アウェイク

アウェイク

こういう内臓系のは見たくないんだけどヘイデン・クリステンセンが出ているからな。全身麻酔がうまくいかなくて、体は動かせないのに意識はあるという・・痛みを感じても動けないという・・あんまり想像したくない状況に。しかも自分を殺す相談してる~!クレイ(クリステンセン)は父のあとを継いで大企業を切り回す忙しい日々。母リリス(レナ・オリン)の秘書サム(ジェシカ・アルバ)とラブラブだが、結婚を言い出せないでいる。彼は心筋梗塞で倒れたことがあり、医師のジャック(テレンス・ハワード)とはそれ以来親しい友人。彼は特殊な血液型なので、心臓移植も先延びになっている。意を決してサムとのことを打ち明けるが案の定反対される。しかし彼はサムと結婚、おまけにドナーも見つかった。リリスは一流の名医ジョナサンに担当させようとするが、クレイはジャックにやってもらうつもり。手術の途中でジャック達の企みを知るが後の祭り。幽体離脱した彼は次々に記憶が蘇り、神のようにすべてがわかる。これって「ミディアム」でプッシュがやろうとしたことで、おまけにジョナサン役はプッシュやってたアーリス・ハワードじゃないか!ジョナサンは尊大な自信家に見えるし、クレイには母と特別な関係に思えたけど、こうなってみるとすべて母の言うことが正しかった。移植された心臓は機能せず、バイパスによって(心臓なしで)生きてる状態。母親の勘で企みに気づいたリリスはジョナサンに電話し、自らは自殺。彼女なら血液型が同じだから心臓を提供できる。ジョナサンは間に合うのか!まあいろいろ無理のある設定だけど、そこは母が子を想う、それこそ命を投げ出してまで救おうとする強い気持ちで押しきる。実はクレイはリリスが夫を殺すところを見ていたとかいう過去は余計だと思うけど、ここで「サスペリアPART2」を思い出したのは私だけでしょうか。多くの人はチャーミングなアルバを見て楽しむんだろうけど、あたしゃオリンとアーリスの中年カップルの方に目が行きました。サムとクレイのイチャイチャベタベタにはうんざりんこ。またイチャイチャかよ~と、何度思ったことか。ところでドナーの死因は射殺と聞いて思いませんでした?あらかじめ目をつけておいて、サムが首尾よく妻におさまったらその人を殺して移植手術へという段取りだったのではだってあまりにもタイミングよすぎますがな。