プライスー戦慄の報酬ー

プライスー戦慄の報酬ー

父親から会いたいという手紙が届き、はるばるやってきたノーヴァル(イライジャ・ウッド)。5歳の時に別れて以来、30年たってる。てことは彼は35歳だな。ヒゲを生やしているのが何とも目ざわりだ。小学生に見えてもいいからヒゲなしでいて欲しかった。ポアロみたいなんだもん。父ブライアンの様子はどこかおかしいが・・。見ている者は本当に父親か?と思うが、もちろんノーヴァルは疑いもせず・・。彼はアーティストとして成功しているようだが、詳しいことは不明。母親は具合が悪いらしく、それもあってやってきたのか。ある時口論になり、ブライアンは包丁を振り上げるが、発作を起こしてそのまま死んでしまう。遺体は防腐処理をして戻され、たぶん母親が来るまで家に置くことに。夜になると暗くて何も見えず、見ていていらつく。妙な音がするが調べもせず、禁酒していたのに飲み始め、飲めばへべれけになる。それでいて翌朝何ともないのだから、よほど酒に強いんだろう。父親が死んだのだから、家の中を調べるとか(遺書があるかも)やることあると思うが何もしない。そのうちやっと隠し扉のようなものを見つけ、中にあったものを引っ張り出す。アルバムがあり、中を見ると子供の頃の自分や母親がうつっている。ブライアンも・・あれッ!?おかしいぞ・・となって、本物のブライアン(マーティン・ドノヴァン)が地下に幽閉されているのを見つける。あの妙な音はブライアンが立てていたのだ。どうやら彼と、発作で死んだゴードン、それとジェスロの三人で金持ちの娘を誘拐。身代金をせしめるが、ブライアンが裏切って一人じめ。金のありかを吐けと幽閉され、拷問され。しかしその金は残らずノーヴァル母子の生活費に消え、一銭も残っていない。母子はいい暮らしをしていたようだが、ノーヴァルはなぜこんな暮らしができるのか疑ったことはないらしい。ブライアンが手紙を出したのは親子三人でやり直したかったからのようだが、過去がそうさせてくれない。この後は動けないブライアンに代わってノーヴァルがジェスロやその仲間と戦うはめに。でも画面が暗くて何がどうなってるのかさっぱりわから。ラストも・・ブライアンが助かるのか死ぬのかよくわから。関係ないけど誘拐した娘はどうなった?あの三人じゃ金だけ取って殺しちゃったのでは?