アポロ13
WOWOWで見た。2時間以上となるとどうしても腰が引けて・・今回やっと。1995年製作だからトム・ハンクスはまだどでーんとなる前。「スプラッシュ」の頃のういういしさがまだ残ってる。他にビル・パクストン、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス。ここらへんは主役級の人がずらりで何とも豪華。ハンクスの妻役がキャスリーン・クインラン。1968~1970年頃の話なので、服装、髪型、化粧が今と違う。特に化粧はつけまつ毛だのアイシャドーだの、今見るとケバい。でも当時はそれが普通だったんだよな。クインランはエリザベス・テイラーに似ているな。パクストンはいかにもアメリカン・・強さと弱さが同居している。ベーコンは一匹狼風、シニーズはいつも何かに乗り遅れて脚光を浴び損ね、ハリスは冷静沈着で頼もしい。ハンクスは目立って強くはないけど、終わってみれば一番余裕こいてる。みんなそれぞれの持ち味を十分出してる。逆に言うと意外性が全然なくて。脇役でローレン・ディーン、クリス・エリス、そして監督ロン・ハワードの弟クリント。アダム・サンドラーの映画でスタンドからヤジを飛ばすおっさんとか、そんな役ばっかで。でも今回はNASAの一員でちゃんとセリフもあるし何度かうつるし。横から見ると半月状態。生え際が12時方向まで後退している。トゥエルブオクロックハイ!・・って何のこっちゃ。これが15年前だとすると今は?1時?2時?それとも満月?でもいいのだ・・私にとってはクーパースミスは永遠です!DVDいつになったら出るのかしら、いいかげん待ちくたびれたぞッ!内容全然書いてないけど、他の人が書いてるからいいよね。私この事故のことはよく知らない。新聞で読んだかもしれないけど覚えてない。セットや特撮はよくできてる。でも司令船、支援船、月探査船・・何が何だかさっぱりわからない。酸素がなくなるってのにぺちゃくちゃぺちゃくちゃ・・あげくの果てはどなり合いのけんか・・バッカじゃね~の!こういうのがそばにいたらいやだわ~、こら~私の酸素使うな~って思っても宇宙じゃどっかよそに行くってわけにもいかないわ~。最後はもちろん無事帰還できてやれやれだけど、さほど感動しない。お金かけてしっかり作ってあって見ごたえはあるけど、なぜか私のハートには全然響いてきませんでしたとさ。