ガンズ&バレッツ CODE:White
マイケル・ルーカーが出ているので見た。ブルース・ウィリスはどうせお飾り的キャラだろう。殺し屋ゲイブ(ルーカー)の相棒はまだ若いカルロ。ヴェラスケス達を始末したところを、ヴェラスケスを監視していた刑事二人に目撃されてしまった。ボスのアーノルド(ウィリス)は二人を始末するよう指示。男のコシェックの方は簡単に始末できたが、女のフリン(オルガ・キュリレンコ)の方は失敗。襲った連中の中には刑事のラニアーもいた。警察内に内通者がいるとあっては、おちおち出頭もできない。殺人の疑いをかけられてしまったが、ここはひとまず逃げることに。あれこれあるのだが、思った通りウィリスはどうでもいい役。うつる度にまた座ってるぞ・・と思う。一度だけ立ち上がって銃を撃ちまくるけど、一緒にいた妻は死んだのに何で彼はケガですんだのかな?組織の大ボスと言うより、引退し損ねたジイチャン。年を取ると判断を誤ることも多くなるけど、そんな感じ。妻を殺されて頭にきて、メキシコ人の仕業・・つまりヴェラスケスの仇討ちなのは明らかなのに、ロシア人を始末したりする。ジョン・マルコヴィッチが弁護士役で出てくるが、これまた何のために出ているのやら。一方フリンは元軍人でアフガニスタン帰り。カルロはすご腕の殺し屋らしいが、彼女だって負けてはいない。ただ、いまだに戦場モードが抜けず、苦しい思いをしている。それだけに今度のように命を狙われるピンチに陥ると、かえっていきいきしてきたりして。今回キュリレンコはほとんどすっぴんで銃を撃ちまくる。つまらないストーリーや登場人物も、彼女を見ていれば何とかしのげる。いやホント、カルロのミスのせいで次から次へと始末の対象が増える。さすがのゲイブもこれっておかしいのではないかと思い始め、フリンの味方に転じる。まあルーカーだからそういうキャラでもおかしくないな。でもどう見たって最後まで生き残るのは難しそう。病気で亡くなった妻のことが忘れられず納骨堂通いしてるほどだし。クライマックスの戦いの舞台はゲイブの家。難燃性の作りで武器もたっぷり。風呂場にはパニック・ルームもあるというので期待したが、あれ?バスタブ自体がパニック・ルーム?な~んだ。ゲイブが生き残るのは予想外だったけど、まあその方が後味はいいやね。