映画
ミステリと言う勿れ
これは元はコミックらしい。テレビドラマにもなったらしい。全く前知識なしで見ているので、我路という人はどうなったの?とずっと不思議に思っていた。冒頭車が崖下に落ちて炎上するので、このために死んじゃって、代わりに整にお鉢が回ってきたのだと思ったけど違ってて。二回目見たら警察に追われてるとか。何したの?整役菅田将暉氏は「デスノート」しか見ていない。今回のような髪型だとデビューした頃の原田真二氏に似ているなあと。パッチリした目も。鼻の形は違うけど。整は19歳の大学生。菅田氏は若く見えるから全然違和感なし。一人で広島を旅行していて、汐路(原菜乃華さん)という高校生に声をかけられる。彼女は我路の知り合い。彼が手伝ってくれることになってたけどだめになったとか。それで上にも書いたけど死んじゃったんだと思ったわけです。この後は「犬神家の一族」っぽい描写になるんだけど、文字通り「っぽい」だけで終わってしまうのでアレレ?遺言書で誰か一人・・この場合だったら汐路・・が全財産を相続するとなって他の遺族が怒り狂うなんてのもなし。この場にいることにとまどっている整がおかしい。考えてみりゃバイトだと言われたけど、報酬のこととか何も聞いてない。最後まで支払われた形跡なし。さて、亡くなったのは狩集家の当主幸長。子供四人はすでに死亡。冒頭の事故がそれで、8年前のこと。子供の嫁や婿は除外されるから、遺産を相続するのは孫世代。事故の原因は弥(遠藤憲一氏)の居眠り運転とされているが、娘の汐路は信じない。殺されたのだと思っている。整にボディガードのようなこと頼んだのもそのせい。現に植木鉢が落ちてきたり、階段に油が塗ってあって転げ落ちたり危ない目にあってる。相続人は汐路の他に新音(萩原利久氏)、理紀之助(町田啓太氏)、ゆら(柴咲コウさん)の四人。町田氏は大河で公任やってるし、狩集家の顧問弁護士車坂は兼家の段田安則氏、車坂の孫朝晴は周明の松下洸平氏だ。見ていてもヘンな感じ。将軍義昭(遠藤氏)も出てるし。遺言書には蔵のことが出てくるが、映画を見終わって思うのは、あれ?結局財産は誰が相続するんだっけ?ということ。途中で、汐路が命を狙われているってのは芝居とわかる。
ミステリと言う勿れ2
整は彼女を注意深く観察していてそれに気づいた。彼女は事故が父親の居眠り運転のせいだとは思いたくない。だから殺されたのだと主張するが、誰も彼女の言うこと信じない。だから狙われているフリをする。この・・汐路の芝居がばれる頃から、私は「犬神家」的ムードからは離れてきたな・・と。いつまでたっても殺人は起きない。四人の相続人誰も死なない。殺人は起きるけど・・と言うか起きたけど一つは8年前だし、もう一つは遺産とは無関係。この、もう一つの方の殺人の被害者は幸長の世話をしていたマリの弟。彼女のような一見おどろおどろしいこととは縁のなさそうな太った気のいいオバチャンが実は・・となるのかと思ったらそれもなし。マリやってるのが松坂慶子さんだとはエンドクレジット見るまで気がつかなかった。誰だろうこのオバチャンは・・って思ってた。途中で唐突に「鬼の集」という芝居が出てきて、あれやこれやあるんだけど正直言って何じゃそれ。でも二回目見たらいちおう話はつながってたな。遺産相続なんちゃらは表向きで、正統な相続人を見つけ出して抹殺するのが目的。犯人の目星は原作知らなくたって簡単につく。自分のやったことは正しいことだと思ってる。犯罪だとは思ってない。私は別におどろおどろしいことや血なまぐさいこと期待していたわけではないので、「犬神家」的ムードからかけ離れていっても別に失望もしなかった。これを見たのはWOWOWのガイドブックに載っていた、モフモフ頭で目がパッチリしていて鼻の形がよくてマフラーが暖かそうな菅田氏の写真に引かれたからで。実際に見たらホントかわいくて。朝晩のヒゲ剃りも不要なんじゃと思うくらいお肌ツルツル。某探偵のように逆立ちしたり頭かきむしってフケ落としたりもなし。オフロに浸かっているところがとんでもなくかわいい。ラストの新幹線の中で眠ってるところなんてもう!時々ストーリーに関係ない長弁舌が入るけど・・それをけなしている人もいるけど・・それが入らないと整じゃないってことなんでしょう。私は気にしませんよ。「サスペリアPART2」の人形のこととか、ホラー映画あるある・・固まっていればいいのにバラバラになるから殺される・・もムフフだった。続編は作られないのかしら。テレビドラマは再放送されないのかしら。
