事故だと思っている。一方偶然質屋で、盗まれた自分の認識票見つけたダニー。認識票からはなぜかシェーンの指紋。バッジとか盗まれたことはまだマックには内緒にしているようだ。
CSI:NY6の14 血族
冬の公園・・写真をとる女性。彼女エステルは突然後ろから襲われる。翌朝公園の清掃員が死体を見つけるが、雪が降ったせいで足跡は消えていた。首を刺されたことによる失血死だが、なぜか耳たぶを食いちぎられていて。落ちていたカメラには恋人キースとの写真。最後の方は刺されて倒れかかるところ。アパートのドアマン、ダンカンによると彼女はキースの他に年配の男とも付き合っていたらしい。キースは、いつもなら二人で公園に散歩に行くところ、ケンカをしたので行かなかったと。ケンカの原因については言葉を濁す。それにしても凶器は何なのか。最初に疑われたのはタトゥー・アーティストのビリーだが、タトゥーガンは凶器ではないし、アリバイも証明されてシロ。そのうちシドが耳寄りな情報持ってくる。エステルの手首にあった傷は、ヴァンパイアを信奉するカルト団体が血の儀式に使うアンクによるもの。そう言えばビリーの手首にも、エステルの父親の手首にも同じ傷があった。カルト団体にも二種類あって、コスプレなどをするのと、もっと哲学的な信仰団体的なのがあり、エステルらは後者の方。アパートの冷蔵庫から見つかったフィルムを現像してみると、中心人物らしき男がうつってる。これが例の年配の男だろう。ただし、恋人とかではなく、父親が娘を見守ってくれるよう頼んだヴァンス。神聖な儀式が行なわれている最中にNYPDがドカドカと踏み込むのはどうもねえ。無粋なことをするものだ。何も今じゃなくたって。とは言えシドが言うように、「安全性がわからない他人の血を体内に入れるなんて考えただけでもぞっとする」。アンクは使った後洗わないみたいだし。しかしエステルの父親は、悲しみにうちひしがれながらも、信仰が心の支えになっている。結局犯人はキース。儀式が理解できず、エステルが変わってしまったと感じて怒る。しかもその怒りがヴァンスではなくエステルに向かう。殺人犯すくらいなら別れりゃいいのに、バカだねえ。バカと言えば、エステルのカメラをそのままにしていくのもおかしい。結局彼はうつっていなかったけど、もしかしたらうつっていたかもしれないのに。
CSI:NY6の15 殺しのフォーミュラ
ニューヨーク400とかいうレースが開催される。そのエキシビションとしてライザとダビが走る。二人とも本番のレースのように勝ちにこだわった走りをするので、クルーチーフのバーナードは気をもむ。そのうちダビのマシンが爆発炎上。病院へ運ばれた彼は危篤状態。彼には脅迫状が届いていて、調べた結果ウィーヴァーの仕業とわかる。彼は弟一家四人を交通事故でなくしていた。相手のドライバーは酒を飲んでいたようで。ダビのスポンサー、シエトロは酒のメーカーか。それで広告塔のダビに脅迫状を送ったのだ。しかし殺人なんてしない。ダビの負傷で昇格する若手レーサー、ターンボールもシロのようで。また、モナコでのレースでダビのせいで大ケガをしたライザも犯行は否定。リベンジだの何だのはマスコミ向けのリップサービス。ただし彼女はモナコ以来ダビの調子が落ちてきていると感じていたようで。だから今度のレースで巻き返してくるのではと、レース前こっそりダビのマシンの写真をとっていて。後でこの写真のおかげで、マシンが炎上した原因がわかるけど、素人には何が何だかわからん。マックは犯人が見つかるまでレースは延期させるつもりだが、連盟やら市長から文句が殺到する(が、無視する)。意外にもマックはレースが好きなようで。スピードを上げていく時の感じがたまらないとか。レースに出たと言っても子供時代のソープボックスダービーとやらだが、「気分はスティーヴ・マックイーン」というのはわかる。私なんかはマックイーンの「栄光のル・マン」と言えばヤクルトジョアだけど(若い人には何のことかわからないね)。意外なことにドンはカーレースには興味なし。「トイレはどうするんだ」・・って、現実的。一度は意識が戻ったダビだが、心不全で急死。奥さんタニアもこうなるって覚悟していたようで。シドが言うにはダビは満身創痍で、鎮痛剤漬け。タニアもバーナードも引退を勧めていたけど、ダビは突っぱねる。盛りを過ぎたことを認めなかったせいで・・。あら、でもバーナードはともかくオーナー、ウェルズの動機は今いち弱いような。ダビ役はアントニオ・サバト・ジュニア。
