エリア749
エリア749
エリア749
ずいぶんお金かけて作ってあるなあという感じ。エンドクレジットでわかるが、歳月もだいぶかかっているようだ。鉱山事故で謎の生物、ただ一人の生存者、それも一年後に死亡、母親は出産時に死亡。シャンは超能力を持つ他の子供達と一緒に749局で育ったが、いじめの対象になったため、局外へ。ツァオとスンが両親の代わり。彼は極限状態になると翼が出現する。749でかばってくれたのは念動力のあるホワだけ。いじめの記憶はトラウマになっているが、ツァオは変身しないようシャンに抑制剤を飲ませている。事故から18年、謎の生物が暴れ出す。駆除の方法もないため、シャンの能力に期待が集まり、749へ呼び戻されることに。しかし彼は英雄になどなりたくない。普通の子供でいたい。彼が受ける受難の数々は見ていて気の毒になるが、映画としてはその間ストーリーが止まっているわけで。ホワにしても念力でコップを動かすくらいで、いやもちろんそれはすごいことなんだけど、それ以上の発展はなし。非協力的なシャンを局長も持て余す。と言うか、ちゃんと向き合ってちゃんと説明していない。何となくストーリーが流れていく。ダラダラと、ぐじぐじと。見ている方はうんざりしてくる。特撮の方はがんばってる。できることは全部やってやれ、試してやれ、詰め込んでやれといった意欲を感じる。エンドクレジットでその舞台裏がうつされる。ジャッキー・チェンの映画みたいだ。空を飛ぶシーンは大変そうだ。ワイヤーで吊り下げられて。だから映画の出来が悪いなんてホントは言いたくないのだ。でもたいていの人は作り手の苦労がわかるだけに、伝わってくるだけに、ガタガタのストーリーは残念だ、惜しいと思うのだ。クライマックスの展開は派手だが、シャンの血液ポタッですべて解決しちゃうの?ミミズみたいな怪物はいいと思う。動きは速いし、余計なものがくっついていない。鳥の方は・・。戦う方はヘリコプターなんだけど、脱出装置ってついてないのかしら。シャン役はワン・ジュンカイ、ホワ役はミャオ・ミャオ、局長はチェン・カイ。中国製なので知ってる人は誰もいない。中国では公開したら酷評の嵐だったそうだが、私はそんなにひどいとは思わない。出来がいいとは思えないけど、それなりに楽しめる作りになっているとは思う。忍耐力が必要だけどね。