テレビドラマ
ミステリと言う勿れ1
テレビシリーズの方を見ることができるなんて思ってもみなかった、ラッキー!大学生の久能のところへ大隣署から薮(遠藤憲一氏)と池本(尾上松也氏)が来る。寒河江という、同じ大学の学生が殺され、久能らしい人物が目撃されたらしい。あのブロッコリー頭は目立つからな。しかし久能は寒河江のことは知っているけど、付き合いはないし、殺すなんて身に覚えがない。そのうち彼の指紋がついた血まみれナイフが見つかり・・。久能は毎日呼び出されては聴取を受ける。他のドラマと違うのは、彼自身はほとんど動き回らないこと。関係者に話を聞いて回るとか、現場へ行ってみるとか、そういうのがない。その代わり人の話を注意深く聞き、小さなことも見逃さない。で、頭の中で推理を組み立てる。それ以外には彼はおしゃべりだ。黙っていることもあるけど、何かあるとしゃべり出す。最初のうちはいいけど、そのうちしつこいなあと感じ始める。しつこいなあと思っているとさらにしゃべり始める。これじゃ友人も恋人もできませんわな。そのうち薮の態度が強引すぎるように思えてくる。警官が犯人?それって反則ですぜ。あらやっぱり・・。まあそれは許してあげるけど、それにしたってやり方がおかしくないか?つまりなぜ久能に罪を着せようとするんだ?いくら証拠を捏造したって、彼は犯人ではないのだからそのうちつじつまが合わなくなってくる。それだったら初めから目撃者もいない、凶器も見つからない、手がかりがなくてお手上げ・・いや、借用書があったな。寒河江のところには金額のメモ。あれは結局何だったんだ?ひき逃げを起こした寒河江を誰かがゆすっていたのだというのならわかる。と言うか、久能のパソコンに借用書というのは無理なのでは?たまたま久能がアパートの鍵を落とし、それを使って合鍵を作り、忍び込むことはできる。でもパソコンのパスワードは?久能はそこらへんにパスワードを書きつけておくようなタイプではないぞ。登場した時には退職届を出そうと考えていた風呂光(伊藤沙莉さん)。ペットは死んじゃったし、仕事には自信持てないし。でも久能と出会ったせいで何とか続けていこうという気になったようで。青砥役筒井道隆氏がいい感じだ。
ミステリと言う勿れ2
巷では連続殺人事件が起きている。今回見つかったのは四体目。皆生き埋めにされたらしい。美術展へ行こうとバスに乗り込んだ久能。ところがオトヤという男がナイフ振り回してバスジャック。乗客は当然驚きおびえるが、熊田という男は久能に劣らず冷静。悪いけど今回は久能より熊田に目が行ってしまった。久能は彼のまっすぐな髪に目が行っていたけどね。そうか、久能は直毛に憧れているんだ。乗客が連れて行かれたのは犬堂の屋敷。乗客のフリをしていた坂本もオトヤとぐる。と言うか、熊田もそうだった。坂本がハヤで、熊田が犬堂我路・・ガロ。ハヤとオトヤは兄弟で、ガロとはいとこ。正直に言えばガロは妹愛珠とは仲が悪かった。でも彼は妹を殺した犯人を突き止めたい。彼女は例の連続殺人事件の最初の犠牲者。あの日彼女はいつもと違ってタクシーは使わずバスに乗り込んだ。その時の乗客の中に彼女を殺した犯人がいる。今回偶然まぎれ込んじゃった久能は別として、残りの四人の中に・・。いや、運転手を含めれば五人か。一方犠牲者達の共通点を調べていた風呂光は、彼らが同じバス路線を利用していたことに気づく。事件が解決した後で、乗客のリラがバスジャックじゃない、バスハイクでここへ来ただけと言い出すのがよかった。全員がそう言えばガロ達は不起訴になる。
ミステリと言う勿れ3