CSI:NY6の16 悲劇の確率
夜・・半裸の男が斧を振り回し、次々に車を傷つける。駆けつけた警官は銃を向け・・普通ならここで撃ち殺されても不思議じゃないけど、そうならなかったってことは、このジェームズはよっぽど運がよかったようで。彼はLSDでもやっているらしい。ホテルの部屋には男女四人の死体。いずれも斧で惨殺されている。そのうち事情がわかってくる。四人のうち男性二人はジェームズの友人マークとダニエル。ジェームズの21歳の誕生日を祝おうと、あれこれ彼を引き回したらしい。恋人サラによると、彼は騒ぎを好まない大人しいタイプ。大学では物理を専攻する秀才。とてもこんな犯行とは結びつかないが、クスリをやっていたとなると話は別で。二人のピエロに襲われたなどのジェームズの話は、ある程度本当だった。マークとダニエルの悪ふざけだったが。ステラ達はホテルの部屋の状況、死体の状況からどのように犯行が行なわれたかを推理する。血の飛び散り具合などを参考に。ただ、ホテルなのに防犯カメラのこと言ってなかったような。ちょっとしたホテルならエレベーターだけでなく通路にもついてる。ドンとダニーはジェームズ達の足取りを追う。一晩の間にあれこれやっていたようだ。二人の女性には薬物の前科があった。バーで酒にLSDを入れたのは彼女達らしいが、何でそんなことしたのかな。後でわかるが、彼女達・・ジャッキーとレイシーは今の稼業から足を洗うつもりだった。ところがそれを聞いたヤクの売人ルーファスは怒り出す。女達ははずみで彼の顔を銃で傷つけてしまう。逃げ出した二人は、偶然通りかかったジェームズ達の乗っているタクシーに乗り込み・・。結局犯人はルーファス。マークとダニエルは女性二人の始末の巻き添えを食ったわけ。ジェームズは浴室でクスリでつぶれていたため難を逃れたが、LSDも切れて殺人を目撃したことを思い出す。最後の方は駆け足気味。何でルーファスにはホテルがわかったのか。手下があとをつけていたのか。防犯カメラにはうつっていなかったのか。特に帰りは血まみれだったはずだが。女達はなぜすぐ逃げず、バーなどでぐずぐずしていたのか。マークとダニエルの死はジェームズの責任じゃないけど、遺族はそう思わないだろうなあ・・。何でうちの子は殺され、あいつは助かったのかって。
CSI:NY6の17 欲望のゴールド
今回はマックに恋の予感?死体が二つ発見される。一人は銃で撃たれていて、名前はペイリー。もう一人は鈍器で殴られていて、ヴァンデマンという名前だと思われたが、後で違うことがわかる。ペイリーとヴァンデマンはブロガー。珍しくリードがマックを呼び出し、ヴァンデマンに会ってくれと言ってくる。殺人現場には四組の足跡があり、二組は被害者のもの。あとの二組は犯人のものと思われていたから、マックは渋る。ヴァンデマンは殺人犯かもしれないからだ。リードは同じブロガーとしてヴァンデマンを助けたいようだが。それでも会ってみると、ヴァンデマンは自分は殺してない、二人が殺されるところを目撃したと。凶器の銃は彼が持っていて、リードによれば犯人は制服を着た警官だと。だから警察も信用できないと逃げ回っているのか。たぶん見ている人は、警官じゃなくて警備員じゃないの?と思うけど。このヴァンデマンやってるのは「ザ・フォロイング」のマイクかな。ん?マイクはショーン・アシュモアで、こっちはアーロン・アシュモア?