オデッセイ

オデッセイ

WOWOWでやったのを今頃になって見た。民放で放映されたのは、火星の大接近が話題になってるからか。火星で作業中のアメリカのクルー。大規模な砂嵐に突然襲われ、任務を中断。母船ヘルメスへ戻ろうとするが、ワトニー(マット・デイモン)が風で飛ばされてしまう。信号がなく、死亡したものとみなされ、クルーは地球への帰途につく。しかし・・ワトニーは負傷しながらも生きていた。火星に一人取り残されたわけだが、しばらくすると生き延びるための算段を始める。彼は植物学者なので、ジャガイモの栽培を始める。排せつ物を肥料にし、水を作ろうとして吹き飛ばされたりする。体を動かし、数字を相手にし、くよくよしない。次に人間が火星へ来るのは四年後だ。地球では彼の葬式もすんでる。それが引っくり返ったのは衛星写真。NASAの交信担当パークが気づいた。ワトニーは生きてる、何とか救出の手段はないかとみんなして知恵をしぼる。ヘルメスのクルーはかなり後までこのことは知らされない。彼らはワトニーが生きてると知れば動揺し、戻ろうとするだろう。一人を助けるために五人を危険にさらしていいものか。救援物資だけでも送ろうと無理な打ち上げを行ない、失敗したりする。一方ワトニーの方はジャガイモの栽培ができなくなり、食糧危機に。最後は救出されるとわかっていても、見ている人を飽きさせないよう次々にピンチが・・。後半になると頭の悪い私には何がどうなっているのかよくわからない。原作は読んだけど、あらかた忘れてしまっている。ヘルメスが火星へ引き返し、いきなり七ヶ月も過ぎ、いよいよクライマックスだ。ここでも最後の手段は爆弾だ。今回はうんと規模が小さいけど。船長ルイスはジェシカ・チャスティン。「インターステラー」では私を置いて行ったと恨んでいたけど、こっちは反対ですな。ヨハンセンがケイト・マーラでマルティネスがマイケル・ペーニャ。この二人は「ザ・シューター/極大射程」で共演していましたな。NASAの長官がジェフ・ダニエルズ、他にキウェテル・イジョフォー、ショーン・ビーン。ベネディクト・ウォンは太って、「サンシャイン2057」とは別人のよう。クリステン・ウィグは「ゴーストバスターズ」の人か。あと、NASAでメガネかけてる人は「シャーロック」のアンダーソンことジョナサン・アリスですな。