インナースペース
「ミクロの決死圏」のコメディー版だろうというのが見る前の予想。スピルバーグがかかわってるし、さぞや・・と思ったんだけど。「ミクロ」から20年くらいたってるから、技術が進歩してさぞや・・と思ったんだけど。人体の中というのが見せ場になっていない気がする。追いつ追われつのドタバタの方がメインなんだろう。タックは潜航機ごとミクロ化され、ウサギの体内へ入る予定だった。ところがジャックのお尻に注射されてしまう。ノイローゼぎみのジャックは、体内から聞こえてくる声にびっくり。タックの恋人リディアに会うと一目ぼれ。とにかくタックが元に戻るには二枚のチップが必要。悪人達もチップを狙っている。タック役はデニス・クエイド。お兄さんがランディなのね。知らなかったわ。ランディは好きだけどデニスはあんまり好きじゃない。今回は操縦席にいて動きが少なく、さぞストレスがたまったことだろう。タックは向こう見ずでアル中で、とてもじゃないけどこんな重要な任務まかされるはずはない。コメディーだからまかされるのであって。リディア役メグ・ライアンは今どうしているのか。50近くなってあまり使い道もなく・・。スクリーンにうつる時は目尻のシワ隠れるようヘアスタイルに気を配って・・。この映画の頃は光り輝いている。でもタックと結婚したらリディアは絶対苦労する。ジャックと一緒になった方がまだマシ。でも胎児がうつって・・タックの子供宿しているのじゃジャックに勝ち目はない。ジャック役マーティン・ショートは知らない人。かわいい感じで、デニスより年上だなんて信じられない。他にケヴィン・マッカーシー。「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」で有名らしいが見たことなし。私にとってはどうしても昔いろんなテレビ番組にゲスト出演していた人・・だな。「遊星よりの物体X」や「水爆と深海の怪物」のケネス・トビーが出ていたらしいが気づかなかった。DVDにはコメンタリーもついていたようだが、暇がなくて聞かずに返してしまった。失敗失敗。あと「ブルース・ブラザース」や「メイフィールドの怪人たち」のヘンリー・ギブソン。調べてみたら彼去年亡くなっている。何か妖怪みたいな人で、決して死なないようなイメージあったんだけど。今年のアカデミー賞の追悼集で出るかと思ったら出なくて・・がっかり。ちゃんと追悼してよ。