そっくりだと思ったら双子ですってよ。今回は金塊が凶器という珍しい設定。今は何でもリサイクルの時代だが、金塊もそうらしい。金山で掘り出したものより金歯などの再利用の方が量が多いとか。連邦準備銀行の金庫におさめられた大量の金塊は中国へ輸出されるもの。そのうちの一本が凶器で。どうやらペイリー達は金塊取引詐欺を暴こうとしていたらしい。金塊のなかみは安価なタングステン。それはいいとして今回はいろいろ引っかかるものが・・。金塊はどうやって持ち出し、どうやって戻したのかいな。再生会社のチャーリーが持ち出し、ウィアーが戻したのかいな。犯人のフィネガンはどうして足がつくかもしれない自分の銃を使ったのかいな。それに金塊がニセモノとばれたら、ウィアーはどう言い訳するつもりだった?まあいいや。ブルネットの美人オーブリーは、ニューヨークを離れようと思っていたけど、サンドイッチ店でマックに会って、親切がうれしくて、ニューヨークも悪くないかもと思い直す。マックも彼女が気になるのか、だめもとで誘ってみる。メールじゃなく、手紙というのがいいね。
CSI:NY6の18 マリーナよ安らかに眠れ
今回は何ですかいな。ふにゃっとした終わり方で。マリーナは毎週ステラに電話をかけてくる。彼女には双子の弟ルークがいたが、8歳の時行方不明になった。以来15年、マリーナはルークを捜し続けている。そのマリーナが自殺するが、ステラには信じられない。彼女が自殺するはずがない。真相に近づけた気がすると言っていたし。シドから見ると自殺で、疑わしいことはないのだが、ステラは他殺だと言い張る。状況を変えたのはオーブリーの訪問。前回は気がつかなかったけど、彼女メッチェン・エイミックですな。すっかりマックが気に入ったらしく、理由くっつけては会いに来る。ま、気持ちはわかるけど。彼女はER担当の医師で、以前アフガニスタンにも行っていた。マックも元軍人だから、それを聞いて悪い気はしないと思うよ。で、オーブリーが来たのは、マリーナの衣類が必要なのでは・・と気をきかせて。自殺ということで捜査打ち切りになったとマックに聞かされるが、自分が気づいたことを話して、それが元で他殺かもしれない・・となる。マリーナの部屋の中にはフライドポテトなどが散乱していたけど、改めて調べてみると、そのうちの一本はスポンジで。マリーナを撃つ時、消音のためクッションを当てたに違いない。犯人は向こうからやってくる。ステラとドンが部屋を調べていたら、いきなり一人の男が飛び出した。ステラはケガをし、逃げられてしまったが、男はマリーナの二番目の父親トニーだった。犯人は必ず犯行現場に戻ってくるを地で行ったわけだ。ひんぱんにマリーナの独白が入るが、彼女は弟を捜し続けるためだけに生きていたようなもので。何とか行動を起こさなきゃと警察へ行き、そこでステラと知り合う。その一方で自分の記憶と向き合うことを恐れていたのに気づく。自分はトニーがルークを殺したのを見ていたのに、それを封印してしまった。自分の家を訪れてすべての記憶が蘇った。あれが事故だったこともわかっている。だからトニーのことも許すつもりだった。それを知らないトニーは、マリーナが真実に近づいている・・ヤバイ・・と、自殺に見せかけ殺したのだ。ニセのIDなどを用意して高飛びしようとしたけど・・。やらなくてもいいことばかりやって事態を悪化させる・・それがトニーだ。
6の19 贖罪
CSI:NY6の20 埋もれた英雄
