ザ・スパイ ゴースト・エージェント
ユースというのがあって、そこの生徒は孤児。訓練を受けた後、世界中に散らばり、その日が来るまで素性を隠して暮らす。どことなく「ソルト」風味。彼らにはそれぞれパスワードがあって、それなしには相手と話さない。スケボー店をやってるアンドレイ。ある日死んだはずの父ロダン大佐から電話が来た。彼はユースの創設者か。エコ会社の広報マーシャもユースの仲間。ロダンの言うユースの危機とは?彼はなぜ死を偽装した?もちろん二人で行動するうちにアンドレイとマーシャには愛が芽生え・・。まあいちおう文章書いてるけど、実は何が何だかさっぱりわからない。最初は情報庁のカターエフ将軍が敵に思えるが、それにしては・・。アンドレイは父と再会するが、電話はしてないと言う。結局何で死を偽装したんだっけ?ユースを危機に陥れる敵をあぶり出すため姿を現わしたんだろうが、15年も死んだフリというのは長すぎないか?そのうちマーシャが怪しく思えてくる。彼女は最初は使命に燃えていたけど、ロダンがユースを見捨てた、裏切られたと思い始める。今の彼女は金で動いている。同じユースのポポフを色じかけで裏切らせ、会見の場で騒ぎを起こし、ロシアへの恐怖をあおり、クライアントの競合相手に手を引かさせる。はあ・・何だかわかったようなわからないような・・。結局黒幕はクライアント。アンドレイからパスワードを聞き出せば、どんな命令にも従うエージェント網が手に入ると。アンドレイはユースでは劣等生だったが、記憶力だけはいい。今は忘れているが、父親からパスワードを聞いてるはずなのだ。マーシャ達はロダンから聞き出すつもりだったが、カターエフが狙撃して阻止。死んだのかと思ったら後で生きているとわかる。何でロダンがいつの間にかカターエフのところにいるんだ?アンドレイはマーシャが妊娠していると知って驚く。あの時の・・ってまだ数日しかたっていないと思うが。誰もがポポフの子では?と思ったことだろう!アンドレイ役アレクサンドル・ペトロフは、マーク・ウォールバーグとジェイク・ギレンホール似。いつもへらへら笑っているような顔つきなのが珍しい。マーシャ役スヴェトラーナ・ホドチェンコワは、「裏切りのサーカス」に出ていたらしい。映画はロシア製だけあってモタモタと長い。もっとそぎ落とせばいいのに。