警官が踏み込んできたところで2話目はエンドなんだけど、このシリーズはちょっと変わってるな。終わったかと思うとまだ続いていたり。困ったな、見始めるとおもしろくてやめられなくなるぞ・・という感じですかね。まあ私が独身でヒマで体調も万全なら最終話まで一気見しちゃうところですが、現実はそうもいかない。さて、不起訴になったらしい三人だが、犯人が精神鑑定に回されそうになったため、護送中に襲って始末しちゃったようで。切り離した腕をなぜか久能のところへ送ってくる。1話目もそうだけど、復讐ってなかなか終わらない。犯人だと思い込んで殺したら実は違った、真犯人は別にいたとか。今回みたいに犯人は見つかったけどちゃんと裁いてくれなさそう・・ってんで自分達で始末して、せっかくバスジャックが不起訴になったのにお尋ね者になっちゃった。しかも愛珠がなぜバスに乗ったのかは不明なまま。それを知るため香川にある漂流郵便局へ。そこで彼女が書いた葉書を読んでまた謎が増える。どこかで自分の方から切らないと次から次へと果てしがない。何となく久能からガロへ比重が移ってきているように思えるけど気のせいかしらね。ガロは久能のようなおしゃべりではないけれど、それでも黙っている時の方がステキだ。永山瑛太氏の存在感は半端ない。うつる度に前髪切りましょうか?と言いたくなるけどね。ハヤ役は久保田悠来氏、オトヤ役は阿部亮平氏。
ミステリと言う勿れ4
柄本佑氏が爆弾魔。品川と大隣で続けて起こった爆弾騒ぎ。予告と暗号。わりと簡単に見つけられてことなきを得たけど、今度のは難しい。青砥には怒られるけど、風呂光も池本も久能を頼ってしまう。特に風呂光は暗号解けって言われたって困るわな。専門家でもないし。雨の中、ポテサラ目当てに外出した久能。途中様子のおかしい青年に出会う。実は彼が爆弾魔なんだけど、様子を見に行こうという途中で事故にあい、記憶喪失になっちゃった。そのわりにはいろいろ覚えてるけど。そのうち久能は彼が爆弾魔だと気づき・・。今回もずっと会話。二人の。風呂光や池本は走り回っているけど。男の名前は三船。なぜこんなに爆弾を用意できるんだろう。三回分も。仕事は何だっけ?子供の頃の久能・・母親がネグレクトらしいことがわかる。そう言えば彼、アルバイトもせずにいるな。前のエピソードでは印象派展見るだけのために新幹線で大阪へ行くつもりだったし。お金に困っていない。
ミステリと言う勿れ5
土手を転げ落ち、念のためにと入院させられた久能。いつも世話になっているからと警察が入院費負担?ありえないでしょ。ガロからの見舞いの花の中には指輪。プロポーズかよ。恋人がいるのかもとショックの風呂光。同じ部屋に人がいると寝つけないという久能だが、隣りのベッドには元刑事だという牛田(小日向文世氏)。過去の事件の話を延々して眠らせてくれない。ところがこの牛田、実はユーレイで・・。おや~ん、何だか妙なことになってきたぞ。牛田が話す相棒の霜鳥の件。自作自演にしては重傷過ぎる気も。次にライカという謎の女性が出てくるけど、彼女もユーレイ?後で違うとわかったけど、何だかちょっとヘンテコ路線。ライカ役は門脇麦さん。それにしても久能はこういう・・超常現象をすんなり受け入れるタイプには思えないんだけど。もし他の人がユーレイの話をしたら、現実にそんなことあるわけないと筋の通った理屈ひねり出すと思う。自分が当事者ならなおさら・・。
ミステリと言う勿れ6
退院した久能は、陸太という若者に絡まれる。ただ彼はああいう性格なので、陸太もうんざりして行ってしまう。巷では放火事件が続いている。両親は焼け死に、幼い子供は助かるが、ショックで何もしゃべらない。子供は皆虐待を受けていた。「炎の天使」という都市伝説サイトがあり、壁にあるマークを描くと天使が来てくれるとか。久能がこれを知ったのはライカを通じて。入院しているが病名は不明。あまり長く生きられないようなこと言ってる。クリスマスプレゼントに悩む久能がかわいい。例の天使は香音人(早乙女太一氏)。いつもシシという猫を抱いている。こういう犯罪を起こすのは、彼自身同じ境遇にいたから。陸太も同様。彼は赤いものを見ると頭が痛くなる。病院に通っているのもそのせいで、たいていサングラスをかけている。赤いものが・・と言うと「マーニー」があるな。あっちは血だけどこっちは炎かな。何か知ってるようだから始末しろ・・となって、久能はピンチに。呼び出され、夜の病院の倉庫へ行ったら・・。いつもなら傍観者で、渦中にというのは珍しい。陸太役岡山天音氏は「ある閉ざされた雪の山荘で」に出ていたな。ライカ役は門脇麦さん。もう亡くなった患者役で冨田恵子さんが出ているが、我々の世代だと声優・・それも美女専門の・・となる。中でも「ハニーにおまかせ」のアン・フランシス。他のところでも書いたが、「ハニー」が終わると彼女の声で「スマートさん、あとはあなたにおまかせね」とか何とか入って、それから「それ行けスマート」が始まるのだった。あの声・・冨田さんの声はまだ覚えています。
