ゴーン・ガール

ゴーン・ガール

古本屋で原作買って読んでからだいぶたつ。内容忘れないうちに映画も見ようと思ったけど、2時間半もあるとやっぱりねえ。結末とかもう忘れちゃったけど読み返す気力なし。まあそのうちにね。ニック(ベン・アフレック)はエイミー(ロザムンド・パイク)と結婚して五年たつ。ニューヨークにいたけど不況で二人とも職を失い、ニックの母の病気もあって彼の故郷ミズーリに戻ってきた。ニックは双子の妹マーゴ(キャリー・クーン)とバーをやり、カレッジで教えてもいる。エイミーは父親の書く作品のモデルとして育った。本の中ではすべてにおいて完璧なエイミー。彼女が失踪し、そのうちニックが殺したのではと疑われ始める。途中から今度はエイミーの行動が描かれる。頭のいい彼女は、教え子と浮気しているニックを死刑にしてやれと綿密な計画を立てる。しかし途中で所持金を奪われたため、計画を変更せざるをえなくなる。今でも彼女を忘れられずにいるデジーを頼り、その彼を殺す。彼に誘拐され、監禁されていたふうを装う。殺したのは正当防衛だ。ニックはエイミーに復讐されているのだと知るが、世間体を考えれば妻を愛しているフリをしなくてはならない。しかしいくら何でも殺人とは・・。彼女への憎しみは恐怖に変わる。と言って家を出ればひどい目にあった妻を捨てたと非難される。おまけにエイミーは保存しておいた精子を使って妊娠する。ますます彼女から逃れるのは難しくなる。パイクは化粧している時の美しさと素顔の時のぼやけた顔立ち・・その落差に驚く。アフレックは浮気相手アンディと一緒にうつると、その顔のでかさが目立つ。1.5倍はある。キャスターのエレンがミッシー・パイル、シャロンはレネ・ルッソかと思ったらセーラ・ウォードだった。「CSI:NY」のジョーだ。弁護士タナーがタイラー・ペリー。自信たっぷりで頼りがいがありそうなところがいい。先入観にとらわれず、なるべく全体を見ようと努める刑事ボニーがキム・ディケンズ。相棒のギルピンはニックが犯人と決めつけ、それ以上考えようとしないのとは対照的。デジー役はニール・パトリック・ハウス。出演者ではマーゴに共感する人が多いようだ。私もそう。