冒頭ブルックリンの建築現場で作業員達が大騒ぎ。スト破りをとっちめているらしいが、とっちめるの域を越えていますな。そのさなか、コンクリートに死体が埋められているのがわかる。その形から、生き埋めにされたようで。コンクリートを切り出して、死体を取り出すわけだが、大変な手間。指紋はヒットしなかったけれど、爪の間にはさまっていたのが治療用麻薬。で、その線から浮かび上がってきたのがコルビーという男。で、住居へ行ってみると、テレビの音がうるさく、無人かと思ったら当のコルビーが帰ってきて。手に持っているのは持ち帰り用ピザか。トイレットペーパーを買いに行ってたとか妙なことを言う。今回は元ボクサー・・チャンピオンになったこともあるカーセッジの人生がメインなんだけど、こっちのコルビーも印象に残った。彼は脳腫瘍で、マリファナは痛みを和らげるためか。で、ハイになってるからトイレットペーパー買いに出かけたのにピザを買ってきてしまったと。また、彼にはマリファナ目当てで人が寄ってくるとか。カーセッジもそれが目当てだったのかはよくわからないまま。彼がグラディエーターの格好していたせいで、マックは彼のこと思い出す。彼の試合を見たことがあるらしい。カーセッジはバーテンをしていた。脳に損傷があるため、ボクシングはできない。あれこれあって、ある空きオフィスで流血バトルが行なわれていたことがわかる。壁には消されていたけど血のあと。天井には複数のカメラ。IPアドレスをたどっていくと、バトルのプロモーター、ブランソンに行きあたる。彼はグラディエーター対バイキングと言った試合を組んでネットに配信。人気を得ているらしい。しかし試合が終わった時にはカーセッジは生きていたし、バイキング役オーヴァーソンは彼の脳のことは知らなかった。で、回り回ってカーセッジのトレーナーやってたテリーがブランソンにそそのかされ、金欲しさもあって試合をさせたと。試合後ロッカールームで意識を失ったのを、死んだと勘違いして埋めたと。埋められている最中にカーセッジは意識を取り戻したのだと・・オヨヨ。今回の題の「埋もれた」は、コンクリートに埋もれたっていう意味ですか?
CSI:NY6の21 放課後の銃声
マックとオーブリーの仲は順調なようで。しかしピザをめぐっての楽しいやり取りは、救急車とパトカーのサイレンで中断。ニックとサムの兄弟が学校から帰る途中、兄のニックが撃たれたのだ。病院へかつぎ込まれたが重体。父親はガンで病死、母親マディは仕事を三つもかけ持ちするなど必死に働いている。サムの聞き取りはドンが担当。動揺しているサムを思いやるなど今回の彼はやたらやさしい。ニックは父親の形見、ロレックスの金時計を学校へ持っていったせいで、町のごろつきクックに目をつけられ、奪われたらしい。しかしサムは面通しではクックを選ばず、態度が不審。後で、兄を撃ったのはクックと言うが、ウソをついているような感じ。現場のゴミ捨て場から見つかった銃は、後で凶器ではないとわかる。奪われたニックのリュックにはケータイが入っている。その位置から仮釈放中のトロイが浮かび上がり、アパートへ急行すると銃で撃ってきた。しかし彼は逃げる途中バスにひかれて死亡。リュックの中にあったのは札束。しかし中に仕込んだ染料にまみれ、使えなくなっている。ダイパック・・強盗対策用ラジコン式焼夷弾・・へえ~。日本の郵便局だとカラーボールだな。犯人に投げつけるけど、当たらなくてもかまわない。染料さえかかれば。私は窓口に座っていた時、二つ並んで置いてあるボールを、ずっとオモチャだと思っていた。使うはめにならなくてよかった。結局サムが不審な態度を取っていたのは、ニックが銀行強盗をしたせい。学校帰りに銀行を襲うってアンタ・・。他にも連続強盗が起きていて、こちらはトロイの仕業。入ろうと思っていたらニックに先を越されたため、ニックを撃って金を横取り。サムは強盗のことを言うわけにはいかず、その三日前に起きたクックに時計を取られた件で代用。彼は12歳らしいが、こういう難しい状況で懸命に頭を働かせたわけだ。自分が12歳の頃なんて・・こんなに頭回らんな。銀行で要求したのは933ドルという妙な金額。それを聞いたマディはびっくり。どうやら家賃の額らしい。銀行も検察もこんな状況なので不起訴に。しかも寄付が集まっているから母子三人の生活は何とかなりそう。私はニックの医療費が心配だけど。
6の22 覗き見
6の23 失われた休暇