ミステリと言う勿れ7
陸太に襲われた久能だが、逆に彼の住みかまで案内させる。ここらへんちょっと無理があると思うが。ここで陸太が一人二役を演じていたことがわかる。香音人もシシも存在しない。きれいな室内も実際はゴミだらけ。ここらへんは「次は、心臓を狙う」を思い出させる。室内はピカピカだけど、それは主人公にはそう見えてるってだけで、実際は悪臭が漂い、ゴミだらけ。本人にはピカピカに見えてるから掃除をする必要もなく、ますます汚れるということか。陸太の場合は香音人が天使をやめ、自分が捨てられると思い込んだのがきっかけ。香音人を殺した後は一人二役。自分が彼を殺したこと、もう一人ぼっちということを認めたくなかったのか。このシリーズには子供への虐待というのがよく出てくる。久能がそうだし、後でわかるがライカもそう。陸太やライカは香音人のおかげで助かったと思っているが、他の子供が皆その後幸せになったわけではない。「炎の天使」の管理人もその一人。会いに来た香音人に思いをぶちまける。香音人のショックは大きく・・。香音人も陸太も管理人も気の毒な境遇。ライカは香音人に感謝の思いを伝えたかったが、間に合わなかった。伝えることができていたらねえ。やさしく見守り、導いてくれる喜和と出会えた久能は運がいい。それにしても猫まで冷凍ってアンタ・・。管理人鷲見役今井悠貴氏は「ガリレオ」の「離脱(ぬけ)る」に出ていた。
ミステリと言う勿れ8
久能は大学で心理学を勉強している。准教授の天達(鈴木浩介氏)に、高校の同級生の別荘でミステリー会をやるから参加してくれと頼まれる。風呂光も来たのには双方びっくり。集まったのは三人の他に別荘のオーナー蔦、市役所に勤めている橘高。ミステリーのサイトで知り合ったというデラとパン。蔦役は池内万作氏、デラが田口浩正氏。パン役渋谷謙人氏は「豊臣兄弟!」で前野長康やってる。橘高役が佐々木蔵之介氏で、もう出てきただけで彼が・・と予測つく。時々目のアップがインサートされるが、何で余計なことするかね。謎解きゲームの前座として橘高が透明人間の話するのもいいんだか悪いんだか。もっともここで久能が透明人間になれたら銭湯か温泉に入りたいと思っていることがわかる。まわりには冷やかされるが、彼の場合体に虐待の傷があるからな。まわりを気にせずゆっくりと銭湯や温泉を楽しむことは難しいのだろう。蔦の出した問題を、久能は鋭い推理で解いてしまう。ところがこれらはお芝居。ただ、久能はかつがれたとわかっても怒らず、犠牲者が出なかったことに安堵する。ここが印象的。しかし橘高は怒り出す。天達のパートナーだった喜和は五年前、ストーカーにこの山荘で殺されてしまう。ストーカー自身も死亡。二人の直接の死因は暖炉で毒のあるキョウチクトウを燃やしたため。そんなことがあれば近くに生えてるキョウチクトウを伐採しそうなものだが、今でも生えてる。とにかく犯人はわかっているのだが、犯人がなぜ秘密にしていたはずの喜和の居場所を知っていたのかは謎のまま。橘高が怒ったのは喜和殺しをゲームにするとは何事かというわけ。これはまあ人情として当然ですわな。それにしても喜和はなぜああいう花言葉を持つ絵をたくさん描いたのだろう。花言葉など気にせず好きに描いたんだろうが、それにしては枚数多いね。
ミステリと言う勿れ9
