ブルーサンダー
WOWOWで見た。重武装ヘリ、ブルーサンダーが飛び回り、橋の下をくぐるなど実写ならではの迫力を堪能できる。でもストーリーは・・。ロス市警のヘリ・パイロット、フランク(ロイ・シャイダー)はベトナム戦争での暗い過去かかえ、精神に問題あり・・みたいな。本人は無視してるけど。ケイト(キャンディ・クラーク)や子供との関係は?妻子?どうもよくわからんなあ。一番わからないのはフランクが巻き込まれる事件。彼は新しい相棒リチャードと組んでヘリで夜間パトロール中、不審な車を見つける。その後女性局長が殺される。犯人の男二人とは別に、あの不審な車も事件に関係しているのでは?しかし上司ブラドック(ウォーレン・オーツ)は取り合わない。そもそも事件が起きた時フランク達は仕事をさぼり、全裸でヨガをする女性をヘリから覗き見していたのだ。その後もブルーサンダーの装備を使って警官の情事を盗聴するなど、息抜きシーンのつもりだろうが、そんなことより事件の方はっきりさせてくれ!もうすぐロス五輪、テロに備えて重装備のブルーサンダー作った。でもそれは口実で実はヒスパニック系住民を攻撃するために・・局長はその企みに気づいたため殺された・・とか何とかそんなことらしい。「らしい」じゃまずいんだけどホントはっきりしなくて。一味(軍人?)の中にはコクラン大佐(マルコム・マクダウェル)もいて。彼とはベトナム時代の因縁の間柄。コクランはフランクのヘリのネジゆるめて墜落を企むなど卑怯な男。悪事がばれるとリチャードを殺させ、その罪フランクに着せようとする。もちろんフランクはあの手この手で敵を出し抜き、クライマックスはヘリでの空中戦。地上では悪事の相談を録画したテープをテレビ局に届けようとケイトがカーチェイス。無事届けるけどテレビで放映されるところちゃんとうつして欲しかった。録画と言っても熱探知によるものだし、音声も不明瞭。信ぴょう性に欠ける・・と放映にゴーサインが出るかどうか。でも最後の方でコクランがふとカーテン開けて外を見てヘリがホバリングしているの見つける。それがばっちりうつっていればテープは大スクープとなる。その部分うつっていたのかな。市街地でのミサイル攻撃はムチャな話。フランク自身ブルーサンダーであちこち破壊するし、最後は貨物列車巻き込む。派手なアクション取るか、整合性を取るか・・前者を取ったのね。