何事もなく一夜が明ける。風呂光によると、都内でもストーカー殺人が頻発しているとか。久能はゲームが続行しているような気がする。違和感があるが、それが何なのかははっきりしない。雪のため停電したが、ガスは使えるので調理はできる。カレーを作れと言われ・・。1話目から始まってその後も度々カレーは出てくる。画面に大きくカレールーの箱がうつったり、そこは民放ですな。1話目で池本がカレーそばをおごってくれたのに久能は断る。カレーライスでないとだめらしい。今回いつも彼が作っているのがジャワカレーの辛口とバーモントカレーの甘口のミックスなのが判明する。ちなみに人に手伝ってもらうのもいや。あいにく山荘にはルーはなくてスパイスだけだったけど。ああやって俳優の皆さんが熱演している間ず~っとカレーの匂いがしていたんだろうなあ。そう思うと笑っちゃう。カレーを作りながらも久能には二つのことが進行しているように思える。喜和の件・・なぜストーカーに彼女の居場所が知れたのかとか、山荘のまわりの足跡の件。実は橘高がうっかり居場所を漏らしていたのだった。もちろんうっかりと不幸な偶然が重なっただけで、橘高は悪くない。でもそのミスを彼はどんなに悔やんだことか。その後悔と親の介護などのストレスが高じて・・。蔦や天達への妬みもある。高校の頃はすべてにおいて自分の方が上だったのに・・。実はデラとパンは刑事で、頻発するストーカー殺人を調べているうちに橘高の名が浮かび上がってきた。それで蔦や天達に頼んで自分達も加えてもらって大芝居。デラは風呂光が警官だってことも見抜いていて、見かけによらず優秀らしい。しかしここからの久能の推理には驚かされた。なるほど透明人間ねえ・・。だけどそれが明らかになってもまだ橘高は誰も殺してない。ところが・・今は便利ですねえ。スマホで何でも検索できちゃう。整理すると・・うっかりミス→殺人教唆→予行演習→未遂ということね。この予行演習ですでに四人殺してることがばれちゃった。これじゃ完全にアウトです。とは言えデラ達もまさか自分達まで殺される運命にあったとは思ってもみなかったでしょうなあ。さすがの青砥も久能のこと「俺達が知らないだけで実は警視庁の学生刑事なのでは・・」と言い出すのが笑えた。
ミステリと言う勿れ10
クリスマスが過ぎて今度は正月。ライカと初詣に行くことにした久能。サッポロラーメンの塩、キャベツ入りを食べている頃はまだ余裕だったが、約束の時間が近づくにつれて緊張してきた。まさかこれってデート?お参りしておみくじ引いてたこ焼き買ってライカと半分こ。一方風呂光や池本は盆も正月もない。後でわかるが強盗殺人犯がこのあたりにいるらしい。で、はた目にはカップルとしか思えない久能達を見かけたりする。何も知らない二人は今度は焼き肉店へ。真夜中でもおなかすくのね。若いっていいねえ。店に入ったものの、中にいた父娘らしい二人の様子が何だか変だ。とは言え初めての焼き肉はおいしく・・。そのうちライカの病気は何なのかという質問から、彼女の・・と言うか千夜子の凄惨な過去が明らかになる。千夜子は性的虐待を受けたせいで人格が分裂し、多重人格に。いくつかの人格のうちの一つであるライカは、千夜子の恐怖や痛みを引き受けるためだけの存在。そのうち香音人が接触してきて、ライカは両親の始末を依頼。おかげで千夜子をおびやかす危険は去り、役目を終えた人格は次々に消え、残ったのがライカ。しかも春までかかると思われたけど回復は早まり・・。ライカが久能に接近したのは香音人を見つけてもらうためだったけど、彼と出会ったことは彼女の心にも変化をもたらした。それは久能も同様。今まで一人でいて何の苦痛も感じなかったのに。久能の変化に天達も気づく。桜の頃だから3月か4月か。山荘の件の後ですな。天達の表情が何とも言えませんな。喪失を経験した人の表情。さて話が最後まで行っちゃったけど、焼き肉店の方は父親のフリしていたのが逃走中の強盗殺人犯。両親を人質に取られた娘の沙也加は久能達に必死に「助けて」のサインを送る。それにしても何で店を開けてたの?普通真っ先に明かり消して閉店状態にするでしょ。強盗殺人犯役は堀部圭亮氏、沙也加役は志田未来さん。
ミステリと言う勿れ11
珍しいことに11話目は過去に戻る。生き埋め殺人が解決した頃。久能はバスジャックに巻き込まれたため行けなかった印象派展を見るため大阪に。おかげで今回の事件には関わらずにすむ。まだ入院もしてないからライカとも出会っていない。交差点に女性の死体。これで三人目。風呂光は芝浜署へ助っ人に行かされ、同署のエース、猫田(松本若菜さん)と組むことに。ボスの備前島は船越英一郎氏。何だか別のシリーズ見ているよう。風呂光はまだ前の事件を引きずっている。ガロは愛珠の葉書にあったジュートとは誰なのか、手がかりをつかもうと動き回る。闇カジノへ行くが、入口に用心棒もおらず、どこが闇?留美という女性に話を聞くと、愛珠は一時ここでバイトをしていたらしい。妹が何で?カウンセラーに勧められた?どゆこと?後でガロからのタレコミを受けた風呂光は、無謀にも一人でこのカジノへ来、ガサ入れに巻き込まれ、備前島にどやされる。そうだよね、何で一人で行くんだ?そもそもガロは何でこの闇カジノのこと知ったんだっけ?さて、三人目の被害者を殺した凶器のナイフから、古い血が。22年前、羽喰(千原ジュニア氏)という連続殺人鬼がいて、その17人目の犠牲者の血。彼は18件目を最後にぷっつり行方を絶ったが、また殺しを再開したのか。もっとも見ている我々は、彼が霜鳥に殺されたことを知っている。留美が殺され、彼女のスマホからガロの指紋が検出され、タレコミの件もあって彼が疑われることになるが、全然気にしてない。愛珠の遺品、寄せ木細工の箱のなかみが知りたくて、ミュージアムへ。学芸員の辻(北村匠海氏)は愛珠を知っていて、箱の製作者月岡なら開けられるのではないかと。後で辻から通報を受けた猫田達も彼に話を聞くが、疑われているのは羽喰やガロなので、辻のことは注意してない。だから彼に呼び出された猫田は何の不審も抱かずノコノコと・・。
ミステリと言う勿れ12
正直言ってあの状態で猫田が助かるとは思えんけど、まあ助かってよござんした。5話目とうまくつなげてあるな・・とは思う。辻は実は羽喰の息子で、いろいろ調べて霜鳥が父親を殺したと確信するが、警察は取り合ってくれない。それなら・・と。父親の痕跡残しておけば警察も捜査せざるをえない。でも人を殺すより週刊誌に売り込むとか別の方法もあったはず。それをせず自分までというのは、彼も父親の異常な血を引いてるってことか。一方久能は新幹線に乗っている。最終回なのにこんな離れたところにいていいんだろうか・・と思ったら。新大阪で乗って、たこつぼ弁当を食べるでしょ。で、ゴミを捨てて一眠りしようとしばらく目を閉じる。そのうちふと隣りの席の女性が読んでる手紙が目に入る。文章だけなら、他人の手紙を盗み読むなんてことはしない。でも妙なイラストが描いてある。描かれているものの名称・・頭文字の並び替え・・となって、その女性紘子(関めぐみさん)に声をかけてしまう。彼女は実の父に会いに名古屋へ行くところ。列車には育ての母サキ(高畑淳子さん)もこっそり乗り込んでいて。あれやこれやの末、久能は殺人があったことに気づく。でも紘子には黙ってる。暴いたって何にもならない。かえってみんなを不幸にするだけ。でも、精神を病んでいるという紘子の実の母が漏らしちゃうんじゃないの?でもそれらは久能には関係ないこと。で、私が何を考えていたかというと、新大阪から名古屋までの間に、たこつぼ弁当を楽しんで、一眠りしようとしばらく目をつぶって、イラストに気づいて、紘子が持っていた他の手紙の謎も解いて、いろいろ会話して・・降りるまでに全部終わるかな?ということですの。東海道新幹線にはほとんど乗ったことがないので調べてみたら・・新大阪ー名古屋間は2時間10分くらいらしい。それくらいあればできるかな・・と言うか、意外と時間かかるんだな。もっと短いかと思った。一方ガロの方は辻を拉致して全部しゃべらせる。自殺を考えていた愛珠はジュート・・辻に頼もうと思ってたが、その前に例の生き埋め殺人の犠牲に。警察につかまった辻は父親の件をぶちまけるが、信じてもらえない。そこへ・・と、5話目へつながるわけですな。ガロ達は月岡に会いにいって、彼が愛珠と結婚するつもりだったことを知る。妹にもそんな幸せなひとときがあったのか・・とホッとするが・・まだ、カウンセラーの疑問が残ってる!!あのねえ、いいかげんにしなさいよ。それと捜すなら自分達だけでやりなさいよ。何で無関係な久能を巻き込もうとするんだ?ドラマはここで終わりです。したがってこれ以降のことは不明です。シーズン2を待ちこがれている人は私を含めてたくさんいると思いますが・・無理ですかね。